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私を構成する9組(2)YMO

私がこれまでに
強く影響を受けてきた人たちを紹介します。

バンド 1978~
細野晴臣(1947~)東京都出身
高橋幸宏(1952~)東京都出身
坂本龍一(1952~)東京都出身
出会った時期:2000年(高校3年生)
ハマり始めた時期:2000年(高校3年生)
好きな作品:『Solid State Survivor』

高校生の頃に聴きはじめた YMO は、
音楽に留まらず、
たくさんの分野のことを教えてくれた
私の人生に欠かせない存在です。

リーダーの細野さんは、
YMO以前にも、
エイプリル・フール、
はっぴいえんど、
ティン・パン・アレー
といったバンドで活躍していました。

高橋幸宏は、
サディスティック・ミカ・バンドで、
海外公演の実績もあったんですよね。

坂本龍一も YMO 以前から、
スタジオミュージシャン
として活動していました。

YMO というと、
真っ先に「テクノ」が連想されるので、
打ち込みのイメージが
強いかもしれません。

しかし、実際には三人とも、
腕利きのスタジオミュージシャンで、
演奏者としても
素晴らしい技術を持った人たちです。

さらに三人とも、
一般人とは住む世界が違ったんです。

簡単に言ってしまうと、
裕福な家庭で育ったエリートです。

細野さんの実家には、
子どもの頃から、
輸入品のレコードがたくさんあって、
それを聴いて育っていました。

幸宏の実家では、
子どもの頃にドラムを
買ってもらえたくらいですし、
坂本にいたっては、
親が有名な編集者・坂本一亀です。

そして、坂本ももちろん、
子どもの頃から、
ピアノを習っていて、
物心がついてすぐに
作曲をしていたんですね。

まず、育ちが違います^^;

細野さんは立教大学、
幸宏は武蔵野美術大学(中退)、
坂本は東京藝術大学、
それぞれ一流の学校の出身です。

だから、作品に取り入れる
モチーフがいちいちすごいんですね。

世界の音楽のみならず、
美術、映画、文化、哲学、社会問題など、
あらゆる分野から、
作品のモチーフを持ってきています。

私はそれらのモチーフを
もともと知っていたわけではなく、
YMO を通して、
それらについて学んだところがあります。

音楽に留まらず、
たくさんのことを教えてくれた
YMO ですが、
一番大きかったのは、
「機械に使われるのではなくて、
 自分のアイディアで作品を作る」
という姿勢ですね。

そのアイディアの出し方を
YMO を知ることによって、
たくさん教えてもらいました。

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