見出し画像

【要約】AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣

この記事を読むと・・・
・トップ5%のリーダーの考え方
・トップ5%のリーダーの話し方
・仕事の効率を上げるために

身近な時間を学びに変える、通勤大学

1. 5%リーダーは歩くのが遅い

オフィスにカメラを設置して調査した結果、5%リーダーは明らかにゆっくりと歩いて移動していることがわかりました。

また、アンケートからわかったのは彼らが意識して時間と気持ちの余裕を作っているということでした。時間と気持ちに余裕をもって行動した結果、歩くのがゆっくりになっているということです。


別の調査の結果、多くの5%リーダーが暇なふりをしているということも分かっています。
彼らのほとんどは忙しくても忙しいという言葉を口にしないようです。

暇なふりをしてゆっくり歩くことで他の社員が今ちょっといいですかと話しかけやすいような状況を作っているかもしれません。
気軽に声を掛け合えるチームは仕事の効率も高くなるでしょう。

2. 5%リーダーは話が短い


長く話せばちゃんと相手に伝えることができると勘違いしてるリーダーは多いですが、伝えると伝わるは別物です。

伝えるというのは自分が主役の考え方で、自分が伝えたいと思ったことを話せたかどうかに意識がいきます。
結果話も長くなるし相手に伝わりません。

逆に伝わるというのは相手が主役の考え方です。5%のリーダーは相手に伝わることを大切にするから的を射た話をコンパクトにわかり
やすく話します。

そして話した後に相手の反応しっかりと確認しています。

実は調査で分かった5%のリーダーの会話の特徴がもう一つあります。
それは、多くの5%リーダーが話すとき相手が混乱しないように、「あれ」「あの」「それ」といった代名詞を使わずにきちんと名前で伝えることを意識していました。

実際に代名詞を使わずに話すと相手の記憶率が2倍以上になるというデータもあることから、相手に伝わることを意識している5%リーダーたちは短い話の中でポイントを伝えて相手の記憶にしっかり残しているということです。

3. 5%リーダーは役割分担を考える


そもそもリーダーというのは他のメンバーより偉いわけではなく、役割と責任の範囲が違うものです。
そのためアンケートでは5%リーダーの多くが、自分がメンバーの能力を上回っている必要はないと答えています。

プレイヤーとしての能力とリーダーとしての能力は別物です。

野球やサッカーなどのスポーツでも優秀な選手=最高の指導者というわけではありませんし、逆に選手時代は無名でも名将と呼ばれている指導者は数多くいます。


5%リーダーは自分よりもメンバーの能力を高めてチーム全体のバランス調整をすることが自分の仕事だと考えています。
そしてメンバーの得意なところを見つけて伸ばし、弱みは他のメンバーが補うようにしています。

4. 5%リーダーは決断が早い

リーダーになるとどのアイディアを採用するか、人や予算の管理はどうするかなど会議で決めないといけないことがたくさんあります。

8000時間に及ぶオンライン会議の録画データからトップ5%リーダーとそれ
以外のリーダーではこの決断の仕方に大きな差があることがわかりました。
分析の結果、5%リーダーが決定した数は平均より25%多く、決断の速度も約1.3倍速いということが分かりました。

5%リーダーはバシバシ決断しますが、一方で彼らはイチかバチかの思い切った決断をしないということも分かりました。


少しでも望みがあればそれにかけるみたいなギャンブルは絶対にしないようです。そして一般的なリーダーの多くが成功例を真似することで成功を目指すのに対し、5%リーダーは失敗例を分析し失敗する確率を下げることに力を入れています

5. 5%リーダーは信頼関係を大事にする

5%リーダーの特徴は仕事そのものよりも仕事をしている人に強い関心があるようでした。
メンバーそれぞれの能力や価値観を深く理解し、メンバーのできることできないことを組み合わせることで最大限の力を引き出そうとしています。

メンバーのことを理解するために自分が話すよりメンバーに多く話させます。だから5%リーダーの多くはかなりの聞き上手でした。

しかも5%リーダーは平均よりもゆっくりかなり大きく頷くということが分かりました。

6.まとめ

今日はAI分析をもとにトップ5%のリーダーがどういうことをしているのか、ということをまとめてみました。
改めて言語化されることによって気づかされる大事なことも多くあったのではないでしょうか。
リーダーでなくても、こういった視点を大切に仕事をしてみましょう。

■ 本日のご紹介本


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?