喉元にナイフを突きつけて。

私の性格を表す言葉。

好奇心旺盛　猪突猛進　流されやすい

その性格が招いた、最近あった恋愛の話。

（これは個人的な備忘みたいなもんです）

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3年付き合った彼と別れて2ヶ月が過ぎ、次の恋に焦っていた私は、いい人がいないかと周りに聞きまくっていた。そんな矢先に友達に紹介してもらった、イケメン消防士。

ちなみに言うと、私はTHE体育会系の男の人が好きで、よく大学の体育会クラブにいる半袖半パンの肌の焼けたガタイの良い人がタイプである。

そんな私からしたら、最高の巡り合わせ。テンション爆上がり。

早速、自分から日程を調整していざ会うことに。

初デート、焼肉を食べた。他愛もないこと（初デートでよくある、好きなタイプは？とか趣味は？とかetc...）を話し、2軒目に行こうかという話になった。焼肉屋があるその街は彼がひとり暮らししているところで、なぜか彼は自分の部屋で飲み直すかと言ってきた。

私は考えた。「これは何かあるのか・・・？どういう気持ちで言ってきているのか・・・？」と。

怪しい。いやいや、友達の旦那の友達だし、滅多なことはしないだろう。

その街は、周辺に居酒屋もあまりない街だったから、まあいいかと思い、彼の暮らす家で飲みなおすことになった。

結果、何もなかった。彼は、紳士で、その整った顔で優しく接してくれた。

そして案の定、私は彼を好きになってしまった。。。

冒頭でも記載したが、私の性格の一つ。猪突猛進。

これから私の大暴走が始まる。

一度気になったら、もう止められない。

初デートの翌日、どうしても会いたくなって、「家に行ってもいい？」と自ら彼に電話して会うことになった。

異性の家に行くということは、きっと、というか十中八九そういうことなんだろうけど（＝大人の行為をする）。今から何が起こるかわからないこの状況にワクワクした。好奇心が疼いた。好きという気持ち、会いたいという気持ちだけで、彼の家に行った。

で、結果、いろいろあってキスだけして帰ってきた。

そこから彼からのLINEの返信速度が急激に遅くなった。

今まで数時間おきのやりとりだったのが、1日、2日おきになり。最初こそ、不安でしかたなかったけど、LINEの返事が遅い人って世の中にたくさんいるし、彼もそういう人なのだろうと思って不安な気持ちを消化した。

3回目に会う約束も私から誘った。次は水族館。彼がごまあざらしが好きというので、提案した。ちなみに私は、動物や海の生き物に全く興味はないが、彼が好きなことを！と思い提案した。

当日、水族館を楽しんだ。そして、場所を変えて居酒屋で飲んだ。そして、また家に誘われた・・・

なんでこの人、家にばっかり誘ってくるんだろう。って思ったけど、私は、彼が好きなもんだからもう判断もよくわからなくて、その提案を飲んだ。

結果、セックスしてしまった。

雰囲気に流されてしまった。

彼からの誘いに何度か抗っているうちに、なんだかかわいそうになってきて。あと、ヤったらこの関係が何か変わるのかなって。思って、ヤってしまった。

男の人にとって、セックスってどういうものなんだろう。

私は彼が好きで、いろいろ考えて、体を許したけど、彼は私のこと、好きなのかな？と思って、いろいろ気持ちが交差した結果、

「私のことどう思ってる？」と彼に聞いた。

すると彼は「うーん、好きやで。」と答えた。

私「じゃあ、他にデートしてる女の子おるん？」と重ねて聞いた。

というのも、デート中に携帯でこそこそ何かを打っているのが目に入ったから。それが気になって。

彼「連絡とってる子はおる」

私「ふーん、じゃあ、私とその子どっちが好き？」

彼「うーーーーーーん」

と結局、彼は答えなかった。

私とのLINEの返事は遅いくせに、その女には私とのデート中に返してたのだろう。結局、どうやら私は彼の二番手だったみたい。

それ以来、彼とは連絡をとっていない。その時の彼の返事で、私自身一気に萎えてしまった。

彼の喉元にナイフを突きつけながら関係を迫っているが如く、私は気持ちが暴走していた。彼には悪気はないのだろうけど、正直彼にちょろいと思われてたんだろうな。自分の気持ちが抑えられなくて、暴走していた。

客観的にみたら、私すごくやばい女なんだけど、当事者だと気付かない。

また、無駄にヤってしまった。（五右衛門みたいに、まだ無駄なものを切ってしまった・・・と同じ感覚）

ま、つぎつぎ！

次は、同じ失敗はしないように。。。

（終わり）