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ゲストハウスをDXするポイント無料編

日本でゲストハウスが誕生したのは1980年代とされています。
1970年の大阪万博をきっかけに、多くの観光客やバックパッカーが日本に訪れるようになりました。そのころから、小規模でアジアを中心に広まったゲストハウスと、大規模なビルのような作りで欧米を中心に広まったホステルが日本にも登場し始めたのです。
その後、ゲストハウスは2020年に日本で2,500軒になるまで普及していきました。京都や東京など観光客が多く訪れる場所に集中しています。

そんなゲストハウスも、利用しづらければ他のゲストハウスに淘汰されて消えていってしまいます。
今後も増える観光客を見越して、勝ち抜けるゲストハウスに必要な”DX”をご紹介していきます。


1. ゲストハウスの差別化ポイント

数多くのゲストハウスの中でお客様に楽しんでもらい、また来たいと思ってもらえるようにするには差別化ポイントがあることが重要です。

また、旅行支出のうち半分が宿泊費といわれます。稼働率が高いことにより、売上が大きくなり人気で収益性の高いゲストハウスにすることができます。
地域や年代によってターゲットを絞り他のゲストハウスとの違いを印象付けることで、話題のゲストハウスを作りましょう。

差別化ポイント(1) ニーズの把握

顧客の年代やゲストハウスのある地域によって、ニーズは異なります。
例えば、20代であれば同じゲストハウスの宿泊客やスタッフと会話を楽しんで交流を深めたいかもしれません。
逆に50代であれば静かに旅行を楽しみたい場合もあります。

地域で考えても、東京であれば賑やかで楽しい夜を楽しみたい人が多いでしょう。
長野のような自然豊かな地域であれば、星を眺めてゆったりと過ごしたい人もいるかもしれません。

そのように、ターゲットとする世代や地域によって何を求めてやってくるゲストが多いのかを考え、その欲求を満たすサービスを提供できることが鍵になります。

そして、ビジネスですからサービスをただ提供するだけでなく、
効率的なサービスをコストパフォーマンス高く運用していく必要があります。

例えば、東京・渋谷近辺で若者をターゲットにしたゲストハウスを運営する場合、宿の準備や清掃など単純なオペレーションは必要最低限にし、それ以外の時間をゲストとのコミュニケーションに充てるのです。

どんなスタッフでも負担なく運営できるよう簡素なマニュアルを用意し、コストを抑えながらもゲストのニーズに十分に応えられるゲストハウスが完成します。


差別化ポイント(2) 利便性の追求

観光客が何よりも求めるものは利便性です。
旅行先で困ることがなく安心して旅行ができれば、それだけで満足度は上がります。
その便利さの中でも必要な要素が”DX”です。
インターネットで事前に予約ができたり、宿泊中にゲストハウスにいなくてもゲストハウスと連絡がとれたり、決済がスムーズにできたりすれば、旅行に集中することができるでしょう。
他のゲストハウスと比べたときに便利だと実感してもらえればしてもらえるほど、リピーターが増えて収益性の高いゲストハウスになるでしょう。


2. ゲストハウスでDX化すると良いこと

ゲストハウスでDXを推進すると良いこととは何でしょう。
便利であるということもありますが、それだけではありません。
スタッフ目線でもミスがなくなり運営を楽に行うことができるようになります。

ダブルブッキングを防ぐ

今では当たり前になってきていますが、予約システムを導入すれば同じ日に同じ部屋を2組以上が予約するダブルブッキングを防ぐことができます。
ダブルブッキングが発生すると、旅行客の宿泊先がなくなり、ゲストには相当な負担をかけますし、ゲストハウス側にも代替の宿を探す労力と費用が発生します。
ダブルブッキングは何があっても避けておきたいトラブルです。

人件費が削減できる

システムを使うことで、これまで人手で行っていた管理をする手間が省けます。顧客情報を管理する場合はセキュリティのリスクを回避することもできるようになります。
スタッフの仕事を軽くすると、その分ゲストと過ごす時間やゲストハウスの清掃・企画に時間を充てることができるようになるので、生産性も上がり大変効果的です。

リピート率がアップする

前述しましたが、他のゲストハウスとの差別化を行いより便利な場所だと実感してもらったり、それが口コミで広がったりすることにより、2度目以降も訪れるゲストが増えていきます。
まるで実家のようにゲストを迎えられるようになると、スタッフもゲストハウスへの愛着が湧き、離職率が下がって定着率が上がっていきます。


3. ゲストハウスでできる無料のDX・デジタル化

具体的にゲストハウスでデジタル化できるシステムや仕組みにはどんなものがあるでしょうか。簡単に始められる無料のものをご紹介します。

SNSでの集客・予約受付

ゲストハウスの利用客はSNSを頻繁に使う層が多いです。
そのため、SNSによる集客は一段と効果的です。
イベントキャンペーンの告知、地域の魅力の発信、周囲の店舗とのコラボレーションの企画など地域性や特色を活かしたマーケティングができます。

それ以外にも、SNSから予約できる入口を設けることで、専門サイトを介さずに予約を受け付けることができます。
SNSでのマーケティングに力を入れてみてはいかがでしょうか。

オンライン会議ツール

オンライン会議ツールはもはや子どもでも授業で使う時代になりました。
ゲストハウスを運営する上で、同じ時間にスタッフが集まることは少ないです。
そのため、スタッフ同士のコミュニケーションが希薄になりがちです。
そこで、週次・月次のミーティングをオンライン会議ツールでやると移動時間や資料印刷が不要になり、大変便利です。
スタッフの気づきや運営の工夫を共有して、より良いゲストハウスづくりを目指しましょう。


今回はゲストハウスの運営に必要な差別化ポイントとDX導入のコツをご紹介しました。
昔ながらのゲストハウス運営をしたいのにデジタル!?と思う方もいるかもしれません。
しかし、これから日本における労働人口が減る一方で観光客を増やしていくためには、業務の効率化は不可欠です。

さらに、海外では日本よりもデジタルが発達しているため、日本での旅行に不便さを感じる人も多いといいます。

これからは通常の業務を最小限に簡略化・デジタル化して、ゲストと過ごす時間をもっと大切にしてみてはいかがでしょうか。
まずは無料で試せるツールから試行して、
DXに取り組んでいるゲストハウスをアピールしてみてはいかがでしょうか。


(ライター mayukoko)

いかがでしたでしょうか。
素敵なゲストハウスを作り上げるためにできることは
工夫次第でいろいろありそうですよね!
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