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私の思う美しさについて

人はどう生まれても美しいと思うんです。

世界にたった1人しかいない私だけの顔なのです。


小学生の頃、中学生の頃、誰しも自分はあの子に比べて可愛くないとコンプレックスを思い知らされます。 

それは他人からの評価や一般的にかわいい、美しい、とされる概念から照らし合わされるものです。

そしてそれは人となりとも同じだと思います。

こうあるべきだ。この方が良い。などです

そこから外れるのは勇気のいることだけれど、特徴を活かせば月にもスッポンにもなれます。

義務教育時代は異質なものは排除されますが、歳をとるにつれて貴重な個性や独特な感性は重宝されると思います。

(常識や礼儀は大前提として、人間的な面白さなどの面で)


そして美しさの標準は1つではありません。

人がいればいる分だけ存在するものだと思います。

簡単に言えばスラッとしていて無駄な贅肉がなく、スマートで肌が綺麗だったら目は線でも骨格がゴツゴツしていても美人だと思うのです。(これはあくまで私の理想)

パリコレのアジア系のモデルさんや、最近見るアジア人のモデルさんは美しいけど、単純な美しさではありません。

肌の綺麗さ、メイク、髪型、アンニュイな表情、自分に合った角度、自分に合ったドレスアップがあるのです。

それは私たちにも等しくあると思いますが、答えを探すのは簡単ではありません。

人生を通して自分と似た骨格、目、顔立ち、色々とリサーチしないと、自分に合う美しさは見つけることができません。

私はそんな私にだけ当てはまる美しさを手に入れたいのです。


中学生の時、周りがメイクをし始めて気づきました。

雑誌やネットにあるメイクは全てモデルさんが二重なのです。

私は一重なので、真似をしても目を開くと全然線や色は見えなくて、瞼いっぱいに塗りたぐってすごい顔になりました。(笑)

でも日本人、アジア人?のほとんどは一重なはずなので、みんなアイプチか整形か一握りのハーフなはず。それを参考にしたところで限りなく自分の痕跡を残さないようにしないとメイクができない状態でした。


私は色素の薄い外国人に憧れます。薄い目の色、透き通る肌、ぱっちり二重、素敵です。

でももしかしたらその人もアジア人に憧れているのかもしれない。

結局無い物ねだりなのかもしれない。


せっかくこの体に生まれてきて、この顔に生まれてきたのだから、活かさないでどう生きる?と思いました。この顔に生まれたことを後悔したくないのです。

ここが人生を変えた私自身との出会いです。


中学、高校生の頃はそれでもメイク方法がわからずアイプチをしていましたが、しすぎると目は腫れるし、なによりも毎朝目の上に必死になってテープを貼る自分を客観視して悲しくなりました。

それからは、まつげをビューラーでしっかりあげて、目の上をマッサージして、目が開きやすくなるようにしたり、綺麗に年を取れるようにスキンケアや美白ケアに専念したり、韓国人の奥二重のモデルさんや、一重のモデルさんの画像をたくさん調べて、一重のメイクを研究しました。

これでやっと自分のベースを活かしたメイクが出来上がったのです。


それでも色々憧れたり真似したりしたけど、

今は完全に自分の体質、性質、特質を活かしまくったファッションやメイクに落ち着いています。


それでもいい人はいいけれど、

もうアイプチしてカラコン入れる時代は終わりにしませんか?


整形やアイプチ、カラコンをバカにしているわけではありません。

新しい人生の抜け道を模索したいのです。


新しい美が転がる時代になってほしいですし、自分が自分に生まれてよかったと思って生きてほしいです。

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