【開催レポート】3rd 紹介型読書会 (Promotion Edit)
ハロヲタ(Hello! Projectを推す人の総称)さんだけが集う読書会「ハロヲタ読書会。’23」のサード読書会が開催されました。この記事では、その開催レポートをPromotion Editでお送りします。
初の紹介型読書会
今回はハロヲタ読書会。初の紹介型読書会。事前の開催案内では、ご紹介いただく本の内容、ジャンルなど「本」であれば何でも結構です、とお伝えしていました。小説、ノンフィクション、句集・歌集、マンガ、写真集、雑誌、文庫、単行本、電子書籍など制限なし。ハロプロに無関係な本でも構いません。
これまで色々な紹介型読書会に参加してきましたが、ハロヲタさん限定の読書会で、どのような本が紹介されるのか？ワクテカ Take a chanceな気持ちで読書会が始まりました。
読書会前半戦
読書会前半は、紹介型読書会。
ご参加のハロヲタさんには事前に下記のお願いをしていました。
・ おすすめの本を他のハロヲタさんにご紹介ください。
・ ハロプロ関連の本でも、ハロプロに関係ない本でも結構です。
・ 本のジャンルも、小説、ノンフィクション、句集・歌集、マンガ、写真集、雑誌など何でも結構です。
・ お一人あたりの持ち時間を10～15分(参加人数により増減します)として、その時間内でご紹介と意見交換まで行います。
・ 時間内であれば、何冊ご紹介いただいても結構です。
こんな本が紹介されました
ハロヲタさんたちから紹介された本は以下の9冊でした。
１．池井戸潤『アルルカンと道化師』(2020年、講談社)
半沢直樹シリーズ第5作。内容はハロプロに関係が無いそうです。ハロヲタを始めるとTVから遠ざかる。半沢直樹シリーズはTVに戻してくれたのだそうです。
２．ココナッツ娘。、松岡昌幸『楽しいハワイ留学』(2002年、アップフロントブックス)
20年間積ん読だった本を今回の読書会のために読んでくださったそうです。観光ガイドではなく、留学ガイド。ハワイの学校制度、留学費用など丁寧に記載され、しっかりした作りの本とのことでした。
３．金田一蓮十郎『〆切はおとといです』(2017年、スクウェア・エニックス)
『ライアー×ライアー』などの人気作品を描く漫画家・金田一蓮十郎先生。ガチのハロヲタさんなのだそうです。本作はハロヲタとしての日常を描いた作品とのこと。読書会会場の最寄り駅・南森町の話題も出てくるようです。
４．水野十子『遥かなる時空の中で６(全7巻)』(2015～2019年、講談社)
つばきファクトリーの同名舞台の原作漫画。元々は乙女ゲームの本作。乙女ゲーム主人公は受け身の女の子が多い中、本作のヒロイン・高塚梓が積極的なところが本作の魅力なのだそうです。
５．『ハロ通 PHOTOBOOK 3』(2022年、オデッセー出版)
「週刊ファミ通」連載の「MONTHLYハロ通」に登場したハロプロ・メンバーのグラビアをまとめた写真集。水着を中心とした通常のハロプロ写真集とはテイストが大きく違うそうです。くら寿司好きを公表している金澤朋子さんは、くら寿司で撮影した写真を掲載するなど、ヲタ心をくすぐる内容となっているそうです。
６．『小野瑞歩ファースト写真集MIZUH◎』(2020年、オデッセー出版)
つばきファクトリー小野瑞歩さんの写真集。『ハロ通』とは対照的に、水着を中心とした「ザ・ハロプロの写真集」だそうです。
７．つんく♂『ALL THE SONGS ABOUT つんく♂』(2023年、CDジャーナル)
タイトル通り、シャ乱Q時代からのつんく♂さんの全作品レヴュー。圧倒的な情報量で、紹介者も未だ読了できていないとのこと。弟子っ娘。座談会や西口社長との対談も面白そうですね。
８．デカダンス川崎『諦念と期待』(2023年、ダニー・プレス)
趣味で同人活動をしていた女性が雑誌記者に転職するまでの8か月間の日記。著者はハロヲタさんのようで、転職活動歴、実家への帰省、食べた物、読んだ本などプライバシーを曝け出したかのような記述の合間に「ハロ！ステ」とか「パンダさん」といったワードが挟まれます。読者ターゲットは非ハロヲタさんのようで、ハロプロ関連用語には、脚注が付けられているのが面白いです。
９．俵万智，笹公人，吉田尚記編『アイドル歌会公式歌集1』(2022年、講談社)
アイドルが短歌を詠むイベント「アイドル歌会」が2021年から開催されているようです。本書はそのイベントをまとめたもの。14名のアイドルが詠んだ約150首の短歌に、歌人による解説が付されて、短歌初心者にも読みやすい構成です。ハロプロ関連では、巫まろさん、吉川友さんが参加されています。ファンへの感謝を詠むアイドルもいれば、自虐や不満を詠む人も。
読書会も後半戦 ～ 極私的ハロプロ重大ニュース
読書会後半戦は、恒例のテーマトーク。今回は年末の開催でしたので、ご参加の皆さんに「極私的ハロプロ重大ニュース」を披露いただきました。
結果はこちら。
ハロプロ25周年、コール解禁、各種コラボ、卒業・加入など話題に事欠かなかった2023年でしたが、バラエティに富んだ極私的ニュースを披露いただけました。
「楽しい時間は…」、「えーーっ！」
楽しい時間はあっという間に過ぎ、お約束のエーイングを受けながら、読書会は終了。
そしてアンコールにお応えして、懇親会。
川村文乃さんから手渡しでいただいた高知ゆずをあしらったカツオのたたきをおつまみにご用意しました。
最後に、「ハロヲタ最高」コールを三唱して、3rd読書会は幕を閉じました。ハロヲタさんだけが集まる紹介型読書会も盛り上がりますね。
ご参加、ご支援いただきました皆様、ありがとうございました。
今後の予定
4th読書会は、1月27日(土)に決定しました。
課題本は、宇佐見りん『推し、燃ゆ』(2023年、河出文庫)。
事前に読了いただいて、当日は感想を話し合います。文庫本でも単行本でもどちらをお読みいただいても結構です。
お申込・詳細はこちら。
これまでの開催レポート
100分deハロプロ 2023年10月28日 (Promotion Edit)
https://note.com/hpdokushokai/n/nc84f1a07a664
セカンド読書会 児玉雨子『##NAME##』 2023年9月2日 (Promotion Edit)
https://note.com/hpdokushokai/n/n6cb36e2ff7b6
ファースト読書会 朝井リョウ『武道館』 2023年7月15日 (Promotion Edit)
https://note.com/hpdokushokai/n/n8dde91d9a91b
以上
文責 いい乃
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