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#03 若いうちにぶっ飛んだことをしてみたくて


今日は、なぜ日本での生活を一旦置いて、
デンマークへ行くことに決めたのかについて、お話ししたいと思います。


わたしには小さい頃からのいくつかの夢がありました。
その夢の一つが
海外で暮らしてみる、ということでした。

何がきっかけというよりは、
テレビや本に映る日本を出た時の景色にどうしても心惹かれ、そこで生活する人々や文化、食べ物、景色、建築…

なんて素敵なんだろう。

いつか自分の目で見てみたい。
ここを自分の足で歩いてみたい…

徐々に強く惹かれていったのが
はじまりだったと思います💭

その憧れから、何度かチャンスを得て
短い期間海外に行ってみることはあったものの、長い間住んでみる、という経験はまだでした。

そして前職で働いている間は、長い期間
休みをもらって行くという選択肢は無く、
資金もまだまだ足りなかった為、
いつか行く時のために働く、お金を貯める。

そんな気持ちで働いていました。

そしてその“いつか”のタイミングは思っていたより早く、やってきました。

前職の忙しさが年中ほとんどピークに達し、

どんなにやっても終わらない、
連日続く残業、
もう何をしていても涙が止まらない……。

感情を無にしないとこなせない量の仕事をしながら、
あまりにも自然に浮かんできた

“ 決めた。来年は海外に行こう。”

そう考えることが唯一
その時の自分を奮い立たせてくれ、

そして長年の夢がようやく身近に感じられて
救われるような思いがしました。

それに、そう決めてからは
何事もこの一年で終わり。何があっても最後だ。

と吹っ切れることができ、
目の前の仕事を今まで通りこなして
ついに最終出社を迎える日まで、働ききりました。

前職に在籍中も、
行く国のことは漠然と決めていましたが
決め手に悩んでいました。


 場所は治安が良くて、住みやすそうで
 自然がたくさんなところがいいな…

たくさん検索し、たどり着いたのは 「北欧」 でした。

いつかテレビで見た、洗練されていながらも、
あたたかな印象を持つ国。
カラフルな街並みが魅力で、幸福度が高い国。
建物や家具、インテリアデザインが
落ち着いた中にも目を引くものがあり、
身につけるものも自然とその国のものを選んでいたり…

その国というのがデンマークでした。💭
調べれば調べるほどみるみる惹かれていくデンマーク。

こういう時は、ピンッときた直感、
カチッと歯車が合う感覚に身を任せるのが
良かったりします。(笑)

自分は特に言語が学びたいわけでは無くて、
長期で住んでみたい、文化を知りたい、が強いです。

まるでそこに暮らすように
異国に溶け込むような感覚を味わいたい。

そういう思いもあって、英語圏ではない国でも
いいなと、選択肢が広がりました。
(とはいえ、デンマークでは国民のほとんどが英語も話せるそうです。)

ここまで、導かれるようにデンマークへ辿り着いたのですが、その中で、自分の考えの軸に
気づけた気がします。

それは、幼い頃の夢に基づき、
どんどんどんどん膨らんで辿り着いた

「若いうちに一度、ぶっ飛んだことをしてみたい」

ということ。(笑)

正直、今回の選択はお金もかかりますし、
手配や現地とのコンタクト、その他諸々労力もかかります。

日本にいて働いていれば、これからも
何かを頑張ったご褒美に、欲しかった高いブランド品を買うことができたり、
ちょっといい宿に泊まってみたり、、
自分へのご褒美を与えながら働く日常があったと思います。


または、言語や文化の壁にぶつかることなく
家族、友人と何不自由なく、プライベートを
楽しく過ごすことができたと思います。

もし今行かないという選択をしたら
そこには変わらない日常があったよなぁ、、
とふとした瞬間に思います。

でもそれを選ばなかった。
ふたつを天秤にかけると、どうしても

「感情豊かでフットワークの軽い今、
 どうしても 経験したい!」

「自分の20代といったらこれ!と言える
 大きな物語があってもいいじゃないか」

人と違うことをすることに対して、
将来に対して、弱気になる日もあるけれど

何度でもやはりそう思うのです。


どんな体験をし、何を感じ、何に活かせるか
今は分からないことだらけです。
もしかしたらただの経験になるだけかもしれない。

それでも、一度きり。
今しかできない経験へ飛び込んでみたい。
この気持ちはいつまでもあり続けるものとは
限らないからこそ

この気持ちがあるうちに、行動してみたい。
そして願わくば、
その経験が生む将来を見てみたい。

そんな気持ちで、出発までの日々を送っています。(笑)

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