マガジンのカバー画像

酒の肴におひとつどうぞ

20
酒場に飲みに来た方が、なにかまかり間違って応援したいと思ってくれたときに、お席代をいただく代わりに提供できるなにかをつづっていくノートです。 気づき・つぶやき・考えたことを中心… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

任せるということ

酒場の店主を月曜日と金曜日に週替わりで違う人にお願いしている。

それぞれの持ち味で場をつくられるので、非常に勉強になるし、なにより一参加者になれるので面白い。

その場を任せる、ということを最近よく考えるようになった。先駆者的に場を作り、人にパスすることが多くなってきたからかもしれない。今年で6年目になる地域おこし、も定住するつもりがなければ、できることといえば「場」を作り、引き継いでいくという

もっとみる

世界に夢をはせる

「EMSの参加者をたどれば、世界一周できるんじゃない?」

今日、そんな話が出た。

その瞬間、たしかに僕の血潮は波打ち、エネルギーが高まるのを感じた。

それは、面白そうだなぁ、と、見えてなかった世界が見えたような気がした。

来年度、職業を旅人にしようと決めている。あんまり見えないかもしれないが、これでもかなりビビっているし、先行きは怖い。これだけ「型を破りたい」とか「新しいことをしたい」と言

もっとみる

やってみようという雰囲気

人は、楽しいと自然と前を向く。

顔が上がり、エネルギーが湧いてくる。

すると、何かをやってみたくなる。
何かを動かしてみたくなる。
何かを考えてみたくなる。

某携帯会社のCMは、「やってみよう!」という全面の楽しさを表現したものだった。

なにかをしてみたいと思ってもらうには、楽しい場が一番なんだと思う。

楽しければ防御が解ける。防御が解ければ肩の力が抜け、腕が自由になる。

自由になった

もっとみる

場を信じるということ

「教育」という仕事に携わっているので、最近企画をファシリテートすることが多くなってきた。

企画をする、でもなく、企画をこなす、でもなく、企画をファシリテートする。

主体は生徒たちだからだ。

企画をするためには、「状況」「目的」から概算して必要なものをそろえ、スケジュールを管理し、現実に合わせていくことが求められる。企画をこなすためには、主催者が何を意図して、どうしたいかを考えながら、どう回る

もっとみる