「ディベート」は必須スキル
国際バカロレア校の国際バカロレアコース。
ここは、小学校、中学校、高校という日本の普通の学校の仕組みとは多少異なります。
さて、このバカロレア校が最近どんどん増え、人気が高まっています。
授業の特徴としてよくあげられることがあります。
それは、グループディスカッションの多さです。
教室内で4,5人のグループに分かれ、特定の問題、議題、課題に関してディスカッションを行います。
進め方はいろいろですが。
たとえば・・・、グループの中でそれぞれがディベートのように行い、一番良い意見を決めて、さらにクラス内で他のグループとそれを突き詰めていく。
グループで協力しあい指定された時間内でインターネットを駆使して問題などを調査、解決策などを策案、提示していく。
などがあります。
さらに、そのグループ同士で対決が興味深く、そのころには誰がリーダーシップのある生徒なのかがすぐに分かります。
グループ同士のディベートを行いますが、その中で発言できる生徒、できない生徒。
発言できていない生徒に発言や意見をたずねてみる生徒は、あきらかなリーダーシップがある生徒です。
もちろん、そのグループ内のディベートになれた生徒やリーダーシップがある生徒が真ん中に立ち、他のグループと対決することになりますから、そんな生徒が小さなグループにいない場合は上手くいかないこともあります。
想像してみてください。
どれだけそれが盛り上がることか。
でも、同時に協力しない生徒もいて。
例えリーダー格の生徒がお願いしてもあまり考えてくれない生徒もいて。
やはり、選抜の緩いインター校では勉強しない生徒って一定数いますよ。
そのような人は社会にも普通に存在しますから、そういう人と一緒になって行動する練習も重要です。
ある意味多様性ですね。でも、実はこの多様性が一番教育の中で重要です。
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