通販で欲しい本が品切だった。―そんな経験はありませんか。 でも、諦めないでほしい。大手通販サイトで品切でも各書店のECサイトでは在庫あり、なんてことも。それどころ…
#読書前感想文 という素敵企画に参加できていなかったので、大好きな作家の新刊を読む前に少しだけ。 * 中村文則さんの書く小説は、とにかくテーマが大きい。新刊が出る…
この手紙は、ほかでもないあなたのために書いたものです。一冊の本と出会った喜びを、本を愛するあなたと分かちあいたく、遅筆を執っています。 夏葉社という出版社をご存…
松下大樹
2020年5月13日 01:29
通販で欲しい本が品切だった。―そんな経験はありませんか。でも、諦めないでほしい。大手通販サイトで品切でも各書店のECサイトでは在庫あり、なんてことも。それどころか、サイン本なんかもあったりして、ちょっぴり幸せな気持ちになれます。外出がままならない今だからこそ、お気に入りの本屋さんで、あるいは気になっていた遠くの本屋さんで本で買ってみるのもありかもしれません。各書店の通販サイト情報は以下に詳
2020年4月17日 17:39
#読書前感想文 という素敵企画に参加できていなかったので、大好きな作家の新刊を読む前に少しだけ。*中村文則さんの書く小説は、とにかくテーマが大きい。新刊が出る度にこれ以上はないだろうと思っていると、きちんと裏切ってくれる。教団、帝国、緊縛(!)……そして今回は信仰だ。毎度のことだが参考文献が多く、校正される方は大変なんだろうなと余計な心配をしてしまう。好きな作品はたくさんあるけれど、な
2020年1月4日 09:02
この手紙は、ほかでもないあなたのために書いたものです。一冊の本と出会った喜びを、本を愛するあなたと分かちあいたく、遅筆を執っています。夏葉社という出版社をご存知ですか。島田潤一郎さんによるひとり出版社で、絶版本の復刊などを手掛けておられます。島田さんは編集経験がない中で事業を立ち上げ、書店への営業もお一人でやってこられたとのこと。そんな彼の苦悩と哲学の詰まった本が「古くてあたらしい仕事」(新潮