私は助演なのか主演なのか【監督脚本演出出演:全部自分の映画があったとしら】 女性そして女性起業家の力強さ
こんにちは、2021年東京オリンピックが開催されるのかずっと気になっている五十嵐です。
私は小学生のころからサッカーをはじめ大学生のころはフットサルに勤しみ、今は海外サッカーをDAZNで観ているサッカー小僧です。
そして東京オリンピックのチケットに応募した結果、男子サッカー準決勝戦と男子サッカー3位決定戦のチケットが見事に当選しました。
その東京オリンピックの開催自体がコロナ禍で危ぶまれており、日々チケットの可能性を気にしております。
また東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の女性に対する差別的な発言もあったりしました。
「女性がたくさん入っている理事会の会議は、時間がかかります」
この発言をきっかけに逆説的に日本における女性の地位が向上されるかもしれないなと思っています。
日本の偉い人「世界の皆様がオリンピックで日本にくるのであれば恥ずかしくないように、しっかり女性の地位向上をさせなきゃ」
みたいなことがあればいいなと思います。
女性の力
仕事において私は女性とか男性とかで区別するのはあまり意味がないと思っています。
決意ある人が組織のリーダーになったり仕事を前進させればいいんじゃないかなと思っています。
なのでそこにガラスの天井があってはならないと思っています。なぜなら社会全体が向上する機会を逸失しているからです。
ただ現に女性経営者や女性リーダーはたくさんいます。
ジャネット・イエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長(女性初)は米国の財務長官に就任します(女性初)。
株式会社ディー・エヌ・エーを創業した南場 智子さんもいらっしゃいます。
私も女性起業家について投稿しています。
人柄が伝わってくる本
最近奥さんからおすすめされた本があります。
きずな出版から出たビジネス書で、株式会社GIVERを経営される土井あゆみさんの著書「思い描いた理想をすべて手に入れる生き方」です。
著者はまさに女性起業家として世の中に挑戦し貢献されている方です。
(下記出版会社の紹介ページです)
https://www.kizuna-pub.jp/book_author/ayumidoi/
この本は2021年1月23日放送の「王様のブランチ」内の「BOOK RANKING」で第4位にランキングされていました。
この本は非常に読みやすく読み始めてから1日半で読了しました。
本の感想として大きかったことは、「著者と編集者の方(本のプロデューサー)はきっと良い人なんだろうな」でした。
(後日、土井あゆみさんはワクセル(主宰:嶋村吉洋さん)がプロデュースするビジネス書作家であることがわかりました。大納得です)
もちろん内容自体にたくさんの学びがあり読み応えバツグンですが、全体を通して読者に対する思いやりが伝わってくる本でした。
本のカヴァーはティファニーブルーに彩られ、女性ならつい手に取りたくなるような見た目をしています。
いつも使っている私の手帳とカラーが似ており自然と本に親近感を覚えました。
見た目で女性の心を掴みつつ読み進めると本の冒頭には、年金の変遷や老人ホームの月額利用料、女性の平均給与などたくさんのデータに基づいたうえで日本の現状が赤裸々に語られています。
ここで数字とかデータが大好きな男性の心も掴まれていると思います(私はそうでした)。
そしてなにより読者に対する思いやりを感じたのは、本の随所にワークする(読者に考えや現状、これからを記載させる)箇所があることです。
読者が読み終わった後に、読み始める前よりも何か良い変化が起きるように工夫されているなと感じました。
さらに巻末では著者の土井あゆみさんのライフスタイルが垣間見れるような、旅行先の海外の景色や美味しそうな料理の写真がふんだん載せられています。
これは視覚的なインプットで物事を判断する直感的な人にとってとても魅力的なページになっていると思います。
テキストだけではなく、本全体からメッセージが伝わってくるとても優しい本だなと思いました。
著者の土井あゆみさんはnoteもTwitterもされているので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
私は助演なのか主演なのか
本の終わりの章に「「人生」という映画の主演女優であろう」という話があります。
確かに自分が監督で脚本家で演出家で出演している映画があるとしたら(そしてその舞台が自分の人生なら)、そこでは自分が主演だよなと思いました。
そして主演にはハッピーエンドが用意されていますが、そこに至るまでにたくさんの困難が待ち受けます。
困難を乗り越えるからこそ映画は面白くなり感動的になります。
本にはこんな言葉が紹介されています。
成功という山を、近くに寄って見てみると、失敗という小さな石ころでできている
数々の苦労や逆境、失敗を乗り越えるからこそ人生が輝きそこに人生の醍醐味があると著者は教えてくれます。
「苦労とかはやだなぁ」とつい思ってしまいますが、一切苦労や失敗がない人のことをモブ(群衆)とよぶのだと何かの本でも読んだことがあります。
自分の人生でモブや助演でハッピーエンドがないのは、苦労することよりも嫌だなと思いました。
自分の人生なんだから自分でシナリオを作って最高のハッピーエンドになるように日々チャレンジしていこうと思わせてくれます。
今回の読書を通じて改めて女性の力強さを感じました。
五十嵐由高
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