性格変える努力より時間の使い方を変える

「人生って、なんでこんなやらなきゃいけないことがあるんだろう。時間があっという間に過ぎていく」

そう思い始めるとストレスにきりがない。

「なんでこんなにやりたいことがあるんだろう。時間が足りない」

そう思うと、なんだかむずむずと浮き足立つような悪くない焦りが。

ただ、どっちにしろ

“なんか時間が足りない”

というふうに感じているのは一緒。

そこをクリアしたいなあとずっと思ってきた。

ただ、私は割とのんびりやで朝の起動も遅いし、合間合間に一杯お茶を飲んでボーッとする時間をとらないと自分がうまく回らないし、わりと怖がりで慎重なタイプなので何かと多めに時間を使う。

行動にうつすその前までに相当考えて、あらゆることを予測する時間をとってしまっている。

そういう性格が、旅の荷物の多さなどにも繋がっているんだなあと。

だがしかし、だからこそ私の旅は快適なのだ！

という認識もある。

そんなに持っていって使うのかと思われそうな荷物量だが、使わないものはひとつもないこと、滞在中に使うもので困ったことが全くないこと、旅のストレスがとても少ないとこと。

それらは、大荷物の大準備で気に入っている部分。

だが、しかし、行き帰りに重い。

準備が大変。

旅に出るまでがおっくう。

という面倒くささもある。

これらをまるっと人生に置き換えると、もうちょっと人生を身軽にとらえて、荷物を軽くして、この先の人生を進んだほうがいいのではないかと、しみじみ思うようになった。

ただ、元の性格ってそんなに簡単には変わらないもので、そこを無理に動かそうとしたって遠回り。

しかも、自分の性格のかろうじて良い部分だなと感じる部分を残して、変えたいところだけうまく今日から変えてみようっていうのは、難易度が高い。

じゃあ何を変えたら良いのだろうと考えたところ、ひとつの結論に。

“時間の使い方をかえよう”

これは、これまでも思ったことはあったけれど、自分自身の性格を変えようとか考え方をかえようとかいうことが何%か含まれていた。

ここを、完全に時間の使い方のみに特化してやってみることに。

これがとても良かった。

時間の使い方あれこれっていう素晴らしいことについては、もうその道のプロみたいな方々がたくさん本などを出されていて、そちらを参考にしてうまくいった方々には今日の私の話は必要ないかと思われる。

私は色んなものを参考にしてあらゆることを試したけれど、うまくいかない、もしくは続かないというものばかりで、慎重派なうえに時間の使い方が下手な人間で、その壁を越えるのに苦労した。

今だ手こずることはあるし完璧とは言えない。

でも、ひとつの崩れなかった壁が崩れた体感がある。

こんな簡単なことでなんて……と拍子抜けもしたが人間ってまあまあ複雑だからこそぐじぐじ細々いじくるよりも、パッとシンプルなものに不意に正されたりするのだなあと思うのでありました。

今回は、そんな壁がバーンと崩れるまでのお話。

時間の使い方に試行錯誤されている方で気になる方は、そう難しいことでもないので良かったら読んでみてください。

つづき　↓

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