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家族の死を考えた、火曜日。

こんばんは。

今日は入社してずっと提案したかった
クライアントと、
ようやく繋がることができて、ほっ。
嬉しいし、すごいやりがいを感じた。

提案頑張るぞ。よしよし。

在宅勤務をしながら、
よく、ふと、考えることがある。

私の家は、以前も書いたとおり
自営業で、今父の病院を手伝うため
母も家を空ける日がある。

高齢の、認知症の祖母が
1人にならないように、
コロナが落ち着いても、母がいない日は
私が家で仕事をしている。

1階が、祖母の居住スペースで、
もともと私は3階で仕事していたけれど

祖母のことを考え、今では
すぐに行けるよう、2階で仕事をしている。

高齢の祖母、
そしてわたし。2人で家にいることが
多くなればなるほど、

今、もし祖母が倒れたら

どうしたらいいんだろう。

そう、不安になることが度々ある。

大きな病気はしていないが、
高齢の祖母が、
いつどうなるかなんて、誰にもわからない。

会社に出社して働いている時は、
そんなこと、考えていなかった。

どこか、他人事みたいで、
きっと、大丈夫だろう、そんな気持ちだった。

私は、いつまでも
母と父の子どもでいる気分なんだと思う。

きっと2人がなんとかしてくれる。

そんな気持ちでいた。

でも、在宅勤務を始めて、
家族と過ごす時間が増えるようになり、

祖母が歳を1つとるたびに、
父も母も、老いていくという、
そんな当たり前のことに気付いた。

母は料理の際に、
うまくいかないとイライラするし、
父はよく、
何もないところでつまづくようになった。

私だってそう、
テレビを見ていて、
芸能人の名前が浮かばなくなった。

父と母が分からない、
画面に映る男性の名前を、
私ですらもう、わからないのである。

少しずつ、
家族は歳をとっている。

だからこそ、1日1日を大切に
過ごすべきだと感じる日々。

もちろん、
家族だからって、すべてを
賛成しなきゃいけないわけじゃない。
すべてを優先しなきゃいけないわけじゃない。

でも、
後悔したくないんだ、そう思う。

おばあちゃんがもし、倒れたら、

私どうしたらいい?

今日、夕飯後のお茶を淹れながら、
換気扇の前でタバコを吸う父に、
思い切って、そう聞いた。

「そうだな。まずは、救急車を呼ぶこと。
それから、俺が病院にいる時間なら
病院に電話。それから(母の名前)。
あとは(兄の名前)、
(叔母の名前)さんだな。

電話に出られる人に、まず
助けを呼ぶんだ、わかった?」

そう、かみしめるように、父は言った。

「そうやってな、
そういうこと
考えられるようになったのは
大人になった証拠なんだぞ」

父は、お茶を飲みながらそう言った。

少し、ほっとした。
そんなバカなこと言うんじゃない、
そう怒られると思った。

家族の死が、どんどん
身近になる。

こわいことだけれど、
でも、すこし、
在宅勤務のおかげで、そのことを
気付けた。

私は明日も、家で仕事をする。
仕事をしながらも、
家族を想える。心の隅に家族がいる。

明日も頑張りましょう。

どんな働き方であれ、
1日1日を大事にしたい。

ちなみに今日は、
映画 孤高のメスを見ました。

今の私にタイムリーな、
命を考える、とてもいい映画でした。

明日も生きてくぞー!!!!
頑張って働くぞー!!!えいえいおー!!

家族と離れて暮らす皆さん、
電話でも、LINEでも、手紙でも
なんだっていい、

家族を想う、その気持ちを
届けてあげてください。

では!おやすみなさいませ。

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