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本当にインター校でいいの?

香港やシンガポールには、インター校が無数にあり、ローカル校でも授業はすべて英語というイングリッシュスクールという区分けの学校もあります。

ちなみに、日本人学校も一種のインターナショナルスクールになりますね。

さて、駐在員の親の中には、子供をインターナショナルスクールに通わせ、1~3年で帰国し、帰国生枠を狙うという方がいらっしゃいます。

結構な人数いらっしゃいますよね。

最近話題になったのは、「1年以上滞在したら帰国子女」という決まりを拡大解釈し、学期での1年で帰国生枠を受験している、受験させてくれる学校の話しがありました。

つまりこれは、本来「365日以上海外に滞在していること」という意味を、学年での1年、インター校で言えば8月入学、6月修了の1学年で1年間滞在したとみなしたということになります。

さらには、帰国子女ではない、海外に滞在したのは旅行の時だけという親子もその枠に応募したり、学校側もその確認が難しくて制度の悪用が絶えません。

この問題はさておきまして、今回の話しは、

「本当に大丈夫ですか?、インター校を選んで。」です。

おそらく、ネットで調べたり、ブログであれ、噂話であれ、たいていは良い成功例を聞いているだけだと思います。

おまけに、東大がねらえるような「中高一貫校に入学できました」の話しを読んで、我が子もそれにと考えている場合は多いですね。

その成功例の裏の失敗例(失敗ということは失礼でもありますが、分かりやすく)や、その後に非常に苦労して後悔されている、または思ったようにうまくいかなかったという例は、10倍程度隠れていると思います。

10倍ですよ。

つまり、うまくいったのは、10人に1人だけ。しかもうまくいったという感覚は個人によってことなるので、みなさんが理想とされているようなケースはさらに少なく、20人に1人です。

それは海外の受験塾の成果を確認すれば分かりますね。

つまり、そのわずかな成功例に引っ張られないように注意して考えてみてください。

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