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「オタク」と「ファン」の境界線

誰にでも、好きなもの。趣味。追いかけたいものが1つくらいあるんじゃないかなと思います。好きではなくても、目で追いかけてしまうとか。私は、小さい時から、変わってきましたが途切れることなく今これにハマってます!となるものがありました。

1番初めにハマったのは多分、歌手の「氷川きよし」さんです。おばあちゃんの家で過ごすことが多かったので、目にすることも多かったです。お母さんに連れられてライブに行ったこともありました。その時は周りのおば様方の迫力が凄すぎてびっくりして泣いてしまいました(笑)

その次は刑事ドラマですかね。はぐれ刑事純情派の安浦さんとか、相棒シリーズ、科捜研の女シリーズとか、テレビ朝日系列の刑事ドラマって面白いですよね...。そして、一生モノの趣味と言える読書にも出会いました。青い鳥文庫の名探偵夢水清志郎シリーズは全部読んだと思います。はやみねかおるさんの本、好きです。

そして初めてアイドルというものにハマりました。「嵐」です。今思うと、2009年に10周年を迎えて大ブレイクしていた流行ものに乗っかったのかとも感じますが、好きでした。そこからいろいろありまして、「関ジャニ∞」にドはまりして、これは結構好きだった期間が長かったです。THEアイドルをしていない感じが何だか好きで、CDを自分で買ったりしました。

今振り返ると、王道というよりアウトローな感じが好きだったし、いわゆる赤レンジャーより青レンジャーに惹かれるタイプでした。真ん中をいかない自分カッケー!みたいなのもあったかもしれないです。

だけど、どれも気持ちの長続きがしなくて好きは好きで変わらないんですが、好きになると、周りの同じようなファンと自分を比べてしまいます。好きな気持ちに差なんてないと思わせてほしいですが、好きな歌手が出している曲だからって全部好きになるわけではないし、雑誌全部チェックするわけではないし、そんな私は好きっていう資格ないんじゃないかな。ちょっと気になっているだけの「ファン」とは言えないのかなと自信を無くしてしまいます。

そんな私が好きになってもう少しで2年になろうかとしているものがあります。それが「お笑い」です。すがりつくように好きになりましたが、今では自分で大阪まで行って劇場に行ったりするほどです。(もちろんコロナ禍になってからは行ってないです。というか行けてないです...。)こんなに行動できる自分がいたんだと新しい自分に気づくことができたのもお笑いのおかげでは、と感じるほどです。

もともと「はねるのトびら」「エンタの神様」「めちゃイケ」をがっつり見てきましたし、「レッドシアター」「ピカルの定理」の話題で学校は持ち切りという中で育ってきました。こっぺぱん、、懐かしい、、くぐりたい、、

そうした中で、一番好きな芸人さんって誰?誰のファンなの?と聞かれることがたまにあります。そんな時即答できない自分がいます。誰と答えたらちょうど良いんだろう?と考えてしまいます。大阪の若手の方が好きで例えば「カベポスター」さんとか、「吉田たち」さんとか、主に劇場で活躍されている方が好きなのですが、言っても分からないしな~、かといってここで「和牛」さんとか「ミキ」さんとか言ったらペラペラかよと思われてしまいそうで。

「和牛」さんや「ミキ」さんを好きな方々がペラペラだと言っているわけじゃないです。あくまで自分の中での問題なのです。

多分私は特定の「誰か」を応援しているファンではなくて、ただただ「お笑いオタク」であって、けど、こだわり強めだと思われるの恥ずかしいな。というか、好きなのに、胸張って全部が好きです!と言えない自分も嫌だなって。

「ファン」も「オタク」も好きな気持ちでは変わらないけど、その人自体が好きっていうのが「ファン」。その業界自体が好きっていうのが「オタク」なのかしら。きっとこれからも色々なものに触れながら好きになって、人生豊かになるのが楽しみです。

結局何を言いたいか、分からなくなっちゃいましたが、「推し」って便利な言葉ですよね、って思います。

と書きながら、見取り図さんのYouTube見てます。本当に面白いのに周りにオススメできないで有名らしいです。皆さんぜひ。


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