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【🌎地球祭2023】Vol.2 都会と里山をむすぶ「地球珈琲」☕

こんにちは、ILA Community Farmのだいきです。

今回は、

ーウガンダ産自家焙煎のコーヒー屋さんー
☕地球珈琲☕

をご紹介します!

「地球祭2023〜Festa di ILA!〜」
の出店者情報はこちらからご覧ください😊

地球珈琲さんは、
この日限りの特別営業ということで、
若いお二人が美味しいコーヒーを
淹れてくださいます。

地球珈琲の店主「梅ちゃん」
地球珈琲スタッフの「みおさん」

店主の梅ちゃんとは、
私が学生時代に参加した
「KIZUNA NEXT2022」
というプログラムで出会いました。

↓🌎サスティナブルな地球をつくるプロジェクト「KIZUNA NEXT2022」🌎

このプロジェクトは
山梨県小菅村で開催され、

「小さな村からボーダレスな世界での生き方を考えよう」

というテーマで、

・草履作り
・そば打ち
・間伐材を利用した箸作り
・ジビエ料理
など、

里山の暮らしを学び、
持続可能な生活を実践しました。

そば打ち体験

また、哲学対話という手法で、
自分の内側に眠っていた考えを
対話を通して深めていきました。

哲学対話

私自身、学生時代に数多くの地域に赴き、
いくつかのプロジェクトに参加しましたが、

この「KIZUNAプロジェクト」は
突出して、多くのアクティビティがあり、
参加して良かったと思えるプログラムでした。


今回、地球祭に出店する梅ちゃんとは、
このプログラムで
共同生活をしている時に意気投合し、
話を聞けば聞くほど、
彼の考え方やライフスタイルが面白いなと思っていました。


彼は、小菅村での体験を振り返り、
言葉にできないけれど、

「なんだかいい」

という感覚を得たと話していました。

逆に、彼が住む都会では、
・電車の駅が近い
・電車の本数も多い
・学校が多い
・最新の施設が多い
など、

具体的に良いところは列挙できますが、

「なんだかいい」

という曖昧な感覚は、
終ぞ得られませんでした。


小菅村のような里山は、
そこに住む人や動植物を含めた
自然の環境によって、

動的な平衡

が作られています。

山梨県にある「源流の森」
苔むす岩肌

時間も空間も、
波のような動きを繰り返しながら、
平衡をとっているので、

環境全体を構成する「ゆらぎ」が、
「なんだかいい」
という感覚を、彼に齎したのかもしれません。

彼がこのプログラムで学んだことを
私も同じように体験しましたが、

今回の地球祭でも、
里山で体験した

「ゆらぎ」

を再現したいと思っています。


私たちが地球祭のすべてを設計して、
綿密に、理路整然と、
滞りなくイベントを進めるのではなく、

地球珈琲さんをはじめとする
多くの出店者の方たちや
参加してくださる皆さんと一緒に
地球祭を作り上げていきたいと思っています。

・誰が参加するかわからない

・何が起こるかわからない

そんな不確定な要素があるから、

言葉にできない、
「なんだかいい」
という感覚が得られるのだと思います。

森の豊かな自然

私も梅ちゃんと同じように
里山の暮らしを経験して、
似たような気付きを得ました。

私は、小菅村から地元に帰ってきたときに、
都会にある看板や商業施設の多さに驚き、

都会の生活を

「カドの多い暮らし」

と表現しました。


逆に、小菅村での生活を振り返ると、
雲は絶えず形を変えて動いているし、
そば打ちでは、手でこねるごとに生地の形が変化していきました。

「形を変えながら動いている」

という

「ゆらぎ」

の感覚を得た瞬間でした。

ゆらぐ雲
形が“ゆらぐ”生地

この「ゆらぎ」の感覚は、
都会にいると中々気づかないものですが、
実は、誰しも持っているものであり、

自然の中を歩いて、
大地のエネルギーを実感すると、
徐々に芽生えてくるものです。

・・・

今回出店する地球珈琲さんは、
ウガンダ産の豆を自家焙煎して
こだわりの製法でお届けします。

彼の大地を想像し、
生産現場の背景に思いを巡らしながら
一杯のコーヒーを味わうだけでも、
「ゆらぎ」の感覚は充分得られます。


至福のひとときを味わってみてくださいね☕️

コーヒーの香りとともに湯気が沸き立つ✨



それでは、また!

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