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落語のはなし

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落語にまつわるお話です。はな平の考える落語の話から、落語の周辺の話、落語家独特のしきたりなどを取り上げています。初めての方が疑問に思うことを取り上げることを念頭に書くマガジンです。
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#落語

独演会のご報告

独演会のご報告

第七回目の独演会が終わりました。今回のネタは以下の三席、昼夜共同じネタです。

一、狸札 立川公四楼
一、きゃいのう はな平
一、にらみ返し はな平
仲入り
一、甲府い はな平

前座は立川公四楼さん。同窓の先輩だけど、落語家としては18年ほどこっちが先輩。今まで中央区役所に勤めてたんですって。公務員の公ってわけです。

と言うわけで、今回は「にらみ返し」を一つの目玉に三席申し上げました。

「に

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2024秋の新真打、逆襲の真打。

今秋の新真打について話します。今度の真打は色々な意味でほっとけない真打です。

ハチヨンの人、一緒に会をやっている人、そして抜擢後の最初の真打です。

こんなこと、当人たちは思い出したくもないことだと思うんですけど、抜擢真打に関しては私も色々と以前触れたことがあるので、その後の彼らのことにはちゃんと触れておきたいと思い、四人についての思い出とか師匠のこととかを書いておきます。

・柳家花ごめ花ごめ

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【あなたの知らない落語の世界】第11回「台詞を忘れたらどうするの?」(有料)

【あなたの知らない落語の世界】第11回「台詞を忘れたらどうするの?」(有料)

今日は落語の台詞について考えてみます。そもそも落語には台本というものがありません。お芝居などには台本があって、それをみんなで共有しますが、落語の場合は口伝ですから、台本を渡されて覚えるのとは違って、自分で書き起こすわけです。そういう意味で台本はありません。書き起こしたノートだったりテキストデータもある人とない人がいます。

そんな落語ですが、お客様(特に初心者のお客様)に訊かれることに「台詞を忘れ

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【あなたの知らない落語の世界】第10回「笑点」(有料)

【あなたの知らない落語の世界】第10回「笑点」(有料)

今日は笑点についてお話をします。落語家が100回以上は言われる「笑点には出ないんですか?」という質問がありますが、このざっくりした質問にモヤモヤするのは、私だけじゃないはずです。なぜこの質問にモヤモヤするかというと、落語家が思う「笑点」と、一般の人が思う「笑点」に乖離があるからだと思います。今日はそんな笑点についてお話しします。

今回の要点は三つです。

①大喜利
②昔と今の笑点
③落語の入り口

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【あなたの知らない落語の世界】第9回 「落語の楽しみ方」(有料)

【あなたの知らない落語の世界】第9回 「落語の楽しみ方」(有料)

落語入門9回目です。今日は「落語の楽しみ方について考えてみたいと思います。

落語ってどう楽しむものなの?

とよく聞かれますが、楽しみ方は人それぞれで、そもそも落語との出会いもさまざまです。エンタメに何を求めるかとか、その辺りの感覚でも変わってくるかと思います。

こちらでは、私林家はな平が思う落語の楽しみ方をご紹介します。今日も3つの項目で考えます。

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【あなたの知らない落語の世界】第6回「はじめての人におすすめの落語は?」(一部有料)

【あなたの知らない落語の世界】第6回「はじめての人におすすめの落語は?」(一部有料)

今日は落語をはじめて聞く人におすすめのネタを紹介します。

この質問に対する問いは噺家100人いたら100通りになるくらい考え方が違うと思いますが、私なりにどういうネタが良いかを要素として考えてみました。

①ストーリーがあるストーリーのある噺がおすすめです。
これを言うと「落語ってそもそもストーリーがあるものでしょ?」という返事が来そうですが、確かに落語にはストーリーがあるんですが、意外とストー

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【あなたの知らない落語の世界】第5回「落語って勉強しなきゃいけないの?」(有料)

【あなたの知らない落語の世界】第5回「落語って勉強しなきゃいけないの?」(有料)

「落語って難しいんですか?」「やっぱり江戸の言葉とか歴史を知ってないとわからないんですか?」

落語家なら一度はされる質問です。

今日は落語には知識が必要なのか?について答えてみます。あくまで私の見解で、落語家全員が思っていることではないと前置きをしてから進めてみたいと思います。

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【あなたの知らない落語の世界】第4回「落語ってどうやって見に行くの?」(有料)

【あなたの知らない落語の世界】第4回「落語ってどうやって見に行くの?」(有料)

落語入門なnoteです。

今日は「落語ってどうやって見に行くの?」というテーマを取り上げてみます。

お客様によく訊かれるのが「はな平さん、どこでやってますか?」とか「落語ってどこにまず行けば良いんですか?」なんてことです。

私を含めて落語家はとにかく色々なところでやっています。テレビに出るような著名な噺家になるとほとんどがプレイガイド(チケットぴあやローチケなど)を通して販売していますが、そ

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誰よりも詳しい、つる子・わん丈抜擢真打披露興行について。

誰よりも詳しい、つる子・わん丈抜擢真打披露興行について。

浅草演芸ホール千秋楽に、出演させて頂きました。

この芝居は、つる子・わん丈両師匠の披露興行です。

言わずもがなの抜擢真打ですが、今回の真打二人について今思ったことを書いておきます。

以前、抜かれた後輩たちのことについて1年ほど前に触れましたが、今回は二人について考えてみます。

僕はそうですが、人を抜いて真打になったわけでもなく、気を衒った(てらった)落語をするわけでもなく、「自分が面白いと

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【あなたの知らない落語の世界】第3回 「寄席って何?」(有料)

【あなたの知らない落語の世界】第3回 「寄席って何?」(有料)

今日は「寄席」について考えてみます。まずWikipediaによるとこのように書いてあります。

講談が先に書いてあるのは歴史が古いからだと思います。演芸を観客に見せる興行小屋というように、落語以外の芸も観られる場所ということがわかります。

その寄席について考えてみますが、主に東京をベースとしての考え方を記します。

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【あなたの知らない落語の世界】第1回「落語って何?」(有料)

【あなたの知らない落語の世界】第1回「落語って何?」(有料)

授業で落語落語を知らない方のために、新しく落語関連について考える場を設けました。私は某大学で年に14回ほどの「落語」の授業を持っています。落語について14回の授業で語るのはなかなか大変で、ともすれば2時間くらいで終わってしまうことを14回に分けて事細かに話しています。落語自体のこと、落語の成立と歴史、そして実演と。実演の中にもテーマを設けて、江戸の時間・お金とか吉原の話とか、怪談噺とか、14回にす

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福岡ツアー 2024年3月 御礼と総括

福岡ツアー 2024年3月 御礼と総括

福岡ツアーが終わりました。今回は全部で五公演。高座は11席ありました。どの会もたくさん入って本当によかったです。近いところで、聴いていただいて、ダイレクトに反応が来るので、私にとってもこの福岡での落語行脚は貴重な存在です。またレベルが上がったような感触があります。

今回のネタと総括も少し。

ぞろぞろ ゼフィール寄席 22日
崇徳院 ゼフィール寄席 22日
ゼフィール寄席はいわゆるカフェでの落語

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念願の‼️「紀伊國屋寄席」へ❣️

念願の‼️「紀伊國屋寄席」へ❣️

令和六年三月一九日は「紀伊國屋寄席」に出演させて頂きました。当日の番組は以下の通りです。

一、狸札 辰ぢろ
一、四段目 一花
一、錦の袈裟 はな平
一、馬の田楽 圓太郎
仲入り
一、口入屋 喬之助
一、心眼 正蔵

ここに辿り着くまでに十七年。ホール落語に出演するのが夢だった私にとっては、自分史の中でも大事な一日となりました。

寄席にもたくさん出て、ホール落語でもお声掛け頂く芸人になる。そんな

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第五回 ハヤシにのって ご来場御礼

第五回 ハヤシにのって ご来場御礼

5回目の独演会が終わりました。今回は平日開催となってしまい、お足元の悪い中でしたが、ご来場頂きましたお客様には大変感謝しております。

二ツ目の終わり頃から課題にしていた「百年目」を独演会でやっとお披露目出来ました。昨日の番組は以下の通りです。

一、OPトーク はな平
先日、京浜東北線で起きた悲しいリュック事件の話をしました。

一、寄合酒 林家たたみ
前座でも中堅になってきたたたみさん、だいぶ

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