一喜一憂しないで心の安らぎを得る方法

どうしても
結果に振り回されてしまう。

うまくいくとテンションアゲアゲ↑なのに
ちょっとつまずいただけで、
この世の終わり↓のような気分になる。

いつも挨拶を返してくれるあの人。
たまたま返事が無かっただけで
嫌われてしまったのではないかと
一日中気が気じゃない。

そんな経験ありませんか？

人間たるもの気分の上下はあります。

ですが、それがあまりにも激しかったり
ささいなことで上下してしまっては
エネルギーが無くなってしまいます。
まるでガス欠の車のように。

ということで今回は、
「些細なことで
一喜一憂してしまうのはなぜ？」
というテーマでお伝えします。

世の中ほとんどがグレー

今回の内容を理解いただけると
結果や正解、相手の反応にこだわらなくなり
些細なことで一喜一憂をしなくなります。
結果、心身が健全になれます。

今回のテーマの結論を一言でいいますと、
「一喜一憂の原因は両極端な思考であり、
手放すことでグレーゾーンを
許容できるようになる」
です。

ここでいう両極端な思考とは、
”はい”か”いいえ”、”正解”か”不正解”
”善”か”悪”、”成功”か”失敗”といった
2つの解しか無いといった考え方です。

ゼロイチ、ゼロヒャク、白黒、二元論
とも言われています。

ですが、この世界ひいては人間そのものも
グレーなものです。
グレーゾーンを許容しましょう。

と言われて、
「それが出来たらこんなに困ってないよ！」
というのが、あなたの本音かと推察します。

なぜグレーゾーンを許容できないのか？
なぜ両極端な思考になってしまうのか？

その根本原因のベールを
明らかにしていきましょう。

本題１.両極端思考のはじまり

両極端思考のはじまりは
幼少期の親子交流関係にありますが、
その詳細を解説する前に
知ってほしい前提条件があります。

子供は100％親に従順である。

これはどういうことかというと、
子供は親から衣食住を与えられなければ
生きていけませんよね？
要は親に依存している訳です。

そして、依存先からの見捨てられ不安を
抱えています。
見捨てられてしまうと生理的欲求を
満たせなくなりますからね。

ゆえに生存戦略として
子は親に愛されようとする訳です。

このルールをよーく覚えておいて下さい。
生きづらさ・毒親問題の根本原因を
理解するうえで最重要事項となります。

微妙な例えになってしまいますが、
会社で保身のために
上司に媚びるようなものです。

本題2.正解を求められ続けることで…

毒親といわれる親の特徴として
過干渉・注文が多い・支配的
という特徴があります。

こういった親に育てられた子は
どうなるでしょう？？？

先ほどのルールを思い出してください。

「子供は100％親に従順である」

子は親に愛されるため
親の注文に応え続けます。

更に間違っていると
親にダメ出しをくらってしまいます。

「なんで言ったことがわからないの！」
「どうして出来ないの！」

あなたも一度は
言われたことありますよね？

この親からのジャッジが日常的になると
子は親にとっての正解を達成することに
執着してしまいます。

・親にとっての正解
＝愛される＝見捨てられない＝生きられる

・親にとっての不正解
＝愛されない＝見捨てられる＝生きられない

このような公式が子供の脳内ルールとして
創られるわけです。

そしてあなたは今現在もこのルールを
採用してしまっている。

これが両極端思考の根本原因となります。

本題1.の微妙な例えの続きで言うならば、
クビを切られまいと
パワハラ上司の要求に
従い続けるようなものです。

本題3.グレーゾーンを許容するには？

両極端思考になってしまった
原因はわかった。
そして、グレーゾーンを許容する
というのも頭ではなんとなくわかる。

ではどうすればグレーゾーンを
許容出来るようになれるでしょうか？

まずは、自分の価値観を取り戻すことです。

それには自分の感情・感覚を
全肯定することが重要となります。

どんな時でも自分で自分を肯定できる力
です。

親に支配されてしまってた子供は
この力がものすごく弱いのです。

ですので、初めはこの力をつけることに
集中しましょう。

先ほどからの例えを使うと、
副業などで自分で稼げる力をつければ
パワハラ上司に逆らってクビになっても
問題ないといった感じでしょうか。

まとめ

両極端思考を持ってしまった根本原因は
毒親の過干渉によるもの。

そこで創られてしまった脳内ルールが
今でも採用されており
生きづらくなっている。

グレーゾーンを許容することで、
結果に執着することはなくなり
過程にフォーカスできるようになる。

その結果、
やるべき事を振り回されずに
積み上げられるようになり
心の安らぎを得ることができる。

はじめの一歩

本題3でお伝えした

どんな時でも自分で自分を肯定できる力

この力をつけるために
まずかんたんに出来ることは、

自分の感情を素直に感じて受取る

ということです。

これはポジティブ、ネガティブ問わす
自分の感情を感じありのままジャッジせずに
受け取ることに意識を向けてみてください。

これが自分を肯定することに繋がります。

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