阪本麻紀|表現あそび教室

京都の劇団「烏丸ストロークロック」の俳優です。こどもたちの表現活動にも携わっています。…

阪本麻紀|表現あそび教室

京都の劇団「烏丸ストロークロック」の俳優です。こどもたちの表現活動にも携わっています。 |表現あそび教室|こどもたちと一緒に演劇を通して「表現する」ことを楽しむ教室です。 烏丸ストロークロック https://www.karasuma69.org

最近の記事

表現あそび教室 2023年度のきろく

2023年度は天候に左右された年になりました。 大雪や大雨によって中止にしたり、雷雨が激しくこどもたちの集中力が持たなかったり…でも自然の中で生きているわたしたちには避けられないことで、《外》の状況を無視しないで、からだの反応にしたがって「今日はまったりやろう〜」「今日はめちゃお日さんが気持ちいいから外でスケッチしよう〜」という感じで、ワークの内容を都度変えながら実施しました。 自分の《内》ではなく《外》への感覚がひらいていっているのは、こどもたちが緊張せず楽に過ごせる時間を

    • 表現あそび教室 2022年度のきろく

      コロナ禍3年目の2022年度。会場をお寺さんから京都市内の公共施設へ移行し、新鮮な気持ちでスタートしました。新しいなかまが増えて、とっても賑やかになり、毎回こどもたちと「どんなことしたらおもしろいかな〜」を模索した一年でした。 『ことばのイメージ』 擬音語や擬態語のことばからイメージした感覚を絵にしてあそびました。 発表するときに「え?これなに?どういうこと!!」と、一人一人感じていることが違っていることに、発見と驚きがあったようです。 詩『このこ ネコの子』 詩に描かれ

      • 【お知らせ】こどもえんげき広場@京都・烏丸 3/18,21開催

        京都市の中心地の烏丸にステキな場所「ehon no alu(えほんのある)」がオープンするそうです。ご縁ありまして3月の企画に関わらせていただくこととなりました。こどももおとなもいっしょに、からだと心をほぐしながら、絵本の世界であそびたいと思います。ゆるりとたのしい時間を過ごしましょう!

        • 表現あそび教室 8-12月のきろく

          表現あそび教室を始めてから3年が経ちました。 3年の間に、たくさんのこどもたちとの出会いがあり、たくさんの表現が生まれる場に立ち会うことができて、とても幸せに感じています。 新型コロナ感染拡大のため、現在は開催を控えておりますが、無理なく続けていけたらと思っています。 《公園でスケッチ》 近くの公園に行って、自分が気になったものをスケッチして発表するワークに挑戦しました。こどもたちは公園の隅々まで歩いて、小さな発見をいくつも見つけて、とっても楽しそうでした! 「滑り台にの

        表現あそび教室 2023年度のきろく

          表現あそび教室 4-7月のきろく

          ようやく梅雨があけましたね。 こどもたちと一緒に教室を出て歩いていると、「まっきー、雨ってなんで降るか知ってる?」って聞かれました。わたしがなんて答えようか考えていると「お姉ちゃんが言ってたんやけど、神さまが泣いた涙なんやって」って。わたしが、神さまは悲しいことがあったんかな、嬉しいことがあったんかなって尋ねると「うーん、どっちもあるんかもね」と。 こういうやりとりがあった日は、気持ちがふっと軽くなります。 4月に入ってからも感染対策をしながら、身体を動かしたり、絵を描いた

          表現あそび教室 4-7月のきろく

          「かみしばい完成!」と「新しいなかま募集!」

          桜が満開の京都。4月になりましたね。 この一年、コロナ禍の中でできることを試行錯誤しながら、こどもたちと過ごしてきました。そして、昨年7月からこどもたちが取り組んでいた「かみしばい」がついに完成しました! 2,3月は、かみしばいの製作とともに、からだを動かすことが好きなこどもたちと「ことば」からイメージする動きを考えて遊んでみたりしました。 ‘ピンっ!’‘ふわふわ’‘もふもふ’‘キラキラ’の4つのことばを並べて、順番を変えたり、ことばを短くして、ダンスの流れをつくって「ピン

          「かみしばい完成!」と「新しいなかま募集!」

          表現あそび教室(2-3月)のお知らせ

          こんにちは。2回目の緊急事態宣言が出されて約一ヶ月が経とうとしています。 2,3月の表現あそび教室は、感染拡大防止のため、新しく参加希望の方にはご遠慮いただくことにしました。4月以降は新たに募集をする予定ですので、しばしお待ちくださいませ。来年度からは、京都以外でも少しずつ実施出来るような状況になったらいいなぁ…と祈っています。 12,1月は感染が広がってきていた為、動いたり声を発するワークを控えて、とにかく制作中の「かみしばい」に集中して取り組みました。 この数ヶ月で、物

          表現あそび教室(2-3月)のお知らせ

          表現あそび教室(12-1月)のお知らせ

          今年もあと少しとなってきました。新型コロナウイルスの感染がまた広がりつつある状況となり、心穏やかに過ごせない日々が続いていますね。 そんな中ではありますが、表現あそび教室は少人数でほそぼそと開催しています。 声を出さずにからだを使って遊ぶことを軸に取り組んでいます。 ピアノの音に合わせて、深呼吸したり、歩いたり、走ったり、ジャンプしたり。 音楽を聴きながら「今日は足だけ動かしてみよう」「今日は手の指をたくさん動かそう」という感じで、毎回意識する場所を変えてやってみると、少し

          表現あそび教室(12-1月)のお知らせ

          表現あそび教室(10-11月)のお知らせ

          少しずつ秋の空気やにおいを感じる日が増えてきましたね。 7月より再開した表現あそび教室では、新型コロナウイルスの感染予防対策をとりながら、こどもたちと一緒に表現を楽しむ時間を過ごしています。 大きな声を出したり動いたりすることを控えつつ、どんなことができるかなと考えてみて、7,8月は音楽を聴いて、自分が想像する場所や物語を絵にして描いてもらいました。曲のタイトルは伝えずに、音楽に耳を傾けてもらって「どんなばしょがうかんだ?」「そこにはだれかいる?」「どんなきせつ?」と問いか

          表現あそび教室(10-11月)のお知らせ

          表現あそび教室 再開します!

          新型コロナウイルスの拡大防止のため、表現あそび教室をお休みしていましたが、継続を希望の方からのお声をいただき、感染予防対策をとりながら、ゆるやかに7月から再開しようと思います。 人と人の距離を十分に確保しながら、大きな声を出したり、たくさん動いたりするのを控えて、原則マスクを着用して、こどもたちと一緒に表現を楽しむ時間を過ごせたらと考えています。 今年度は、ゲストに他ジャンル(ダンス・音楽・衣装など)のアーティストを講師に迎えて、こどもたちがより多角的に創作するきっかけをつ

          表現あそび教室 再開します!

          表現あそびの会@岡山(2019)

          第1回目(2019/8/4) 岡山在住の知人が企画して立ち上げた「ヨノナカ実習室」という、いろんな実験を試みる場所で、初めて岡山で実施することになりました。 こどもとおとなが混じりあって真剣にあそぶ時間になりました。 最初はこどもたちは様子を伺っていましたが、ワークが進むにつれてどんどん自分からアイデアを出すようになっていきました。 「だるまさんが◯◯したゲーム」では、おとなが鬼をやっていると動いてもちょっと大目に見るんですが、こどもが鬼になるとちょっとでも動いたら「ブブ

          表現あそびの会@岡山(2019)

          表現あそび教室@京都(2017-2019)

          きっかけ音楽をやっている知人から「遊びながらこどもたちが音に触れるようなこととかなにかできないかしら?」とお声かけいただいたことが始まりでした。 わたしは音楽の専門ではないので「演劇を通じてであれば」と試しに始めてみることにしました。京都市内のお寺の住職さんを紹介いただき、お寺の近所のこどもたちがまず最初に参加してくれました。参加したこどもたちが「次もやりたい!」と継続を希望してくださったり、他の方に紹介してくださったり、SNSなどでお知らせしたりして、参加メンバーが少しずつ

          表現あそび教室@京都(2017-2019)

          「表現あそび教室」とは

          ★表現あそび教室★ こどもたちと一緒に演劇を通して「表現する」ことを楽しむ教室です。身体を動かしたり、舞台美術の絵を描いてみたり、小道具をつくったり、音響を考えてみたり、台本を書いてみたり、絵本の1シーンをみんなで創って演じてみたり、いろんな表現に触れながら、こどもたち一人一人の可能性を広げていきたいと考えています。京都市内のお寺さんで月2回開催しています。 プロフィール|阪本麻紀(俳優) 1978年和歌山生まれ。高校より演劇活動を始める。近畿大学文芸学部芸術学科演劇・芸能

          「表現あそび教室」とは