人見知りという壁を乗り越えるために
最近、コロナの感染者も徐々に減ってきて外出する人が増えてきましたね!
外出をするともちろんですが、初めましての人とも出会います。
たまたま初対面の人と話す機会が生じたときに、話が弾んで「友達が増えた♪」とかってなったらいいなぁー。って思ったりしませんか?
(しないっていう方には、すみません。。。笑)
僕は、結構人が好きなので自分から話しかけることもよくあるのですが、初対面の人からは「コミュ力高い」とかって言われたりもします。
これは全然自慢とかでもなく、「話をしたいな」と思ったから話しているだけで、よくよくその人に僕がコミュ力が高いと思う理由を聞いてみると、「自分は人見知りだから喋りかけられない」ということでした。
「あぁ、なるほど!」
その人も僕と同じく相手に興味は持っていたけれど、人見知りだから聞けないのか。ということが分かりました。
そもそも人見知りってなんだ?
よく人見知り人見知りっていう言葉を聞きますが、「そもそも人見知りってなんなんだ?」ってこの記事を書いていて思ったので一応調べてみました。
子供などが、知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすること。
〜デジタル大辞泉 引用〜
ん〜。どうやら元々は子供に対して使われていた言葉が、大人にも使われるようになったみたいですね。
恥ずかしくて言葉が出てこない→言葉が出てこない、何を言ったら良いかわからない
といった感じでしょうか?
ただ、この人見知りは病院の先生が診断するものでもなければ、誰かに申告されるものでもありません。
言ってしまえば「その人がそう思い込んでいるだけ」なのです。
では、どうして人見知りと思ってしまうのでしょうか?
人見知りと思い込んでしまう要因
人見知りと言っている人がよく言う言葉にこんな言葉もあります。
「慣れたらいける!」「仲良くなったら大丈夫!」
これは、おそらく本当のことだと思います。
慣れたら、とか、仲良くなったら、とかっていう言葉は相手とある程度の距離が縮まったり、どんな人かが分かることを意味しています。
だから、相手のことが全くわからない状態だと怖いという関係性になるんだと思います。
それじゃあ、一体何が怖いんでしょうか?
そうですよね。
「分からなかったら聞いてみたらいいじゃん!」
ってなるんだけど、それが怖いからできなくて相手の反応をうかがっているんですよね。
暴力でしょうか?
確かに、ニュースを見ていると知らない人に襲いかかったりする事件も起こっているので100%ではないですが、滅多にそんなことは起こりません。
自分で人見知りと言っている人が恐れているのは大まかに以下の2つです。
・話しかけた際に相手に拒否的な行動を取られる
・会話が続かない、沈黙が怖い
まずは本人がこの恐怖の根本を把握できているかが大事です。
自分と相手の目的があっているか?
まず、相手に否定的な行動を取られる主な原因は、お互いの目的の不一致であることが多いです。
どういうことか?
例えば、ナンパがわかりやすいですよね!
綺麗な女の人がこれから録画しているドラマを見ようと急いで帰っている時にタイプでもない男性から「ご飯に行こう!」とナンパをされる。
もちろん女性は、男性がタイプでもなければお腹が空いているわけでもありません。
完全にドラマを見るのが第一優先なので、即拒否されるということになります。
これがもし仮に、街コンであれば話は変わってきます。
お互いの目的が出会いという点で一致しているのであなたが生理的に無理でなければ完全に無視というケースはほぼありえません。
サークルであったり、〜の会、のようなお互いに目的がはっきりしている場では拒否という心配はしなくて大丈夫でしょう。
会話は続けようとしなくて良い
ある程度会話をしたら、もう質問がなくなってしまって「どうしよう…」とそわそわ、目をキョロキョロしてしまいがちです。
(これ、僕もそうでした…笑)
「なんで沈黙が続いた時に気まずい雰囲気になるのかなー?」って一度考えてみたんですね。
だって、仲の良い友達といる時も沈黙の時ってあるじゃないですか?
でも、全然気まずい雰囲気もそわそわもならないですよね?
おかしいなーって思って色々考えてて思ったのが、無理に会話をしようとしているからなんだなーって思いました。
初対面の人に対して、「何か言わなきゃ、良い返答しないと…」こんなことを考えていると急に繋がります。
この焦りが、心をいっぱいにしたり身体に現れたりしているんです。
だから会話はもちろんするんですけど、会話をしよう!と思って会話をすると逆に焦りに繋がってしまうということになります。
会話の基本は相手に興味を持つこと!
もうこれに尽きます!
相手に興味が持てれば質問なんか考えなくても自然に出てきます!
相手のことを知りたい!相手に自分のことを知ってほしい!一緒に〜したい!そのアクセサリーかっこいい!
こんなことを喋っていたら2時間とかじゃ全然足りないはずなんですよ!
「もっと知りたい〜!」
って思えると、自然と体も前のめりになってきますし、話したい内容もポンポン浮かんできます。
とは言ってもいきなり知らない人に興味を持つのは難しいかと思うので、自分と同じ共通点を見つけられると親近感も湧くので共通点探しもオススメです!
相手に興味が持てない時の予防線!
相手に興味を持ちましょう!って言ってみたものの、全員に同じ興味を持てるわけでもありません。
(残念ながらこれは僕も同じです。笑)
では、こんな時はどうするのかというと、事前に自分の中で会話のテンプレートを用意しておきます。
あらかじめいくつか自分の定番の質問と回答を用意します。
そうすれば全く準備がない時と比べて時間を保つことができますし、その途中で話が盛り上がればその話題で話せばグッドです!
人見知りを克服する治療薬
人見知りは病院の先生に診断されたものではないと伝えました。
それでも僕がドクターに変わって処方箋を出しましょう!
人見知りに効くお薬は、たくさんの人と会話をすることです。
もう、残念ながら結局は場数がものをいうんです。
ただ、場数を踏むにしても意識してほしいことを伝えます。
・なるべく初めましての人と会うこと
・相手の会話と反応を見ること
以上の2点です。
知っている人ではなく、初めましての人と会うのは会話のキャッチボールの練習をするためです。
初対面の人との会話には「自分の知らないこと」が出てきます。
この知らないことが出てきた時に、会話に入れなかったり話を聞くだけになってしまって会話に対する自信を失ってしまいます。
だから逆に知らないことが何もない無敵の状態で誰かと話をするってなったら怖いものなしです。
だって何でも答えられるんだもの♪
他に何を心配することがありますか?笑
っていう領域に行けるのですが、最初からは難しいのでたくさんの人に会って自分の知らないことを教えてもらいましょう!
ってなわけです!
んで、相手と会話をするときは相手がどんな質問や回答をしているかも一緒に見ておきましょう!
相手の質問や回答をそのまま次の機会に活用できちゃうケースもあります。
自分の引き出しが増える感じですね。
そして、自分の発言が相手にウケるのか。
ここもある程度計算して話ができるようになると最強です。
知識+引き出しの数+面白い
上記の3拍子が揃って会話に自信のない人がいたら教えて下さい(笑)
たくさんの人と会えば人間関係が楽しくなる
最後に、人間関係を豊かにしようと思えばたくさんの人と会いましょう!
「なんで?」って思われるかもしれませんが、たくさんの人と会えば自分の知らないことをいっぱい教えてくれます。
自分の知らないことを知ると自分の見えている世界が広がって色んなことに興味が持てるようになります。
色んなことに興味が持てると人にも興味が持てるようになりますし、会話の幅も広がって交友関係も広くなります。
さらに相手の感情や考えもわかるようになります。
すると今までよりも自分を必要としてくれる人や、歩み寄ってきてくれる人が増えていきます。
こんな幸せなことはありません。
人見知りという思い込みを少しでも取り除いて、今よりももっと大好きな人に囲まれた生活を送っていただけたらと思います。
ありがとうございました。
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