週末勤務明け日記 1/30 なんでも数を数えなさい
2ヶ月に1回やってくる週末勤務でした。勤務明け日記はシリーズ化しております(過去記事ご参照、と言っても日記なので思いついたことしか書いてないけど)。
何気なく眺めていたインスタで、谷口さんという人が人生って4000週間しかないと言う投稿をしていて、ハタと。
尊敬する外科医師で作家のAtul Gawandeも著書の中で、
「とりあえずなんでも数えなさい」
と書いていたとことも思い出しました。
私はあと一体何回週末勤務をするんだろうか?
2ヶ月に1回なので、年に6回。そして、ふと、決めたのです。
あと30回で終わりにしよう。
(その後もし続けてやるとしたら、ボーナスとすればいいじゃない?)
と言うことは、今回その1回が終わったので、あと29回週末勤務をしたら、私、リタイヤしようかな、という意味なんです。つまり、あと5年で、あやのんさんの言う、退職して「自由人」と言うポジションへ。なので、タイトルに1/30と加えました、これを 1/30 . . . 3/30 . . . 30/30へとカウントします。
若い頃は、ベテランの看護師さんとか職場で「退職するわ」と言う人々になんて声をかけたらいいのか分からなかったものですが、今ならわかる、これは「おめでとうございます」なんですね。ただ、退職すると言うことが、次の輝かしいステップへ一段上がるのだと言う心意気がなければ、精神的にも肉体的にも下り坂となってしまう大事な分岐点でもあるわけです。5年という期間を計画・準備とするにはとても理にかなっていると思うのです。私のnote友たちよ、特にもし50代だったら、ぜひあなたの終活についてのお考えを聞かせてね。
週末勤務は6:20分起床、6:50-8:00(1時間)の車通勤、8:00 - 21:00勤務、また1時間の車運転で夜22:30頃に帰宅と言う日々が続きます。夜遅く運転していると時々眠くなるのですが、
もし事故ったら . . .
交通事故で死んでしまう自分はもう無となるので構わないとしても、残された夫が可哀想だ、食事は自分で作れるだろうか、ととても心配になり、慎重に最大限の注意を払って、帰路に着きます。この心配、なんだか馬鹿馬鹿しいですけどね、特に自分の死後に夫の食事の心配をしてしまうところが。
病院に勤務していると、80代のシルバーヘアのおじいさんが「連れ添って、もう55年になるんだ」などとシワシワの手で隣のお婆さんを撫でたりするホンワカ場面に出会うのですが、こういう長い間連れ添った、いろんなことを一緒に戦い抜いた戦友同士みたいなご夫婦だと、片方に先立たれた後、残った方がその数ヶ月後に後を追うようにして心臓発作で亡くなってしまうということがよくあります。これは Broken Heart Syndrome と言われています。
今は消去されてしまいましたが、去年note内で読んだマエストロの話。74歳で亡くなった聴衆・音楽家の双方より神格化されていた“最後のマエストロ” カルロス・クライバーさんは、このBroken Heart Syndromeで(私個人推定)、最愛の妻を亡くした後、数ヶ月後に追うように亡くなられたのだそうです。
さて、今回は前回と違い、ハードな週末勤務前の体調管理は万全でした。特に新しく取り入れた「腸活」に注目することで。
faizaさんのこの記事をきっかけに、
kinaさんにならってお水も冷たいものではなく、室温以上にして1.5L~2Lを
そして、腸内細菌であるプロバイオティクスのサプリも購入してみました。
今まではヤクルトビフィズス菌のイギリス版、Actimelと言う乳製品を購入していたのですが、これには10億のLactobacillus caseiと言う菌が入っているのですが(夫のお気に入り)
購入したサプリメントのプロバイオティクスは、胃酸で溶けないようなカプセルに入った1カプセル30億の20種以上とパワーアップしたもの。
プロバイオティクスは色々注目分野であり、腸内微生物叢(私たちの腸内に生息する数百種の細菌)が免疫や健康に何かしらの影響を持っていることが研究されています。
例えば、ハーバード大学の研究では、ストレス下の人ではそうでない人と比べて腸内微生物叢の多様性が低いことがわかっていますが、確かに私も旅行先とかこういった週末勤務の時にはいつもと違うストレスでまず間違いなく便秘になります。
また、特定の種の細菌がよりネガティブな感情に関連していることも発表されいます。 ストレスと言う漠然な状態以外にも、うつ病、不眠、アルツハイマー病などの精神的健康上の問題を抱える人々に腸内微生物叢の問題があるのではないかという仮説もあります。そして、肥満に最適な菌株なども開発中とか。
ちょっと下世話なお話で申し訳ないけれども、女性用トイレで明らかに肥満の方の直後に使用すると「肥満の人の匂い」と言うものがあることに以前から疑問を持っていました。個人的には肥満の人の細菌叢は違うのではないかと思うのです。
こう言う商品て、研究に基づいている!、効果がすごい! あっという間にお腹ぺたんこ!などの過剰広告で煽りがちなので、私もこのサプリメントを飲み始める前は「すごい効果」だったら大興奮だな、でもそんな簡単な話ではないよなと思いながら期待と疑惑をミックスしつつ始めてみたのですが、今のところ、
便秘しなかった(忙しいと便秘になりやすい)
膨満感がなかった(便秘になってなくても最近気になっていた)
よく眠れる気がする(眠れないのは年取ってきたせいか、ストレスのせいかと思っていた)
お腹(腹筋)に力が入る気がする(便秘・膨満感の結果、お腹だらり)
の4点です。
明らかに痩せるとか、10歳若返って見えるとかそう言うことは残念ながらなかったのですが、「腸活」にちょっと期待しています。
英語では、「直感」のことを=my gut feeling と言うのですが、the gut = ガット、つまり腹の中に本能というかセンサーというか、たくさんの細胞がそれぞれいろんな意見を言い合う会議みたいな場所があって、その腹の中の状態が「腸脳軸=胃腸管と脳の間の双方向通信」として私たちの身体的および精神的健康に影響を与えるのかと思うと、ほんと面白いですよね。
ちなみに今回の通勤のお供は池上彰さんの中南米でした。こんなにわかりやすく説明してくれるの、最高。
いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。