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過去記事まとめ「インター校にみる宿題問題」「インター校のデメリット」「インター校の秘密・大学受験に関すること」

インター校にみる宿題問題

中学校、高校の宿題で、「ビデオ編集して課題にそった自分のビデオ作品を3分以内でつくりましょう」

これは、インター校では普通にある宿題です。小学生レベルでもこなすことができる宿題です。凝った作品を作るか、てきとうに簡単なものを作るかは生徒のその授業にとりくむ姿勢などで分かります。

さて、日本において、こういった時間のかかりそうな宿題に関して一定の批判があります。

つまり、塾に通っていて、時間がないから宿題が多すぎる・時間がかかりすぎるのは困る。

日本の受験には内申点・つまり学校での成績と評価内容が必要ですが、その内申点の確保には宿題が重要です。

それはわかっていても、学校の勉強だけでは偏差値が上の大学へ進めないことから、学習塾での激しい終わりのない勉強が続きます。

宿題を完璧にこなすのであれば、塾の勉強と宿題に影響する。

だから、宿題は減らしてほしい。

内申点は宿題を考慮しないでほしいとなります。

インター校の場合はどうでしょうか? 

成績に宿題は影響します。

宿題は、課題形式で調べて書く時間のかかるものが多くあります。

そして塾にも通う生徒も多くいます。

やはり塾の勉強に追われ、宿題がおざなりになりがちです。

インター校において一般的に、宿題をしっかりやってくる生徒の方が学力が高く、大学受験においても非常に分かりやすい結果が待っています。

授業の後にクラブ活動が長時間続く場合を除き、学校が終わり2時間程度は宿題の時間、その後に塾と考え方を変えるとすっきりしますが、偏差値を少しでもあげたい親によってそれは阻止され、学校が終わり塾に直行する。夜は塾の宿題を優先することになります。

この問題に終わりはありません。学校が宿題を一切ださないことも考えられますね。でも、学校の成績を判断するために多彩な小テストを行い、点数以外の成績を書くためには行動や態度を把握するための課外活動が必要になるでしょう。

宿題をなくし、課外活動の実績を大きなポイントとする考え方が今後推し進められていきます。課外活動には運動系・文科系クラブ活動も含まれます。

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