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歴史と向き合い、思考を重ねた上で行動することで。

すみません、今回は連日報道されている報道について記したいと思います。
この事件は、決して忘れてはならない、そう思ったからです。

私は、アメリカ、ニューヨークのブロンクスに住んでいます。
ブロンクスというと、全米最悪の治安と言われた過去もありました。
しかし私の地区は、ブロンクスといっても、地区がBronxなだけであって、比較的、安全なところです。

そして、ブロンクス地区は、アフリカ系アメリカ人(黒人)比率が比較的高い。

アフリカ系アメリカ人というと、人種差別により、先日、命を落とした方が話題となっています。そして今も、その内容による抗議デモは、続いています。

このニュースが上がった時、私のここでの素直な気持ちは、"怖い"でした。
この時点で、情報に疎かった私は、「デモがあらゆるところで行われている→怖い」という勝手なイメージで判断してしまったのです。しかしその気持ちは、学んでいくうちに、なんて愚かな感情なのかと思い知ります。(一部の過激派集団に対しては今も怖い部分はもちろんあります。)

日々、学んでいます。

発端は、米中西部ミネソタ州ミネアポリス。
(※今回の発端を記しています。もちろん人種差別の歴史は、これだけではありませんし、今回のデモの内容にも今までの歴史は詰まっています。)

ジョージ・フロイドさん(46)が、警官によって首を押さえられ、亡くなった。その様子は、映像でSNSを通して拡散され、私たちの目に飛び込んできた。

そして、全米各地で米国の根深い人種差別に反対するデモが行われる。

また、デモが進む一方で、抗議運動が過激化。
暴徒化していく状況には、連日驚かされているのも事実である。
論点がズレている暴動が実際にも起こっているからだ。

その背景として、今回の場合、コロナ禍による、アフリカ系アメリカ人の置かれた状況の複雑さという要因も外せはしない。

アフリカ系アメリカ人は、サービス業や肉体労働などに携わる人々が比較的多い。コロナ感染の経済的な影響が直撃するのはサービス業であるため、経済的なダメージは非常に大きかったのである。
よって、自身の生活の先行きが見えない現状への不安、憤り、心の部分も確実に関わっているに違いない。

今回の事件で、人種差別の歴史を改めて調べて学び、その上で考え、人々がどう行動しているのかも知った。

今回の一連の事件で、私は自身の知識の無さに愕然をもしました。
恥ずかしいにも程がありました。

歴史と向き合い、思考を重ねる。

連日の報道、SNSによる様々な情報が飛び交う中、あらゆる"ナゼ?"という"疑問"が自分の頭に思い浮かぶ。それらを解消できるのは、自分が自ら歴史を学びクリアにしていくこと。"考える力は大事"。 発信は個人の自由であるべきであるが、考えることは避けられないし、
避けてはならない。

私は、インスタグラマーでもなければ、影響力もない。ただ、自分が忘れないように記すことは出来る。

よって、ブログに記しました。

「警察が人種差別的な意識から行き過ぎた"権力行使"を行っているのかどうか」今回の一連の事件の論点。その中で、どうやって政治が動いていき、差別がなくなっていくか、私も学んでいきます。

自分が忘れないように記すこと。


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