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キャパオーバーした時の2つの対応方法

個人事業主で生きていると、仕事を依頼してくださるお客様がいることが大事になります。どのお仕事でもそうですが、誰かのお役にたってそれに対価を払ってくださる存在が必要です。

お客様がいなくなったら終わりで別の方法を考えないといけません。が、いくらお仕事といってもどんなお客様ともうまくいくわけでもありません。契約にいたらなかったり、途中解約ということも何度もあります。

幸いなことに複数のお客様が定常的についてくださると、今度は、自分の限られた時間をどう使っていくかが重要になってきます。これまで1つの案件に時間をかけて下準備して取りかかれたことが、できなくなってくるからです。

忙しくなって時間の制約が厳しくなってくると、精神的な余裕がなくなって、ミスをしたり、ボケたこと言ってしまったり、お客様をむっとさせたりすることにつながります。

社会的ニーズが元々高かったり、環境変化によって急にあがったりすると、提供側である個人事業主側がキャパオーバーになります。それに対して増員、仕組み化、代行・外注など選択肢をとらないと自滅してしまいます。

実際、NPO向けのホームページ制作やシステム開発を提供している個人事業主が、急騰したNPOの需要に対応することができず自滅したケースは過去に何度もみてきました。

NPOは資金的に厳しいところが多いので、支払い条件を上げることができないことが多いです。そのため、提供側も増員、仕組み化、代行・外注といった投資をしても回収できる見込みがありません。

NPOをお客様にしていると勘違いしがちですが、あくまで個人事業主は営利活動なので、こうしたNPOの考え方のサイクルに飲み込まれてしまっては持続しません。

キャパオーバーだけどがんばった末に何かを手にすることができたらいいですが、だいたいがメンタルヘルスを病んで退場する未来になってしまいます。

じゃあどうすればいいか?ですが、具体的にはのちほど紹介する2つの行動を同時並行におこなうといいです。

もしくは、私のようなNPOの個人事業主としてある程度経験のある人に相談して自分なりの答えを出していくのがよいと思います。相談をしたい方は、ホームページの問い合わせからどうぞ。

それではキャパオーバーした時に行うべき2つのことをお伝えします。

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このマガジンでは、NPO業界の個人事業主の支えになるような以下の情報を定期的に発信していきます。 ・いいクライアントの見分け方 ・わるいクライアントに出会った時の対応方法 ・周囲をいいクライアントにしていくためにできること ・自分の価値の発信方法 など

このマガジンは、個人事業主でNPOの伴走支援者をしている今給黎が、2010年からNPO業界ではたらいてきた経験をもとに、考え方やノウハウを…

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