任せるということ

酒場の店主を月曜日と金曜日に週替わりで違う人にお願いしている。

それぞれの持ち味で場をつくられるので、非常に勉強になるし、なにより一参加者になれるので面白い。

その場を任せる、ということを最近よく考えるようになった。先駆者的に場を作り、人にパスすることが多くなってきたからかもしれない。今年で6年目になる地域おこし、も定住するつもりがなければ、できることといえば「場」を作り、引き継いでいくということしかできない。

その場がよい場になるかどうか、ちょっと分かったことがある。

その場を作る、中心になる人に「任せる」ということである。

その人がその人の持ち味をどんどんと次から次へと発揮できるように場を整えることが「任せる」ということなのだろう。

介入をするわけでもなく、自分が回すわけでもなく、ただただその場にいて、その人と一緒に楽しんでいく。

それが、自然とできるような場に設定する。

教育もおんなじだろう。

さて、僕はどれだけ子供たちに「任せ」ているだろうか?

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