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「自分なりの正解」を見つける

「13歳からのアート思考」という本を読み直した。
半年ぐらい前に一度読んでから今、再び読んだ。
新しい本を買って読むのもいいんだけど、時々、今まで読んで来た本について総復習というか、一気に読み直したい気分に襲われる。
今がそのタイミングだった。
たくさんの自己啓発だのビジネスだの方法論だのを書いた本が出ているけれど、いろんな本を読んで行く中で古典に行き着いてしまったので、
結局、人間の原点的なものは古典が教えてくれるんだなとわかって、方法論だのにいつまでもしがみつくのはやめようと思った。

「13歳からのアート思考」は、芸術家の作品を眺めながら自分の考えたことをアウトプットしつつ、いろいろな見方があることを教えてくれた。
僕は美術館や博物館に行くのが好きと何回か記事にもしてきた。
1つ1つの作品と向き合って、いろんなことを想像したり考えたりするのが好きだし楽しい。
「正解はない」ということをアートは教えてくれるんだなと思ったし、そこに惹かれるのはなぜなのか少し考えてみる。

それはたぶん、今まで(といってもまだ20数年しか生きていないけど)1つの正解を追い求めるということにすごく嫌悪感を感じてきたからだと思う。
普通ってなんなん?
あなたの普通と私の普通が違うことってたくさんありますよね?
仕事だって進学だって趣味だって生き方だって人の数だけあるんだってことを気づかせてくれた。
もっと自分を大事にしようって思った。
この本を読んでから見に行った企画展は、読む前よりも充実した時間になっていると思う。



今日も読んでくださりありがとうございます!