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数字はわかりやすいのか?

今日の中3の授業の論説文の話題です。

数字を結論として捉えれば議論の余地がなくなり効率的である。テストで60点なら80点を次は目指せ。視聴率が悪ければ次は高視聴率を狙え。その仕事がどんなものかわからなければ年収を聞けばいい。確かにスパスパッっと答えが出てきますね…。

筆者の語るこの「数字信仰」で生まれる弊害というのが、人間同士のコミュニケーションやそれぞれの感性の欠如。多種多様な一人一人の存在価値が見失われると言っています。これは、いわゆる受験を偏差値至上主義で語ることにもつながっていく考え方のような気がしますね。

本当に、生きる意味とは何なのでしょうね?生徒たちにわかりやすいように置き換えるなら、『受験する意味』って何なのでしょうか?

数字だけで測られれば自分の大切さが置き忘れられたと感じる。しかし学校側からすれば、多くの子ども達の能力をある程度平等に測るために何かしらの基準が必要で、それが試験であり偏差値である。もちろん、その子たちの個性も見ていくために、特に帰国子女受験では面接が課されるわけですが。

答えは出ないまま、日々の指導に追われる自分ですが、いつでも問いかけることだけは忘れないようにしようと思います。

白間

上田紀行「生きる意味」より

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