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育休取得時のマインドにも役立つ◎転職2.0を読んで気がついたこと。

|転職2.0を読んでみた。

昨年4月に発売され、有名なYoutuberも取り上げたりと話題になっていたが読むタイミングを逃してい「転職2.0」。先日やっと読んでみたので気が付いたことを書いてみたいと思う。

|気が付いたこと①

いますぐに転職は考えていない人こそ転職活動をやってみるべき

本のなかでは、キャリアにおける"タグ付け"が重要と説かれている。

タグには、主に「ポジション」「スキル」「業種」「経験」「行動特性」などの分類があり、市場価値は、これらのタグの掛け合わせや希少性によって高まるということになる。

#A だけできるひとは市場に沢山いるが、#A×#B×#C… といったように掛け合わせていくことが重要ということは、これまでもなんとなく頭ではわかっていたつもりだが、実際にそれを書き出してみたことはなかった。

そして今回本を読んで改めて書き出してみると、タグが少ない/自信をもってかけるタグではない/自分が今後目指す方向性に必要とされるタグをもっていない など、思った以上に苦戦した。

「転職は興味あるけど、いますぐは転職活動は考えていないから。」と無意識に言い訳をしていると、いざ転職活動をしようと思ったタイミングで初めてタグを見つけよう、育てよう、ということになり、スピード感が落ちてしまうと反省。

タグを洗い出し、必要なタグを見極め、ほしいタグは育てに行く。そして職務経歴書を他人に見せてブラッシュアップするなどの行為は、今すぐ転職しないひとも当たり前にやったほうがいいことであると実感した。

|気が付いたこと②

当たり前だと思っていることは他人からみたら意外と当たり前ではない。

タグの洗い出しをするなかで、自分では当たり前にやっていることは、そもそもタグとして書き出そうとする意識から漏れていることがあると感じた。

友人などとタグを見せ合ったり、他者からの自身の印象を聞いてみることで見えることもあるので、ぜひ個人だけでやらずに人とやってみるとよいのではないかと思った。

|気が付いたこと③

キャリアのタグを整理しておくことが、育休取得の心理ハードルも下げてくれる。

普段からキャリアのタグ整理・タグ育成・タグ発信をしておくことで、育休取得の心理的ハードルを下げてくれるのではないかと思った。

理由は以下の通り。

①キャリアのタグが整理・強化されていることで、自分が会社で発揮できる価値を明確化できるので、自信をもって復帰ができる。

②いまはもっていないが今後育てたいタグは、育休と両立しながらうまく育てておくことも可能かもしれない。そう思うと、育休がキャリアのタイムラグではなくチャンスに捉えられるはず。

③復帰した会社で理想とのギャップが発生したとしても、「転職しようと思えばいつでも転職という選択肢を選べる」という自信を持つことにつながる。

漠然とした不安にとらわれずにキャリアと育児の両立をたのしく実現するために、定期的にタグ見直しをしていきたいと思った。

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