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とあるガンバサポーターの松本・長野・金沢観光兼Jリーグ観戦記

G20サミットのために厳戒態勢が取られている大阪を尻目にガンバサポーターは6月29日のアウェイ松本戦、6月30日のアウェイ長野戦の連戦を長野観光に絡めて楽しもうとする人が多いかもなあ、と思いながら、新大阪駅に向かっていました。
今回は特に電車の時間を決めず、新幹線も特急も自由席で気楽に行こうと思っていたため、この時間ならいつくらいに松本駅に着くかな? と思って乗り換え案内のアプリを見てみるとなんかおかしい・・・。

中央西線 トンネル点検のため運転休止

いや、いやいやいや。いきなり旅の初っぱなで出鼻をくじかれてます。開始5分で2失点くらいした気分です。私だけではなく、名古屋経由で特急に乗って松本に行こうとしていたガンバサポーター全員アウトでしょ。そもそも、冒頭に書いたように今日はサミットのため、大阪市内発着の遠距離高速バスがそもそも運行していないので、大阪からの公共交通機関を使う遠征サポはみんなほぼ同じルートのはずです。どう考えてもガンバサポーター全体の日頃の行いが悪い。この2連戦でどちらも大雨になりそうなのは嫌だなあ、と思ったのですが、雨どころではありません。そんなことありますかね。トンネル火災で運転ストップとか10年に1度も無いくらいのトラブルじゃないですかね。

それはともかく、名古屋経由で松本まで行く最短プランがダメになったのでどうするか。新大阪駅のみどりの窓口で聞いたら、東京経由で乗車券は振り替えられるけれど特急券は払戻の上、買い直しになるらしい。本当にガンバサポーター全員は日頃の行いを振り返った方が良いかもしれません。

結局、新大阪→品川→新宿→松本というルートを選択しました。名古屋駅まで行って運転再開を待つというのも考えましたが、再開されなかった場合、名古屋駅のみどりの窓口が大混雑するかも知れないと思って諦めて東京周りを決めました。しかしこのルートだと、品川と新宿の間があるため、新幹線と特急の乗り継ぎ割引が適用されないんですよね・・・。

ほんの1時間ほど前までは
「自由席でのんびり気ままな旅行やで!」
と粋がっていたのがもはや懐かしいです。

さて、東京行きのぞみは無事、品川に到着し、山手線経由で新宿へ。本来なら今頃は松本に着いてどこのお蕎麦屋さんに行こうかなと迷っていたはずですが、しょうがないのでこの状況を楽しむために、とりあえず東京名物深川めしの駅弁を購入して、特急あずさの中で食べました。

食べ終わった時には武蔵小金井の駅を通過。この辺の地名の位置関係は大阪者にはよく分からないですね。よくよく考えると、観光でも仕事でも中央東線に乗ることは無かったので、鉄ちゃんではなくても少しワクワク。

中央西線の方はまだ運行再開していないようで、とりあえず名古屋駅まで行ってみるというルートよりはマシだったかなと心を整えてみました。しかし、乗車券は振替扱いになったものの、特急券は払い戻しと買い直しになった出費を思い起こすと、なんでこんな日の朝にトンネル火災とか起きんねんと思わざるを得ない気持ちが出てきます。この鬱憤は食野のゴールで晴らしてもらいましょう。

曇天の中を走り続けた特急あずさ13号は1分遅れの14時13分に松本に到着。幸いなことに雨はまだ小雨です。さてどうしようか。もともと、松本市美術館で草間彌生の作品を鑑賞しようと思っていたのですが、キックオフまで約3時間半です。そもそも大阪から松本まで3時間ほどの予定が5時間半かかりましたので予定が大きく狂いました。自由席で予定を決めずに決めていなかったとはいえ、なかなかのトラブルです。

それはともかく、長野駅前にあった巨大看板を見ると、

美術館までは950メートルらしいので、徒歩15分くらいかな。バスに乗らずに歩いてしまいましょう。

と思っていたら途中から結構な風雨に見舞われました。何とか美術館に駆け込みます。

普段美術館には、伝統芸術ばかり(それも特別展ばかり)を見に行っていて、現代芸術はあまり見ないのですが、草間彌生の作品はなんというかすごいというか強烈なインパクトがあることは素人にも分かります。こういう作品が410円でいつでも見られるというのはいいですね。

館内には、


こんなファンキーなコカ・コーラの自販機もありました。タウンスニーカーバスにも草間彌生の作品をモチーフにした外見のバスもありました。

美術館からの帰りも歩いて松本駅近くまで戻り、バスターミナルからシャトルバスに乗ります。料金無料のシャトルバスということでそんなに遠くないのかと思ったら35分くらいかかって驚き。しかも路線バスの車両ではなく観光バスタイプなのでさらに驚き。どうやってバス費用を回しているのだろうと不安になってしまいます。チケット代から出ていることになるんでしょうけれど、大丈夫なんでしょうか。100円くらい取っても良いと思うんですが。アウェイ客としてはそう考えてしまいますが、有料にしちゃうとホーム客がみんな自家用車で来ちゃうのかも知れないですね。

サンプロアルウィンスタジアムが松本空港のすぐ側にあって高さ制限もあるという話は知っていましたが、ピーチエアの機体がすぐ側で動いているのを見ると少しビビります。すごい立地だなあ。

シャトルバス乗り場からスタジアムに向かう途中にも屋台やテントなどがあっていろいろお楽しみイベントをやっているようでしたが、ヤギとかウサギとかアルパカとかに自由に触れられる体験会みたいなのもやってました。毎回やってるんでしょうか?

あと、結構風が強かったのですが、立地上のもともとこんな感じなのか、日本を覆っている巨大な梅雨前線のためなのかどっちかも分からないですね。初めて来ると。

とりあえず、スタグルに挑みますが欲しかった山賊バーガーは行列に並んでいる間に売り切れになってしまいました。
分厚い豚肉のどんぶりとBLTサンドを買い、とりあえずスタジアム内に腰を落ち着けて食す。

さて、今日はゴール裏ではなくメインスタンドの端っこの方で観戦します。
松本と対戦する度に目にする、
「雷鳥は頂を目指す」


という横断幕は格好いいと常々思っていました。
ガンバもかつて出してた
「勝て勝て勝て勝てホームやぞ」
という横断幕も名物ですかね。

このアルウィンは高さ制限があるため、少し掘り込み式になっています。
掘り込み式スタジアムは大分のビッグアイもそうですよね。あれは山に作った感じのスタジアムでした。
アルウィンは総工費も含めて考えると、屋根なし専スタの理想型に近いですよね。今ではライセンス制度のため、屋根無しスタジアムを新設するわけにもいかなくなりましたが。

さて、ガンバのスタメンは少しいじってきました。出場停止明けの倉田が入るのは分かりますが、遠藤・矢島・倉田の3人が中央ということでかなり攻撃的な印象を受けます。また、怪我明けの藤春がリーグ戦では久し振りのベンチ入りとなりました。

松本は代表帰りの前田が先発です。

さて、前半試合開始して見てみると、不安だった中盤の守備も意外とバランス悪くないようです。攻められるシーンはありますが、遠藤がいることでボールを回せて攻撃面でのメリットの方が大きいかもしれません。

そして天候についてはずっと雨雲が頭上にありながらも持ちこたえていたのですが、少し雨粒が大きくなりはじめて、観客が雨具を付け始めた頃にウィジョがゴールを決めます。代表では得点していたもののガンバでのリーグ戦では久し振りのゴールですね。

右サイドの田中はちょっとクロスが単調かなと思う一方で、逆サイドの中村はドリブルで切れ込んでいくのでこっちの方が局面の打開になりそうと思いました。前節終了間際に決勝点を決めてスタメンに復帰した食野はもう少しで良い決定機を迎えそうなんですが、そこまでは行かないのでなかなか得意な形でシュートに持ち込めていません。あとは東口でしょうか。松本のシュートに対しては、DF陣がコースを絞り、ブロックされずに来るシュートはしっかりとキャッチする、というパターンがしっかり出来上がっている守り方です。

ガンバリードのまま前半終了。そしてハーフタイムにはガンバ側スタンド前にもニッチロー'が来てくれました。

後半開始。
時々危険なシーンはあるものの、松本のフィニッシュの精度の低さに助けられていましたが、コーナーキックから決められて同点にされました。
ガンバとしては全体的には悪くないけど松本ペースになったところであっさり失点してしまったので、ここでひと踏ん張りして、すぐに勝ち越しできたら勝ちパターンだな、と思っていたらやってくれました。重圧をかけるように分厚い攻撃を続ける中で、ヤットの浮き球のパスを感じていた倉田がエリア内に高速で侵入しながらトラップしてゴールに流し込みました。

これは松本にはキツい失点でしょう。これでガンバにとっては再び1点リードとなり同じことをし続ければいい状況に戻せました。

食野に代えてアデミウソン、中村に代えて藤春と重厚な交代策を取り、藤春のプレゼントパスをウィジョが大きく外してしまったりもしましたが、その直後に田中のクロスをウィジョが今度は丁寧に決めて3−1。ついに久し振りにリーグ戦で2点差を付ける状態になりました。

その後、もう一度きたビッグチャンスをウィジョが止められてしまったものの、スコアは動かずガンバが連勝を飾りました。

個人的MOMは東口です。1失点はしたものの、ザ・安定感とでもいうような風格さえ漂う守護神っぷりでした。2得点のウィジョは後2点決められるくらいでしたが、これもさすがでしょう。ただ、今日は倉田の得点が非常に大きな役割を果たしました。あそこで1−1の状態が長く続くと松本ペースになっていたかも知れません。状況的にチームを救うゴールと言えますし、まさしくナンバー10の仕事でした。

初めて訪れたアルウィンの感想としては、屋根がほぼ無いこともあって開放感がありました。デイゲームの青空の下だとピクニック感満載かもしれません。雨が本降りにならなかったのも助かりました。

ただ、試合終了が日没後だったため、松本駅行きのシャトルバスへの行列を見つけるまで手間取ってしまいました。シャトルバスに乗るまでも時間がかかってしまい、最寄り駅から遠い立地のスタジアムだと大変ですよね。関西4クラブのホームスタジアムはそれほど遠くなく、吹田スタが一番遠いかな。15分歩く必要がありますそれでも全国的にはマシなんでしょうか。

松本の場合はシャトルバスに乗ってしまえば、無料の上、必ず座れる観光バスの車両ですから時間がかかっても楽なのですが。

松本駅前のバスターミナルに着いてホテルに入り、シャワー浴びてさっさと寝ました。
翌朝も特に時間を決めていなかったのでゆったり起床。素泊まりにしていたので朝食をどうしようかと考えつつ、松本駅のコインロッカーで荷物を預けに行く途中、モーニング蕎麦セットを発見。しかし雨どころか快晴で暑いくらいでした。

まだ松本らしい食事をしていなかったですが、ようやくここで温かい月見そばとおやきのセットを食べました。

晴れているので旧開智学校まで歩いていくことにしましたが、やはり暑い。Tシャツ一枚で充分でした。大阪に比べると寒いかも知れないと思って長袖Tシャツとか持ってきたんですが出番なさそう。

旧開智学校は明治初期にかなりの費用をかけて建てられたもので、教育に力を入れているという松本市にとっては重要な存在なのでしょう。展示物も結構多かったですが、板張りの床と漆喰の壁の建物って涼しいですよね。そっちの方がありがたかったり。

たまたま学芸員の方がガイド的にどこかの団体さんを連れて館内を解説しながら回っていたのでちょくちょく聴きながら見物できました。タイミング良かった。

旧開智学校の少し南にある松本城の天守閣は30分待ちの状態だったので入りませんでした。昨日の松本戦で入場時に渡された無料券を使っているガンバサポがいっぱいいたのでしょうか。

松本城から松本駅まで歩いてみることにしましたが、歩いてる途中から疲れもあって眠くなりガストやマクドナルドに入る誘惑にかられたがなんとか踏みとどまって松本駅に到着。駅ビル内のお店で山賊焼きとろろ定食を完食。結構ボリュームあったのでこの時点でまた満腹での眠気が出てきます。

それはともかく、いざ、長野Uスタジアムへ。松本駅からは普通電車に乗ります。ホームで待っていると風が強いですが、暑さを和らげてくれて心地いい風でした。
出発の10分以上前に入線したきた2両編成の列車に乗り込みます。車内はエアコンが効いていて涼しい。サッカー部の高校生らしき若い子達も乗ってきました。

途中、姨捨駅では人生初のスイッチバックも体験できました。多分初だと思うけれどひょっとしたら昔あったかなあ。松本ー長野間はこれまで特急や急行で通ったことはあるけれど普通電車はなかったはず。

さて、篠ノ井駅で降りてみると駅のロータリーにシャトルバスが既に停車していました。こちらは無料ではなく200円必要でしかも路線バスタイプの車両でした。この辺は松本との違いがありますが、これくらいの方が変に気にしないで済みますね。

長野Uスタジアムのある運動公園内でも風があり気持ちいいですね。長野も松本もスタジアムが大きな公園の中にあり、試合前には芝生や木々の間でゆっくりできそうです。

暑いので普段は食べない、ふわっふわデラックスかき氷ぶどうを買ったのですが、アウェイ側スタンドに持っていく途中、長野サポの人に
「うわ、すごい、あのかき氷」
と言われました。いや、そんなん言われても、おたくらのスタグルやろうと。

それはともかくスタジアムに入るとまだ新しくてきれいですね。吹田スタの少し前の完成ですから。アウェイ側スタンドは南側なので直射日光がなく、屋根もあり、コンコースが風の通り道になっているので涼しかったです。かき氷食べ終わる前にすっかり汗が引くくらいでした。

さて、この長野戦の個人的なお目当てとしては、長野にいる明神智和。ガンバサポにとって特別な思いのある選手でもあります。しかし残念ながらスタメンはおろかベンチにも入りませんでした。

後はU23で何年も頑張っていた妹尾ですね。今日は控えです。後は堂安のお兄さんでしょうか。

ガンバU23は高宇洋がトップから入って来ました。スタメン平均年齢も全員の平均年齢も20歳を切っていますが、最近はずっとですね。

試合前の長野サポーター代表としての男の子による、世界一平和な煽りマイクパフォーマンスにほっこりさせられながら試合開始。

内容としてはほぼガンバU23の思い通りのサッカーが出来ていました。ボールキープ、縦への展開、コンパクトな守備が実現出来ていて、そんな中、相手のミスを突いてクロスからオウンゴールで先制します。

しかし、その後にあった相手DFのハンドによるPKは高木が外すと長野ペースになっていき、ボランチに入っている芝本が最終ラインでクリアするシーンが多くなります。ということは中盤が最終ラインに押し込まれているということで厳しいかなと思っていたら左からのクロスを頭で合わされ失点。これで1−1です。前半ラスト10分はガンバ大阪U23にとって苦しい展開でした。

後半もガンバ大阪U23がボールを保持して攻めてはいるが、クロスに高木しか飛び込まないなどアタッキングサードでの厚みがない攻撃が続き、一方で長野のチャンスも増えていき、次第にオープンな展開になりつつありましたが、選手交代していくと最前線の高木に良い縦パスが入り始め、ついに高木が見事なターンから確実に決めて名誉挽回の勝ち越しゴールを奪います。

PKは誰でもいつでも決められるものではありませんが、そこで最終的には決勝点を決めてしまうのはまさにエースFWです。もう少しトップでも見たいところですが、トップのFWも詰まっているんですよねえ・・・。ウィジョ・アデミウソン・食野・千真、そして復帰の宇佐美とこの中から毎試合2〜4人しか出られませんから、よっぽどのプレーを見せないと高木のトップでの出番はなかなか巡ってこないですよね。

結局、長野1−2ガンバU23のまま試合終了。連日観戦での勝利は格別のものがありますね。しかもアウェイゲームですし。

アウェイ側スタンド出たところにこんなのがありました。


あと、すれ違う長野サポ何人にもお気を付けて、とかお疲れさまとか言われました。多分、ホスピタリティの概念が都会とは異なるでしょう。「おもてなし」とか「ホスピタリティ」とかあえてわざわざ話題にしなくても身体に染みついているのかも知れませんね。サッカーとは異なるとはいえ、大阪で開催されたG20サミットではどうだったんでしょうか。

帰りのシャトルバスに乗って篠ノ井駅に行き、そこから再び普通電車で長野駅へ。
ホテルも長野駅前だったので20時過ぎには投宿できました。

翌朝もまたダラダラしながら外を見ると、曇りながらも降る気配はありません。

20年くらい前に行ったことがありますが、せっかくなので善光寺まではバスで行ってみます。平日の午前中だからか、それほど混雑はしていません。ガンバユニ着てる人はやはりいますが。

一通り見た後は歩いて長野駅に戻ります。ホテルで朝食をがっつり食べたため、なかなかお腹が減らないので参道途中での美味しそうなお店なども全部スルー。
結局、長野駅前の蕎麦屋さんにておろしそばミニ天丼セットを食べました。

お腹も再びチャージされて、お土産も買って、いざ、初めて乗る北陸新幹線にて金沢へ。自由席なので時間を気にする必要はなく、平日昼間で長野ー金沢間なら混むこともないだろうと予測してプラットフォームに着くと自由席の辺りには誰一人いません。これはガラガラの気楽な乗車体験になりそう。

12時54分長野発のはくたか561号に乗り込むとガラガラとまではいえませんが、前後左右に誰もいない席を見つけてシートのリクライニングを思い通り倒すことが出来るくらいの空き具合でした。

途中の新高岡駅で発車直後に一時的な停電で急停止に見舞われるも数分後に再出発。この旅はすんなり移動出来ないなあ。

金沢駅には結局7分遅れて到着し、この旅4回目のコインロッカー利用で身軽になって、とりあえず兼六園に。多分人生で3度目の兼六園ですが、こういうところは何度来てもいい名所ですね。本当は金沢21世紀美術館に行きたかったのですが、今日はお休みだったのでツエーゲン金沢がJ1に上がってきたときに行くことにします(ガンバが降格しても対戦できるということはここでは考えないことにします)。

兼六園から金沢城跡を通って金沢駅まで歩いて戻り、お刺身定食を食べてから17時31分発の特急サンダーバード40号に乗ることにしました。ホームで並んでいる人もいるので自由席混んでたらいやだなと思ってたら、金沢駅が始発だったのであっさり窓側にゆったり座れました。さらに、車掌さんによると、停車駅が最も少ないサンダーバードだそうです。

進行方向向かって左側、東側の窓側の席に座り車窓をみていると、建設中の北陸新幹線金沢以西の高架がこちらに寄せては引いて、時には跨いで交差してといった感じで何度も出てきました。実際は新幹線の路線の方が直線的なはずですから、自分が乗っている北陸本線の方が蛇行しているわけですが。

サンダーバードは無事新大阪につき、ようやく2泊3日の旅が終わりました。

今回の試合の感想としては既に書いていますが、旅行の感想としては初日のトラブルによる出費と疲労があった一方で、心配だった雨に遭うことはほぼ無く、松本市美術館に向かう途中の風雨と、アルウィンでの試合中の小雨くらいだったのは助かりました。その後も曇り空ながら傘は不要な行程が続き、最後のサンダーバードで金沢駅を出ると猛烈な西日に照らされたほど晴れていて、ニュースでの見かける豪雨への警戒がなかなか実感できないほどの天候でした。


2試合ともに専スタでの観戦でした。やはり見やすくていいですね。また来てみたいです。今回のようにトップチームとU23の試合が連日ある日程というのはなかなか巡ってこないかも知れませんが。

ちなみに、同一都道府県内に、Jリーグ開催できる専スタが複数あるのは、
千葉県(日立台・フクアリ)
埼玉県(さいスタ・NACK5)
長野県(アルウィン・長野U)
静岡県(日本平・ヤマハ・藤枝)
大阪府(パナスタ・キンチョウ)
福岡県(ミクスタ・レベルファイブ)
ですかね?
鳥取の野人スタを含めれば鳥取県もですが。

近くで試合を見られるというのはいいものです。近さはそれだけで興奮の材料になります。それはサッカーに限らずライブ・コンサートや演劇などでも同じだと思います。

さて、ガンバの次の試合は天皇杯2回戦カマタマーレ讃岐戦です。昨年は関西学院大学相手に本来のスタメン布陣で臨んだものの、延長の末敗れましたが、今年はそんなことが無いようにしてほし、いや、しなければなりません。

リーグ戦ではここ6試合を3勝3分と好調ですが、ルヴァン杯の長崎戦では2戦目のホームで負けて、初戦のアドバンテージでの勝ち上がりになってしまいました。これを良い戒めとして、讃岐戦に生かしてほしいです。出場メンバーはすごく読みづらいですが、

     食野 高木
   福田     高江
     今野 高
ジェソク 青山 菅沼 米倉
       林

と予想。讃岐のメンバーに先月のJ3での対戦に出てた選手がいれば、高木と林にとってはやりやすいはず。活躍に期待します。

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