薄毛で青髭のわたしが、毎日ワンピースを着て外に出かけていたら、少年と"かけっこ"になった話
「お姉さんが、うらやましい」
別にもう、"女の子"になりたいと思ってはいない。
夕日を硝子球にして、いちばん自信のある指にはめている。どこかあどけないものを残している、染み込んだ自分の香りに真珠。哀しい動悸が波打ち、ひとり、またひとりと追い抜かれている。
滲むような声が射す。毎日のように誰かに嗤われ、それでも自分がワンピースを着て外に出る理由を考えている。他人はわたしを気になど、ほんとうはしていないだろう。"ほんとう"なんて言葉も必要ない。そこには泥濘の期待。逸脱したものにただ視線が流れている、それだけの話だろう。「自分が見られている」なんてそんな意識、滑稽でおこがましい。ただ、誰にも見られない現実は、抱えた膝をへし折るほどだった。
目立ちたいから?
構ってほしいから?
特別に、なりたいから?
今、きっとどれも正解だろう。自己表現と言えるほど、格好のいいものではない。それでも家に帰ると、解ける雪のような儚さでたたまれている。
「それ、恥ずかしくないの?」
学生時代、何度言われてきただろう。この口元から目をそらしてきた。小学生のわたしはお年玉を崩して、何千円とするT字の剃刀を買っていた。やり方も、何も知らない。とにかく"これ"を取りたかった、剥がしたかった。乾いた肌に当てたそこから、鮮血が生き物のように滴る。「どうして僕だけ?」と、悲劇に浸る自分は目立つことを恐れ、構われるのをきらった。特別に、なりたくなかった。笑いたいときに、笑いたかった。ただそれだけだった。
◇
毎日毎日文章を書き続けていた。その昔、わたしは「女の子」になりたいと思っていた。
可憐なワンピース。爽やかな風を纏うスカートに、光が沁みるマニキュア。そして、瞳を集める口紅。そのどれもが「女の子」だと思った。もうそれはわたしにとって関係が薄まっている。女装がしたいわけでも、女性として生きたいわけでもなさそうだ。これが着たいから、好きだから。馴染むほど、わたしは「人」になる。
およそ九ヶ月前、わたしには恋人ができた。
「僕は、しあわせです」
現在うつ病と生きる恋人の彼は昔、明るさの中に淋しさを閉じ込めたような声をしていた。わたしは彼と出会った頃から愛が止まらなかった、駆け引きなんてほとんどしなかった。毎日「好き」を伝えた。彼の好きなことをたくさん聴いた。きっとわたしがここまで押さなければお付き合いは始まらなかったかもしれない。それでも彼が今日、わたしの作った朝ごはんを淑やかに口へ運び、目を見て「好き」と言ってくれる。
彼と一つ屋根の下で暮らすようになってから、少しずつ変わった。元々蓋をされていただけだったのかもしれない。それを開けてくれたのは彼はもちろん、文章を通して出会った人、友達。鏡の前で、紅緋の影になる深呼吸。今度はわたしが、走りだす——。
マニキュアを自分の手で買って、
ワンピースを自分の手で買って、
口紅を自分の手で買って、それを文章にしてきた。そこには純粋に綺麗とは呼べない自己顕示欲や承認欲求、それ以外にも色だけ貼り付けた浅ましさが交錯する。
わたしは美しくなりたかった。
"誰も振り返らないほど"、美しくなりたかった。
27歳になってやっと、その方法が"これ"だと思った。
毎日会社に仕事をしに向かい、その後家に帰ったわたしは、たたまれたワンピースにごつごつした体を川瀬の音色とともに通す。下流で丸みを帯びた心が宙に舞っていく。「なんの意味があるの?」と、訊かないでほしい。一歩一歩、"自然に"生きるための、自分とのこれは約束である。
◇
「いってきます」
夕方、一時間ほど家の周りを散歩する。安い、植物が這ったこのアパートから踊るように繰り出す。どこか、自分の体のようだ。
見られたくなかったのに、見てもらいたい。好きなものをお利口に仕舞っておけなかった。一歩目から続くその勇気を醜さが包みこむ。最近のわたしは、毎日ワンピースを着て外に出かけるようになった。
帽子をかぶり、大きなマスクをしている。きっとそれでも乱雑に漏れていただろう。たった一着しかない。お気に入りの深緑。理由なんてさしてない。強いて言うのであればこれが、いちばん「可愛い」と思ったのだ。
これを、毎日着ている。
「家事は僕にやらせてください」
そう恋人の彼が言う。ベッドから起き上がるのも苦しいだろう。「わかるよ」なんて、簡単には言えない。それでも「お願いします」と伝えた。同じではないけれど、わたしも昔、うつ病でパニック障害だったから。きっと、それは今も——。
毎日毎日、これだけは優先して洗濯をしてくれる。そうしてほしいとわたしが頼んだわけではない。衝動に駆られ、初めてこのワンピースを着て夕方散歩に出かけた翌日、丁寧にたたまれていた。容器には閉じ込められない、彼の香水。「いつでも大丈夫」と、それは寄り添いだった。
この深緑のワンピースを買ったのも元々、お気に入りの深緑のマニキュアに合わせたかったから。初めてマニキュアを手にしたのは、大切な友達からのプレゼントだった。
会社にワンピースを着ていく勇気はないし、派手なマニキュアを塗っては行けない。毎日この指先と暮らすことはできないけれど、残っている記憶。太陽に向かって伸びるそれはイベリスの花のよう。花言葉は、"心をひきつける"。わたしは、わたしの人生に酔いながら、素面での心地よさも手に、グラスの中で溶けない氷を転がしている。
「似合っていますか?」
うっとうしいだろうか。出かける前に心の中でそうつぶやく。それを聴いた彼が駆け寄り、抱きしめてくれる。わたしより美しい人、この世にどれほどいるだろう。それでもわたしの隣に彼がいる意味を、わたしが考えなければならない。
剃っても、数時間で伸びてくる腕毛。
「おはよう」から始まる、なんとも、植物に話しかけているような不思議さだ。最近は仲が良い。土であり、畑の主であるわたしが、その選択をしている。生まれたときから決まっている道があったとして、そこを歩く"心"は変えられる。薄く口紅を塗り、巻き込む下唇の潤いは日々増していた。
「似合っていますよ」
毎日伝えてくれた。言葉を飲み干す瞬間、体に沁みるような緊張が襲う。季節の暑さも関係ない。わたしから噴き出る汗は、それこそ異臭か。ここまで背中を押してもらえなければ、このワンピースも着ていないかもしれない。それでも今日、彼の前でこれを着ているわたしは、零れるほど「笑顔」だった。
◇
わたしの家の近所には、小学校と中学校が多い。
夕方ともなれば、街のあちこちで子どもたちが駆けている。何かを狙っていたわけではないが、わたしの散歩とそれらは混ざり合う。
細い歩道。そこでわたしはある日、三人の小学生とすれ違った。わたしの頃とは違い、ランドセルの色は多種多様だ。決めつけるわけではなく、その三人は、男の子だったと思う。
木の枝を大事そうに持っていた、その中のひとりとわたしは目が合う。そこで言われた一言は、かなりの声量だった。
「変なおじさんがいる〜!」
同級生の誰よりも薄かった髪の毛は、帽子で隠れていたはずだった。濃く生えた髭はマスクで見えなかったはずだった。それでもわたしは、その子どもの目に「おじさん」として映り、「変」だと思われる。その純度の高さは、大人のいやみとは全く違う、突き刺す素槍。一瞬で瞼は涙で膨れ、足跡に雫が灯る。
何がしたくて、わたしはワンピースを着ているのだろう。
「おじさん」は何もわるくない。
「女性」が良かったわけでもない。
それでも棘として、引っかかる。
毎日努力している。肌を綺麗にするために夜更かしを控え、バランスのいい食事を取り、あらゆる贅沢を後回しにしてファンデーションを買った。深剃りするための、数万円する電動髭剃り。さらに細かい場所も剃るためのT字の剃刀。歳を重ねるごとに頬はこけていき、それをなんとか改善するために顔の運動もしている。誰も気づかない変化しかない。眉毛を整え、背筋を伸ばし、どうにかしてこのワンピースが似合うための努力をしている。
わたしは、自然な人になりたかった。
誰かの心を無理やり変えさせる、それをする原動力はわたしにはなかった。「こんなわたしでも認めてほしい」と社会に向かって嘆くのをやめ、わたし自身が美しくなろうと思っていた。
その中で、刺さった。
靴の中に入り込む、ちいさな釘とは違う。誰が見てもわかる感情。「痛い」と叫ばずにはいられない。わたしは帰り道、嘆いてしまった。
◇
きっと、毎日嗤われていたのだろう。
その子どもだけではなかったはずだ。わかっていたことに気づいていた。むしろ、口に出してくれたことにわたしは感謝している。
「これに、なんの意味があるのだ」
傷ついて終わるこの時間が、わたしを連れて行ってくれる場所なんてない。背中を押してもらえても、たった一言でしぼんでしまう。脱ぎずらいこのワンピースを手で精一杯隠しながら、その日帰ろうとしていた。ただそこで、ひとつ、「深緑」の視線を感じる——。
思わずわたしは、振り返った。
そこには先ほどいた三人の小学生のうちのひとりが、わたしを見て恥ずかしそうにして立っていた。「変なおじさん」を前に、あのとき思えば表情に困っていたその少年を覚えている。
これもわたしの気のせいだろう。
付いてきているなんて一瞬思ってしまったが、SNSでも散々言われてきたことだ。髭が濃いと嘆き、ワンピースが似合わないと嘆いた。「気にしてるその姿が目障りだ」と。
けれども、その少年はどこまでも付いてきた。どうしても諦めきれなかったわたしは、自分の住んでいるアパートの前を素通りし、ねばった。「もしかしたらわたしと話したいのかもしれない」と、そう反芻する度、誤魔化せない大量の汗が重なる。
「なんのために、このワンピースを着ているのだろう」
日が暮れてしまう前にと、勇気を振り絞る。熱された心は、釣りたての魚のように跳ねている。わたしは、その少年に駆け寄った。当然そこで少し驚いたような表情の少年だったが、逃げてはいかず、わたしの目を見てその場で待っていてくれた。
「どうしたの?」
かがんでも、わたしの目線の方が上だった。じりじりとアスファルトから感じる風は、下着までのぼる。ぎゅっと膝を抱えるようにして、わたしは少年と同じ高さになった。
わたしの問いかけに、初めは困惑していた様子。気持ちだけが色を持って流れ、口をぱくぱくとしている。舌を少し絡めた頃、整ったのか、少年は言う。
「いっしょに…おはなししよう」
◇
これは、大丈夫なのかと思う。
ワンピースを着て外で散歩するとは別の胸の鼓動を感じた。連れ去っているわけではないと言い聞かせる。初めて会ったその少年と、わたしは近くの公園に行った。
ベンチに腰掛ける。よく恋人の彼ともここへ来ている。もしかするとこの少年ともわたしは会ったのが初めてではなかったかもしれない。遊具がなく、普段から人気の少ないこの公園を、実はかなりわたしは気に入っている。
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「お兄さんってよんだらいい?お姉さんってよんだらいい?」
少年はベンチに座り、足をぷらぷらとさせながら訊いてくる。少年にとっての正解を初め考えたが、わたしはわたしの"今の"気持ちを言う。
「どっちでも大丈夫だよ」
そう言うと少年は「お姉さん、あのね…」と迷いなく話し出す。そこからとんでもないことを言われるだろうと、大粒の唾を飲み込む。続いて出た言葉は、まったく予想していなかったものだった。
「ぼく、足がはやくなりたい」
脈絡など、必要ない。数秒間、風景だけが流れる。とにかく、初めて会ったその少年の望みは、足がはやくなることらしい。せっかく"お話し"しているのだから力になろうと、わたしは少年とその狭い公園でかけっこをしようと提案した。
うん、と、素直に頷いた少年は元気よく走り出す。正直、小学生がどれくらいだと足がはやいのかをわたしは忘れていた。ただこれは、当然だろうか。わたしの方が少年より足がはやく、わたしが捕まることは一度もなかった。
走り回り、少年は一、二分で疲れてしまったようだった。ベンチではなく、地面にお尻をついた少年は、息を荒いままにつぶやく。
「"男なのに"足がおそいから、学校でばかにされるんだよ」
それは、わたしの経験のないものだった。人より髪の毛が薄く、髭が濃い。幼い頃から、それがわたしの最大の悩みだった。一方でわたしは高校生になった頃には50mを6秒前半で走れた。あとちょっとで5秒台だったのだ。特に自慢したいわけではないが、"何もしなくても"、わたしの足ははやかった。
同級生を見て、そういえば思っていた。
「何もしてないのに、いいなあ」
周りは何も気にせず髪の毛をワックスでセットし、髭剃りの話題など上がっていなかった。哀しんでも哀しみ尽くせない。わたしが髪を生やそうと思い、専用のシャンプーを買ったり、剃刀を買うその"努力"はいつだって見つかれば嗤われてしまった。
何十年と経った今、わたしは少年に言われる。
「お姉さんが、うらやましい」
自然と飲み込んだ唾、それはさっきとは違う味。「足がはやくないと駄目なの?」「足がはやくなくてもいいじゃん」とは、言わなかった。「髪の毛薄いと駄目なの?」「髭が濃くてもいいじゃん」とわたしは"当時"言われたくなかったから。何が"やさしい"になるか大人になった今もわからない。少年を想い、ひたすらわたしは言葉を選んでいた。そう間をあけていたら、また少年は口を開く。
「あいつらはね、ゲームばっかりなんだよ。ボールあそびとか、かけっこばっかりなんだよ。それを好きじゃないのはおかしいって言うんだ。ぼくはぜんぶきょうみない。だから友だちもあんまり好きじゃない。お姉さんがうらやましい。ぼくも…自分の好きなことがしたい」
それを聴いて、わたしはまた目を少し瞑り、考える。このまま黙っていてもと思い、わたしは絞り出すようにして言葉を渡した。
「君の好きなことは何なの?」
今度は少年が下を向いた。そこから続けざまにわたしから言うことはせず、じっと、風景とともに待った。そしてたっぷりと時間をかけたあと、少年は言った。
「…なんにもない」
◇
27年間、わたしには好きなことがなかった。
正確に言えばあった。ゲームをしたり、ボール遊びや、それこそかけっこをした。ただどれも、胸を張れるものではなかった。
そんなわたしがSNSに出会い、文章を書くようになった。一つひとつ、景色を見て思った心を書いていったのだ。さらには、誰かの文章を読みに行った。そうして出会ったのが、この深緑のワンピースだった。
それ以外にもわたしには最近着たい洋服があったり、塗りたいマニキュアがあったり、挑戦してみたいアイメイクがあったりする。
その全てが"途中"だ。また変わるかもしれない。昔も今も、わたしは少しずつ「自分」を磨いたり、聴いたりしている。
お洒落やお化粧をして、それをエッセイにして生活するのがわたしの今の夢。大学を卒業して、就職して、うつ病になった。パニック障害とともに歩いたその道のりは、わたしにとって険しかった。
なんにもないと言って、俯いたままの少年にわたしは訊いた。
「好きな食べ物は何?カレーとか肉じゃがとか?」「本を読むのは好き?」「お散歩はよくするの?」。高圧的にはならないよう、一粒一粒、瑞々しい果実を分け合うように渡す。
けれども、少年は「う〜ん」「わかんない」と段々と、より背中を丸くする。そして少年は最後、言った。
「どうしてそんなに、ぼくにきいてくるの?きょうみがあるの?」
わたしはそこで、大人げなかっただろうか。愛を持って正直に言った。
「そこまで興味はないよ」
少年はわたしの言葉を聞いて、今にも泣き出してしまいそうだった。胸は痛んだ。それでも、わたしはわたしに伝えたかったのかもしれない。砂の散る地面に、深緑がそのまま乗る。大切に、そしてやさしさを詰める。そこでやっと少年は上を向いた。わたしは、その澄んだ瞳を見て、言う。
「自分の興味のないもの、好きではないものを無理に好きになる必要はないけど、人を知ろうとするのを放るのは、少し、淋しいでしょう?」
◇
わたしは、人と話すのが苦手だ。
わたしは、人と話すのが好きだ。
どちらも同じくらいの量、心に入っている。そしてそこに「相手を知りたい」「自分を知ってほしい」が、また同じくらいある。子どもの頃も、大人の今も、周りと自分からの視線を気にしている。
自分に好きなことがないから、誰かの「好き」が怖かった。
ものすごい熱量を持って「好き」がある人。両手で抱えきれないほどの数「好き」がある人。これだけはと大切に「好き」を持っている人。人はそれを持って、誰かと語り合うことが多い。わたしはそれに"ついていけなかった"。自分の心を隠すので、精一杯だった。
先頭は見えない。
誰も隣を走っていない。息を切らし、振り返っても人はいない。段々と走る意味がわからなくなったわたしは、足を止めていた。その時間していたのが、何より文章を書くことだった。
どんな景色があるのだろう。
どんな景色がわたしには見えていたのだろう。
それを考えた。
わたしは追いかけた。
わたしのペースで追いかけた。
自分の足で走れるようになれば、止まっている人の元までも走れる。
偉そうに言ったつもりはない。
わたしは初めて会った少年を大切に想い、最後、伝えた。
「ゲームもかけっこも、無理に好きにならなくていいよ。けどお友達と話しているうちにそこでもしも好きなことができたら、足のはやさはそこまで気にならなくなるかもね。でも、好きなことができなくてもいいし、気にしたままでもいいと思うよ。誰かと目線を合わせたり、『人』を知るだけで、とっても人生は楽しいから。わたしはずっと誰かに、そうしてもらいたかったの。そう、したかったの。お友達ももしかしたら、淋しいのかもよ?」
.
.
少年と、わたしがぽろぽろと泣いていた。
誰かにこの姿を見られてしまっては、「変なおじさんが子どもを泣かせている」と思われてしまうかもしれない。ただ幸い、人気のない公園でそうはならなかった。
目をこすりながら、そこで少年はわたしの目を見て言う。
「お姉さん、またぼくとあそんでね」
人の泣き笑った顔が、わたしは何より幸福だと思う。
「うん、約束するよ。けど、こっそり後ろをついていくのは危ないから、わたしを最後にしてね」
誰も振り返らないほど、わたしは美しくなりたい。
どんなときでも振り返れるよう、わたしは強くなりたい。
かけっこだけど、競争じゃないよ。
ほんとうの帰り道、わたしは少年を後ろから見送った。追いかけもせず、隣を歩くこともしなかった。それぞれが目指す「太陽」があり、それを共有している。イベリスの花言葉が、わたしは今日も、うらやましい。
書き続ける勇気になっています。