ほどよい
世界を変える術を知ってから、生きやすいコツのようなものを身に付けることができた。
知ったこと(インプット)は教えてこそ(アウトプット)成り立つのかと考え、私は娘や母が困ったときに伝えるようにしている。
そうすると、娘も母も変わっていくから不思議なものだ。
娘は弱い子だと心の師匠に言われたことがあった。
私は娘のためにも自分が幸せになろう!と決めたことがあった。
それから私が成長すると、娘も少しずつ成長している感覚があった。
先日娘がバイトで嫌なことがあったと愚痴ってきた。
以前の娘は「やだやだやだ」と逃げる癖があった。
娘の話をじっくり聴くと、以前も同じようなことがあったことを思い出した。
娘は過去の劣等感を繰り返していたのだ。
娘がそうなってしまったろう過去の出来事を振り返り、あのとき私がもっと戦えばよかったね…と娘への謝罪の言葉と私も後悔していることを話した。
娘は私に愚痴った次の日、自ら元の環境に戻って行った。
そして昨日娘から、
バイトの嫌なやつと戦った!言うことを言ってやった!と連絡がきた。
正直、そんなたいした事件ではない。
しかし娘にとっては過去の事件と重なる悔しい事件だった。
「よく言ったね。
過去の逃げる自分を脱却したね。成長したね。」
まだムカつくけどハンバーガーを食べて寝て、娘のムカつくは終了した。
ほどよい出来事だった。
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