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「次世代のために何ができるか。」


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新たな視点を手に入れるには、事実を直視する勇気が必要。


直視する勇気とは何かを知りたかったら読んでみて!



では、本題。


高井浩章著・「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」を読んだ。


経済記者として20年以上の経験を持つ著者が書いたこの本は、


学園ドラマスタイルでお金や世の中のカラクリ、つまり資本主義の土台お金を手に入れる方法がわかりやすく書かれている。

この本は著者が娘に向けてお金について教えようと書いたのが始まりだったらしいけど、


ほんとこういう本は若い人ほど読んだ方が良いし、繰り返し読むべきだ。



この本は「お金を稼ぐ方法」じゃなくて、「お金を手に入れる方法」が書かれているのが良いんだよね。


多くの人は、お金を手に入れる=お金を稼ぐと結びつけがちだけど、なにもそれだけじゃないんだよね。(別に間違ってはいないけど。)


それにお金を稼ぐに固執するあまり、お金の本質を見失う人もたくさんいる。


だから大切なことは、稼ぐもそうなんだけど、それ以外のお金を手に入れる方法も知ること。


そしてお金の本質とは何かを理解することだ。



じゃあ、お金を手に入れる方法は何か?


それは、


かせぐ、ぬすむ、もらう、かりる、ふやす


と、お金の本質であるもう一つの計6つある。


かせぐとは?かりるとは?といったように、一つ一つ丁寧にお金を手に入れる方法が書かれているから本当にオススメ。


それにお金の本質である6つ目の方法は何度も何度も読むべきだ。


ほんと、ここをズレちゃいけないからね。


「稼ぐ」にフォーカスしすぎている人は気をつけたほうがいいんじゃないかな。

(実際に本を買って読んでほしいからネタバレはしない。笑)




そしてお金についてもそうなんだけど、何より先生の「次世代のために」という姿勢が素晴らしかった。


先生は、冷戦終結後に平和で豊かな世界を築くチャンスを得たのにムダにし、貧富の差を膨らませるだけ膨らました世代の人間。


そのことを生徒たち、つまり未来の世代に謝っていたんだよね。

我々はね、常に遅れてやってくるのですよ。
生まれたときには出来上がった世界が回っている。
誰もがそこに遅れて参加する。


と先生がいっていたけど、その通り。

遅れてやってくる次世代の人たちは、今のルールにひとまず合意するしかないんだよね。

だからこそ今を生きる人間は「今は大丈夫。自分だけ良ければ。」といった考えじゃダメなんだ。


次世代のために、未来のために、社会のために何ができるか?を考えて行動していかないといけない。


というかこの本に書かれているお金の本質がアレだとすると、


自分は社会のために何ができるのかを常に考えて行動すれば、お金なんて自然と手に入ってくるんじゃないかな。

コロナの影響で今までの日常が失いつつあるけど、

そんなときだからこそ、

自分は次世代のために何ができるか?社会のために何ができるか?

これを考えてみる、もしくは考え直してみるのは良いよね。

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