福岡ツアー 2024年3月 御礼と総括

福岡ツアーが終わりました。今回は全部で五公演。高座は１１席ありました。どの会もたくさん入って本当によかったです。近いところで、聴いていただいて、ダイレクトに反応が来るので、私にとってもこの福岡での落語行脚は貴重な存在です。またレベルが上がったような感触があります。

今回のネタと総括も少し。

ぞろぞろ ゼフィール寄席 22日
崇徳院 ゼフィール寄席 22日
ゼフィール寄席はいわゆるカフェでの落語。落語に聞き慣れないお客様が多いのでわかりやすい噺を意識してやってます。説明も少し多めにしながら、でもやり過ぎずですね。最近やっている「ぞろぞろ」はシンプルに10分くらいです。

片棒 甘棠館 23日
権兵衛狸 甘棠館 23日
内浜落語会という社会人で落語をやられている団体の定例会にゲスト出演。「特別ゲスト」なんて触れ込みだったのでプレッシャーでしたが、めくりがめくれてちゃんと反応があったから良かったです。「片棒」やったら汗だくになりました。あと久しぶりにやったせいか、息継ぎを間違えてしまい、賑やかなところで酸欠になりそうでした。危ないですねw

牛ほめ 信州そばむらた 23日
幾代餅 信州そばむらた 23日
去年から始まった新しい場所。お蕎麦と落語のコラボは本当にいいですね。今回は「幾代餅」。ここも初めての方が多いのでわかりやすい噺で。良い雰囲気で出来ました。

洒落番頭 博多らくごカフェ笑庵 24日
ぞろぞろ 博多らくごカフェ笑庵 24日
たいこ腹 博多らくごカフェ笑庵 24日
錦の袈裟 博多らくごカフェ笑庵 24日
本当はここで「百年目」をやろうと考えていましたが、諸事情あって短い尺のネタを四席。「錦の袈裟」はやっぱり完全にはハマらないですね。このネタがバシッと決まったら本当の意味で私の落語は1ステップ上に行けると思うんですけどね。もう少しです。

子ほめ 福新楼寄席 24日
甲府い 福新楼寄席 24日
最後は私のホームグラウンド、福新楼寄席へ。今までで一番良い雰囲気でした。「甲府い」をなぜ今までやってなかったのかわからないですけど、あっまだ出てないや、ラッキー！ってな感じでかけました。落ちで笑いが来る時は出来が良い証拠です。と私は思っています。

福岡公演は終わって打ち上げもあるので、お客様と交流出来るのも良いです。どういうことに疑問があるのかというのが直に収集できるので、大事な時間だと思っています。まだまだ落語の旅は続きますが、さらに磨いていきますよ。

次回は9月。またパワーアップして帰ってきます！