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2023年5月の記事一覧
私にとっていい音とは(2)
いい音ってとっても抽象的な表現。
一般的に周波数特性、S/N比など定量的に数値で測ることはできるけど、人それぞれ感じ方が違うし好みもある事なので、これがいい音などと定義することはできない。
特に、もう高音が聴こえてなくなってくる私の年齢では、きっと若い人達が聴いているいい音とはだいぶ違って聴こえるのだろうなと想像する。
しかしながら、いい音オヤジとしては、それでもいい音を取り上げた話題を書かずには
主旋律は、低音をより良く感じるための飾り?
そこまで言うかと思うぐらい大胆不敵な発言で、言っている本人も後で「ごめんなさい」と発言を撤回するのではないかと思いながら書いている。
何かと言うと今、チャイコフスキーの交響曲4番を聴いていて素直に感じること。
私は予てからいい低音を聴くとワクワクが止まらなくなる。曲の途中に、コントラバスや、ティンパニーだと思うが、ドスン、ドスン、ズシン、ズシン、ドーン、ドーン、ボーン、ボーンの類いの低音が主旋
チャイコフスキー 交響曲第四番ヘ短調
仕事から帰り駆けつけの一杯ならぬ、駆けつけの一曲がこの曲。
カラヤン指揮、ベルリンフィル、1971年録音らしい。特にいい録音なのかどうかはわからないけど、迫力がすごい。
目を瞑って、まぶたの向こうに立体感のあるオーケストラの舞台が見える様だ。特に右奥あたりからコントラバスがズシンズシンと響き、音の厚みを増している。
FE126NV、バックロードホーンの存在を感じさせない音場がそこに広がり、木管、金