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台湾で母の日は最も重要なイベントのひとつ!母の日商戦を制すポイントとは


目次
1.台湾で「母の日」は最も大切な記念日のひとつ
2.「母の日ギフト」の検索数とSNS投稿数
3.母の日 × インフルエンサーマーケティング
4.母の日のキャンペーンを実施する際のポイントと留意点
5.おわりに

今年の母の日まで約1か月半!まだ少し気が早いようですが、日本以上に母の日を重要なイベントと捉える台湾ではすでに母の日商戦が始まっています。今回はそんな台湾の母の日商戦にインフルエンサーを起用する際のポイントや実際のSNSマーケティングの事例を紹介していきます!

1. 台湾で「母の日」は最も大切な記念日のひとつ

Google Trendを使用し、台湾における「母の日」と「クリスマス」の検索回数の推移を比べてみると、どの年においても「母の日」の方がグラフの上がり方が大きく、その上がり幅は「クリスマス」をも上回っている事が分かります。

2.「母の日ギフト」の検索数とSNS投稿数

Google Trendを使用し、台湾における「母の日ギフト」の検索回数の推移を見てみると毎年、前の月の4月から5月にかけて、「母の日ギフト」の検索数がピークを迎えており、2022年の場合、4月の検索数は3月の7倍近くに上りました!

また、KOL Radarは独自のインフルエンサーデータを用いて、2022年の各月のインフルエンサーによる「母の日ギフト」関連のSNS投稿数を集計。こちらも4月から5月にかけて投稿数が急増している事が分かり、母の日の約1か月前からマーケティングを実施していく必要があると判断できます。

3. 母の日 × インフルエンサーマーケティング

では母の日のキャンペーンにおいてインフルエンサーマーケティングを活用する具体的なメリットとは何でしょうか?

①フォロワーとインフルエンサーの近い距離感
多くの若い世代にとって、自分たちと似た習慣や考えを持つインフルエンサーは、芸能人よりも近い存在で、親近感を持っている傾向が強いと言えます。インフルエンサーが実際に製品を使用する様子を見せたり、限定の割引や特典を提供する事で、より多くの人に製品の魅力を親近感を持って伝えることが出来ます。

2022年の母の日に化粧品ブランドとコラボレーションをしたインフルエンサー「77老大」は、自身の母親とのエピソードを自然に商品紹介へ入れ、体験談を語りながら視聴者の共感を誘い、距離を縮めることで、従来のPRのイメージを変え、マーケティングの効果を高めました。(出典:77老大)


②インフルエンサーのクリエイティブ性
SNSマーケティングが主流となっている中で宣伝方法において他社との差別化が難しい場合が多くあると思います。そんな中、インフルエンサーの発想力で新たなマーケティングの切り口、方法を発見できる可能性もあります。

インフルエンサー「三個麻瓜」は、母の日にECサイトとコラボレーションをし母の日ギフトを宣伝しました。実際のプロモーションでは「母の日ギフトのおすすめ」などよくある宣伝にならないよう、街頭インタビューを企画。道行く人に母の日の贈り物に関しインタビューする様子を動画にすることで、単純な商品の紹介だけではないクリエイティブな母の日のマーケティング企画に成功しました。

③フォロワー属性を考慮したアプローチ
従来のデジタル広告に比べ、インフルエンサーマーケティングはフォロワーへの直接的な訴求が可能なためターゲットを絞り易いという優位性があります。母の日関連の商品に適したターゲットを有するインフルエンサーに絞りマーケティングを実施することで効率よくアプローチすることが可能です。

4. 母の日のキャンペーンを実施する際のポイントと留意点

①限定の特典、割引で購買意欲を高める
インフルエンサーとのコラボレーションではその投稿限定の特典や割引を行い特別感を打ち出すことを推奨します。

女性向けシューズブランドとインフルエンサー「愛莉莎莎」は、共同で製作した靴を販売するキャンペーンを展開。昨年5月に母の日のタイミングに合わせ限定割引を実施し、贈り物として注目を集め、売上を伸ばしました。

②アフターコロナの傾向
2023年に入り、コロナが収束したことにより、今年の母の日はオフラインでの商品購入、サービスの利用が増加することが考えられます。 またここ数年の人々の生活や買い物のスタイルの変化に伴い、多くのブランドがオンラインとオフライン(実店舗)を組み合わせたマーケティング(O2O)にますます力を入れています。

③最適なマーケティングのタイミングを把握
今年の母の日は、5月中旬ですが、上記のGoogle TrendsとKOL Radarのデータからマーケティングに適した時期は1ヶ月以上前の4月初め頃からとなります。遅れを取らずマーケティングを開始するため、企業・ブランドは3月中には母の日のマーケティングキャンペーンの計画を立てることが重要となります。

5. おわりに 

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