語学を武器にすべき「勉強嫌い、引きこもりや自閉症スペクトラム障がいの子供」
(アメバ&note同時掲載)
自閉症と診断されていなくても、多少なり学校での生活に苦労してしまう子供。勉強の意欲はなく、大学への進学も希望していない子供。
もちろん、大学へ通わせたくても、定員割れの日本の大学を選択してあげたとしても、本人にやる気がなければ、大学へ通うことなく中退してしまいます。就職も困難で、自分で何かを始めるわけでもなく・・・。
何が正解なのかは、その時の状況、子供それぞれのタイプやコンディションなどで全くことなります。家族構成から、海外などの居住場所。
全てが人によって異なるので、正解はありません。
勉強をしなくなった中高生。
中学生であれば、1年後、2年後に変化する可能性はあります。大きな可能性があります。
しかし、高校1年生、インター校でも1年相当の学年になった時、大学進学準備が始まります。
どうしても大学への興味がない。普段の勉強に興味がない場合、1つおススメできることがあります。もちろん、これを嫌う子供もいるので、選択肢の1つとして考えましょう。
それは、語学の勉強です。
海外暮らしで、英語もままならない、インター校で英語についていくのもやっとで、成績もよくない。それでも、さらに違う語学を学ばせます。
日本語、英語。それでいっぱいだということも分かります。
でも、もし大学をあきらめるのであれば、日本語の勉強もいったん中止してしまいましょう。
英語の勉強は学校でやっています。
だからここで、他の言語。特に非英語圏に住まいの家庭では、その現地語。または、フランス語やスペイン語、中国語や韓国語、少しでも興味ある言語。
そんな状態で新しい言語を学ぶことのメリットは、じつは検索してもあまりでてきません。
まだ新しいアイデアと言ってもよいでしょう。
でも、何か状況を変えたいと焦っている親であれば、子供へこれを進めてみることはおススメです。
誰から学ぶか。それは、だれでも良いです。
できるだけ、家庭教師や教室などの対面で学びましょう。
本格的に資格がある人から学ばなくても、大学生のアルバイトを募集する程度で、真剣に上達を考える必要はありません。
新しい他人と接する機会。さらに、英語とは異なる言語。
これは、2つの側面でおもしろい効果があることがあります。
まずは、英語と日本語の違いに本質的に気づき、英語への取り組みが変わること。文法や、言語としてのルールの違いが明確になります。勉強で知ることではなく、本質的な気づきがあります。
もう1つは、勉強することで得られる効果が分かりやすいこと。
新しい言語。つまり全く分からない状態です。それが日々の勉強で分かるようになる。現地のスーパーなど、ちょっとした場面で接する単語や言葉が理解できることで、自分の中で精神的な変化が感じられることがあります。
さらに、もしある程度上達した場合は、3か国語目の言語を習得している状態です。履歴書に書ける項目が1つ増えていますし、話題も増えます。ちょっとしたことのように思われるかもしれませんが、そのちょっとしたことを他のことで得られるのであれば、問題ありません。その他のことで良いでしょう。でも、なにも見当たらないのであれば、新しい言語の勉強はおススメです。
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