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アーユルヴェーダがおもしろい


最近おもしろくってたまらない、アーユルヴェーダについてと、それに対する私の印象を少しだけ綴ってみたい。


2019年秋頃にカレーを通じてアーユルヴェーダに出会い、
少しずつ勉強している。

もとはといえば、自分の健康や不調の改善から興味を持ち始めたのだけれど、
それだけにとどまらず、心の平穏や自分を見つめ直すことや人間関係にも役に立っているし、役に立つから面白いというだけではなく、アーユルヴェーダそのものが本当に面白くて興味深い。とっても面白いから、ぜひもっとたくさんの人が学んでみてほしいと思う。

一番初めのアーユルヴェーダとの接点は三軒茶屋のeatreat.の静香さん。アーユルヴェーダ 料理のお店を営まれている。こちらでアーユルヴェーダ とスリランカカレーの講座に申し込んだのが始まりだ。
その次はanandaのkaoriさん。個人でご自身の体験をもとにアーユルヴェーダをひとりひとりに向けて丁寧に伝えていらっしゃる方。さらにきちんと自分と向き合いたい気持ちから、こちらで半年ほど基礎講座を受講。今もずっとお世話になっている。

今年の4月からは、もっときちんと勉強したいと思って、日本アーユルヴェーダスクールという学校に通い始めた。1年間、アーユルヴェーダに精通する様々な先生方から基礎の基礎の良質で奥深い知識を学べる素晴らしい学校だ。

ひさしぶりの勉強。大人になってからの学校は楽しい。いろんな先生に出会えるのも、一緒に学んでいく仲間がいることも、うれしくってありがたいことだ。休み時間もお昼の時間も話が尽きない。

アーユルヴェーダは、最近でこそ少し話題になってきていて、日本でもよく知られるようになってきた気がする。

皆はどんな印象を持っているのだろう。


公式的に一言で説明してみると、

アーユルヴェーダとは、5000年以上前の古代インドで発祥し伝承されてきた総合的な医学体系である。アーユスという単語とヴェーダという単語の合成語で、アーユスは寿命もしくは生命を、ヴェーダは知識あるいは真理を意味し、寿命科学または生命科学と訳される。

健康法や生活の知恵やマッサージなどというイメージも多いと思うが、それだけではなく、れっきとした「医学」である。インドやスリランカでは、現代医学と同じようにアーユルヴェーダの医学部があり、卒業したのち臨床医師として勤務している。

でも、この説明だけでは少し堅苦しくて、なんか足りないなあといつも思う。
自分の言葉で説明しようとしても、いつも言葉足らずで上手に伝えられない。
し、一言で簡単に説明するなんて、恐れ多くてとてもできないことだとも思っている。(でも、少しでも面白くて身近なものだということが伝わったらいいなあと思って書いている。)


入学式の日、校長先生は私たちに言った。

「アーユルヴェーダは海みたいなものです。ここで1年間学んだからといって、海の水をバケツに1杯くんだだけに過ぎません。」

少しずつ学んでいく中で、本当に海みたいだと思った。
広くて深くてどこまでも続いていて、一生かけてでも知りきれない。
それはそれは、ものすごく壮大な世界。
すごい世界に足を踏み入れてしまったかもしれないとも思った。


でも、先の言葉に校長先生は続けて言った。
「だけれども、理論より何よりもまず ”実践すること” が大切です」と。

そしてその「実践」の中には、
今すぐに誰にでもできる簡単なことがたくさんある。気軽に足を踏み入れられる部分もたくさんあるのだ。


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アーユルヴェーダは
とっても広くて深い海だけれど、
船を漕ぎ出せば、いろんなところへ連れて行ってくれる道すじにもなる。
いろんな世界と繋がっていて、いろんなところから入ることもできる。
そして皆に開かれていて、皆にとって有益で必要なもの。

波打ち際で遊ぶもよし、浮き輪を浮かべてみるもよし。
一人で眺めるのもいいし、大航海に出掛けたっていい。
こっちの浜辺から入ったり、あっちの岸から飛び込んでみたり。
たまに来るだけでもいいし、毎日通ってもいい。

穏やかな海のように、おおらかでやさしく力強く、綺麗な青色のまま、ずっとそこにある。

そんな印象を、今、私は持っている。


私はこの海がなんだかとても気に入ってしまい、毎日せっせと通っているところ。

溺れないようにチャプチャプ遊びながら、
上手にバケツに1杯、水をくんでこれるようになろうと思う。


また追々あれこれ書けたらいいな。
書くのむずかしいのだけど!



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