林家はな平

落語家です。喋ることを生業としてますが、書くことにも興味があります。読むのは苦手な… もっとみる

林家はな平

落語家です。喋ることを生業としてますが、書くことにも興味があります。読むのは苦手なのに書くのは好きです。日々のこと、落語のこと、食べ物のこと、自由気ままに綴っています。

マガジン

  • 日々のはなし

    普段は都内で落語をしますが、たまに地方にも顔を出します。一番好きなのはやっぱり寄席です。日々の落語はもちろん、日記のようなマガジンです。

  • 落語のはなし

    落語にまつわるお話です。はな平の考える落語の話から、落語の周辺の話、落語家独特のしきたりなどを取り上げています。初めての方が疑問に思うことを取り上げることを念頭に書くマガジンです。

  • 林家はな平のはなし

    林家はな平自身のプロフィールを掘り下げる記事を集めています。ホームページ内でリンクに飛べるところは記事になっています。 林家はな平ホームページ https://hanahei.hayashiya.online/

ストア

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    【Tシャツ】「NO 落語、NO 人生。」☆落語グッズ

    落語協会謝楽祭2023にて販売しましたTシャツです。 落語好きの方も、落語初心者の方も、どちらにも刺さる「NO 落語、NO 人生。」のロゴをあしらった商品です。 Tシャツの生地は黒のみですが、ロゴの色がグレーと水色の二種類あります。サイズも揃えておりますのでこの機会にぜひ。数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。 ※写真はサイズXLです サイズ表 S 身丈 66 身巾 49 肩巾 44 袖丈 19 M 身丈 70 身巾 52 肩巾 47 袖丈 20  L 身丈 74 身巾 55 肩巾 50 袖丈 22  XL 身丈 78 身巾 58 肩巾 53 袖丈 24 
    2,000円
    RAKUGO SHOP〜林家はな平の落語グッズ屋〜
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    寿 真打昇進三点セット「扇子・手拭い・口上書」 ☆落語グッズ

    落語家が真打昇進と同時に拵える三つのおめでたいアイテムです。 【扇子】 落語家の商売道具、お馴染みの扇子です。紙は越前和紙、文字の色を紺色にしたり、こだわった逸品です。名前の上には一門の紋である「中陰花菱」をあしらっております。 【手拭い】 イラストレーター山田全自動さんの「はな平オリジナルイラスト」をあしらった素敵な手拭いです。この3点セットの手拭いは、地が白色で柄が青になっています。3点セットのみにはいっている手拭いです。バラ売りもございます。 【口上書】 落語家が真打に昇進する際にご贔屓の方にお配りする挨拶状のようなものです。師匠林家正蔵の口上と、その他お二方からありがたいお言葉を頂戴しました。
    3,500円
    RAKUGO SHOP〜林家はな平の落語グッズ屋〜
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    【Tシャツ】「NO 落語、NO 人生。」☆落語グッズ

    落語協会謝楽祭2023にて販売しましたTシャツです。 落語好きの方も、落語初心者の方も、どちらにも刺さる「NO 落語、NO 人生。」のロゴをあしらった商品です。 Tシャツの生地は黒のみですが、ロゴの色がグレーと水色の二種類あります。サイズも揃えておりますのでこの機会にぜひ。数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。 ※写真はサイズXLです サイズ表 S 身丈 66 身巾 49 肩巾 44 袖丈 19 M 身丈 70 身巾 52 肩巾 47 袖丈 20  L 身丈 74 身巾 55 肩巾 50 袖丈 22  XL 身丈 78 身巾 58 肩巾 53 袖丈 24 
    2,000円
    RAKUGO SHOP〜林家はな平の落語グッズ屋〜
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    寿 真打昇進三点セット「扇子・手拭い・口上書」 ☆落語グッズ

    落語家が真打昇進と同時に拵える三つのおめでたいアイテムです。 【扇子】 落語家の商売道具、お馴染みの扇子です。紙は越前和紙、文字の色を紺色にしたり、こだわった逸品です。名前の上には一門の紋である「中陰花菱」をあしらっております。 【手拭い】 イラストレーター山田全自動さんの「はな平オリジナルイラスト」をあしらった素敵な手拭いです。この3点セットの手拭いは、地が白色で柄が青になっています。3点セットのみにはいっている手拭いです。バラ売りもございます。 【口上書】 落語家が真打に昇進する際にご贔屓の方にお配りする挨拶状のようなものです。師匠林家正蔵の口上と、その他お二方からありがたいお言葉を頂戴しました。
    3,500円
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最近の記事

雲助師匠と真景累ヶ淵

先日、雲助師匠と真景累ヶ淵のリレーをやらせて頂きました。 コロナ禍において、自分のルーツは何かというのを考えて取り組み始めた真景累ヶ淵。今回は一番最初の「宗悦殺し」をやりました。 雲助師匠はその二話後の「豊志賀」を口演されました。 中入りに上がって私が「宗悦殺し」をやったので、お客様からすればなんつうことしてんだ(雲助師匠の会だし、持ち時間が減るじゃないか)くらいに思われたかもしれません。 なので、雲助師匠が豊志賀をおやりになるまで、私としては申し訳ない気持ちでした。

    • チラシの写真は笑顔が良いのか?

      福岡に凱旋して落語会をやると東京では気付けないようなことに気づかせてくれたりします。 今回はチラシの写真は笑顔が良いのか?という問題を考えていきます。 なぜ今回そんなことを考えるのかというと、先日の福岡の凱旋公演のチラシを見た人から「顔が恐い」という意見があったからです。 この意見はほんの1、2人の話なんですが、一人でもいるのはもしかしたら氷山の一角かもしれないなあと思ってちょっと考えてみます。 ちなみにその今回怖いと言われた宣材写真はこれです。 僕は割と気に入って

      • 福岡ツアー総括

        福岡での落語ツアーが終わりました。今回は五公演で落語は十一席申し上げました。 9月21日 JA福岡本店「経営者向け講演会」 講演と落語「みそ豆」「紀州」 9月22日 カフェレストランゼフィール「ゼフィール寄席」 「洒落番頭」「茶の湯」 9月23日 ①ともてらす早良「独演会」 「牛ほめ」「紀州」「幾代餅」 ②信州そばむらた「蕎麦と落語の会」 「みそ豆」「青菜」 9月24日福新楼「独演会」 「お菊の皿」「青菜」 今回は割と慣れたネタのラインナップになりました。今別で覚えている

        • 真打がまた‼️

          この秋から、落語協会では新たに真打が誕生しました。 林家まめ平 柳家かゑる 改め 二代目平和 柳家さん光 改め 福多楼 林家木りん 改め 希林 まめ平は林家イズムでそのままですが、残りの3人は名前を変えましたね。 平和さんは以前名乗っていた方がいたらしく二代目で、文献を調べたのか噂から調べて行ったのか、埋もれている名前を発掘するのは面白いですね。 福多楼さんは福岡出身なんです福を使って、楼は師匠の権太楼の字から取ったんでしょう。字は違いますが福太郎といえばめんべいです

        雲助師匠と真景累ヶ淵

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          林家はな平のこと

          こちらのページはホームページには書ききれない「林家はな平」のプロフィールについて書いてあります。随時更新中です。 林家はな平(HP)落語はいつの時代でも面白くておかしいもの。初心者の方にもわかりやすい落語をします。都内寄席はもちろん、独演会「ハヤシにのって」を中心に、全国各地で公演中。地元福岡でも精力的に活動中。 本名 芳野 圭志(よしの けいじ) 出身地 福岡県福岡市 出囃子 狐釣り 紋 中陰花菱 所属 一般社団法人落語協会 【芸歴】 2007(平成19)年3月  

          林家はな平のこと

          第四回 ハヤシにのって

          秋に独演会を開催します。真打になってから始めた「ハヤシにのって」のシリーズ第四回目です。今回は会場が寄席の池袋演芸場です。 そしてなんと今回はゲストもお呼びしております。 学習院大学落研時代から大変にお世話になっている柳家小団治師匠と今年から正蔵一門に加わったカンカラ三味線の岡大介(たいすけ)さんにご出演頂きます。 私の落語は新しいネタで、「淀五郎」を申し上げます。落語における芝居噺としては「中村仲蔵」と双璧をなすこのお噺です。どちらも役者の苦悩を描いておりますが、仲蔵

          第四回 ハヤシにのって

          NO 落語、NO 人生。

          謝楽祭で販売したTシャツをネットでも買えるようにしました。毎回この「NO 落語〜」の文句でやってますが、今回は特に良い出来だと思っています。直感で作った作品です。是非是非この機会にお願いします^_^

          NO 落語、NO 人生。

          映画『高野豆腐店の春』が最高だった話

          先日、シネスイッチ銀座で『高野豆腐店の春』を観ました。東京かわら版で桂やまと師匠が出ているという記事を見て、映画好きの私としては観なければと思い、行ってきました。 結論から言うと、かなり良い映画でした。そして、やまと兄さん(親しみを込めて)のお芝居が素晴らしかったです。 キャスティングも凄くて、藤竜也さんと麻生久美子さんに脇にもベテランの名脇役と言われる方がたくさんいる中で、やまと兄さんの存在が輝いておりました。 私も、演劇とかほんの少しドラマとか、お芝居をやったことが

          映画『高野豆腐店の春』が最高だった話

          謝楽祭 2023 御礼

          謝楽祭2023が無事に終わりました。今年は飲食部門の担当実行委員も兼ねておりましたので、少し他の飲食の方も気にしながらの私の唐揚げ屋の出店となりました。 四年ぶりに飲食が復活出来て、芸人もお客様も大喜びで出来ました。コロナ前のようにお客様が戻ってきて本当に嬉しかったです。 そんな私は例の如く唐揚げ屋「はなから」を出店しました。ブランクがあったので少しペース配分が上手くいかず、かなり疲れましたがなんとか今年も完売いたしました。 Xでもお伝えしましたが、唐揚げのお店は今年で

          謝楽祭 2023 御礼

          祐天寺の累塚へ

          先日、祐天寺に行って来ました。真景累ヶ淵をやる上では外せない聖地で、こちらは噺家よりは歌舞伎役者の方が「累もの」をやる際に訪れるところのようです。 当時、累の怨霊が乗り移り、村の人々を恐怖に陥れた際に、その怨霊を祓ったとされるのが祐天上人です。 後にお弟子さんがその時のことをルポした『死霊解脱物語聞書』という本を書いていて、その現代語訳も読みました。 下総羽生村で起きた累伝説は後に歌舞伎などの演目にもなり、その累の物語に着想を得て、江戸の根津を出発点として羽生村との因果

          祐天寺の累塚へ

          夏風邪よ、さようなら。

          今年の八月前半は夏風邪に悩まされました。まず、喉の痛みに始まり、声帯炎で声が出なくなり、それがやっと治ったと思ったら最後は副鼻腔炎で鼻がずるずる痰がカーッと出る、そんなことで結局2週間ぐらいは長引いたと思います。 声が出ない五日間くらいも高座があって、その時のお客様には本当に申し訳なかったです。そういえば、その申し訳なかった高座の一つにミュージックテイトがあるんですよね。調べたら、テイトで最後の会は「花いち花へい」だったっぽいのです。あの時は「移転」としていたオーナーの発言

          夏風邪よ、さようなら。

          令和鹿芝居2023が終わりました

          落語家がやる歌舞伎を「鹿芝居」と言います。噺家がやる芝居で鹿芝居というわけですが、今年もその鹿芝居の講演が終わりました。 精神的にも肉体的にも年に一回しか出来ないこの鹿芝居ですが、今年は「白浪五人男」に挑戦しました。 と言っても、本家の白浪五人男でやる部分は稲瀬川勢揃いの場だけ。その前の浜松屋の場は、佐野鎚という吉原遊郭の大見世に置き換えての脚本にしました。舞台を落語にすると書き易いので、作るのはそんなに苦労しなかったのですが、世話物の中にも歌舞伎風のセリフを織り込むこと

          令和鹿芝居2023が終わりました

          『君たちはどう生きるか』(宮崎駿)

          スタジオジブリ宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を観て来ました。感想を喋るだけでネタバレになりそうなので、観てからご覧になることをおすすめします。 僕は好き この作品は私にとってかなり好きな作品になりました。ジブリの中でも3本の指に入ったと思います。 映画の公開前にテーマとかメッセージを何も提示しなかったのが本当に良かったと思います。 だから、この映画は観る人によってみんな違う感想を持つと思います。 落語もそうなんですけど、自由に作品を感じるってめちゃくちゃ大事で

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          落語家の敬称

          噺家は「師匠」 噺家は真打になると「師匠」と急に呼ばれます。これは東京の文化ですので、大阪の方だと真打制度がないので色々な場合があると思います。 「急に呼ばれます」と書いたのは、私が今まさに急に呼ばれ始めた真打だからです。落語協会の事務員さん、お囃子さん、色物さん、今まで私を「さん」付けで呼んでくれていたのに、いきなり一様にはな平師匠と呼んでくれます。 嬉しい反面、少し距離が出来たような気もしていて複雑な気持ちです。 色物さんは「先生」 噺家は「師匠」ですが、それ以

          落語家の敬称

          小言

          人に対して、後輩に対して、小言を言うのがとても苦手です。 そもそも人に何か言える立場ではないと思っているのと、小言を言うところを他の人に見られたくないのと、とにかく小言を言えないのが私の性格です。 そんな私でもたまには小言を言わなくちゃいけない場面があって、先日もそんなことがありました。 だけど嫌ですねほんと。出来るだけ言いたくない。 だから思い出すのは前座の時に、いろいろな師匠から言って頂いた小言です。小言を言うことの大変さを痛感した今、あの頃の小言がものすごく尊い

          寄席鑑賞マナー動画について

          コロナ禍も収まってきた今、寄席のお客様も増えてきたことで、寄席鑑賞マナーの向上を呼び掛ける動画を作ろうということになり、落語協会ゆーちゅー部で製作いたしました。 公開したところ、たくさんの反響をいただき、「協会に公式YouTubeを作った方が良い」と呼びかけた私としましても、嬉しいことでございます。 さっそく、他の会館などから「動画を使わせて欲しい」との声も寄せて頂いた様で、ゆーちゅー部冥利に尽きることでありがたいです。 今回の動画は、一般的にこんな人が多いよねという事

          寄席鑑賞マナー動画について