テイナ

2019年夏のほおずき市で買ったほおずき。種を落として芽を出した生命力の強さに励まされ…

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2019年夏のほおずき市で買ったほおずき。種を落として芽を出した生命力の強さに励まされて観察日記を始めます。アイコンはほおずきとスターチスと、豊島美術館で購入したsghrのフラワーベース。紙の日記に慣れているせいで、この日記は1日のなかで何度か編集されることがあります。

最近の記事

カライトソウの花芽?

カライトソウの葉のまんなかに、丸い?ふくらみが。もしかして、花芽でしょうか。花の色も形もきちんと覚える前に苗を買い、植え育てているものだから、どのように咲くのか知らないのです。 気まぐれに、googleで調べてみようかなという気になるのですが、「いや、とっておこうかな」とおいておきます。 *** みなさんのなかに、読んだ瞬間に、涙が出てくる言葉はありますか?いつみても響く言葉をメモします。 "みえてはいるが誰れもみていないものをみえるようにするのが、詩だ" 詩人、長

    • ほんのりピンク色がついたムラサキシキブ

      一部だけだけれど、花弁がほんのりピンク色になりました。 *** 担当している案件のなかに、テキストを書くような仕事があります。認めないようにしていたけれど、どうやらやっぱり、わたしはテキストを書くのが苦手らしい。書くことから逃げたくて逃げたくてついついネットサーフィンに向いてしまう。好きな漫画や本を読んだり、スマホをとってしまう。 最近ひとつ大きなテキストをかきあげました。大きなとはいっても、本命のテキストはまだほんの触りしか手を付けられていない。ひとつめの方に力を注い

      • カンムリキンバイ|写真を撮ること

        昨日カンムリキンバイを一輪生けてみたら、部屋が一気に明るくなりました。鉢の花を切って生けるときは、緊張がありますね。 いままで鋏は、普通の紙などを切る鋏を使っていました。でも、花を切る機会を得るようになって、用途が異なれば鋏にも草木にもよくないだろうと考えて、燕三条の植木鋏を購入してみました。外山刃物さんの四代目秀久です。(写真がもう美しい……)https://www.toyamahamono.com/ 毎日の水切りでは、気持ちいいくらいの切れ味を発揮してくれていて、花も

        • カンムリキンバイ|衣替え

          昨日のカンムリキンバイ↑と、今日のカンムリキンバイ↓です。見事に花を咲かせました。鮮やかな色が、まさに「夏」を運んできてくれています。眩しいです。 昨夜は風雨が強い日でしたね。みなさんのところは大丈夫でしたか?以前風の強い日にホタルブクロが折れてしまった経験を思い出し、昨夜は鉢植えたちをせっせと壁側に寄せました。おかげで今回被害はなく、むしろ今朝ではカラッと晴れた陽を浴びて、いぜんよりもたくましく葉を広げていたように思います。一晩でこんなに育つのかと言うほど。この生命力には

        カライトソウの花芽?

          カライトソウ

          もしゃもしゃした頭がでてきました。 カンムリキンバイも黄色に。 ムラサキシキブ には、てんとう虫がくっついていました。 てんとう虫は害虫という話も聞きましたが、どうなのでしょう?いっぽうで、アブラムシを食べる良い虫という話も。山紫陽花にアブラムシがついていたので、それを食べにきたのかなと思って見ています。しかし、てんとう虫まじまじと見たのなんてひさしぶりです。🐞 最近はテキストを2本書くために読書もアウトプットもそれにつきっきり。一度集中してしまうと寝てる間も頭から離

          カライトソウ

          ムラサキシキブ|「今」と「季節」

          今朝は雨でした。奄美や沖縄に続き、九州南部や四国も梅雨入りしましたが、本州も今週、来週には梅雨入りとなりそうでしょうか。関東の平年の梅雨入りは6月8日ごろだそうですが、今年もそのくらいだと言われているようです。 今朝見たら、写真のムラサキシキブに蕾がついていました。小さな花を咲かせると聞いていましたが、見落としてしまいそうなくらい小さな蕾ですね。ムラサキシキブは去年の秋(写真の情報を見たら9月22日)にうちにきていたので、6月の姿は初めて見ることになります。だいたい梅雨とい

          ムラサキシキブ|「今」と「季節」

          ヒオウギアヤメ|季節を連れてくる花

          5/30日のアヤメ(トップ画)と今日のアヤメ(テキスト下)です。たったいま(5/31、23時30分近く)見に行ってみたところ、昨日開花したアヤメはしぼんでいました。花の移ろう速度はゆっくりのようで、とても早いのです。明日にはまた、2つほど咲きそうかと思うような大きな蕾がありました。 カンムリキンバイも蕾が大きくなっている。 もう明日には6月。月曜日がはじまります。精神的にも肉体的にもぐずぐずとしている私をいっきに引っ張ってくれるような花たち。思い返さずとも、このnoteだ

          ヒオウギアヤメ|季節を連れてくる花

          ヒオウギアヤメ|読んでいるあいだ、見ているあいだ、歩いているあいだに思い出すあれこれについて

          ヒオウギアヤメの花芽の先に、紫色が見え始めました。開くのが待ち遠しいです。毎朝、花に水をあげてぼんやりする時間が楽しみになってきました。花を見ていると、その間にいろんなことを考え始めたり、思い出したりするようになりました。この時間は、私が本を読んでいたり、アートを見ていたり、旅をしていたりする時間に似ているなと感じます。 「思い出す」というのは偶然と必然が絡み合った不思議な出来事だと思います。脈略のないものが頭の中に「ぽん」と浮かぶ。学生時代のこと、友達のこと、忘れていた会

          ヒオウギアヤメ|読んでいるあいだ、見ているあいだ、歩いているあいだに思い出すあれこれについて

          ヒオウギアヤメ|知ってるけど初めて出会うというようなとき

          本当に、私は何も知らない!葉が生い茂る様子を見ていて、「今年は葉を伸ばすだけで花をつけるのは来年からなのかな」と思っていました。数日前のヒオウギアヤメからは、葉しか見つけることは出来ず… そこからトップ写真の花芽です! 花芽が出てみれば、それはもう「茎」としか言えない丸い茎をもっています。そのまわりの薄くて長い、まさに「アヤメ」という葉たちとは全然違いますね。こうしてみると違うのに、それでも、今まで見つけられなかった……。 *** 内藤礼さんの『内藤礼〈母型〉 』とい

          ヒオウギアヤメ|知ってるけど初めて出会うというようなとき

          カンムリキンバイの花芽

          苗を植えて1年目。葉が伸びるばかりで花茎が伸びてくる様子がなく、今年は咲かないのかもしれない、と思っていたカンムリキンバイ(葉をかきわけて、さがしてみても葉をつける茎しかないのです)。まったく私の見当違い。カンムリキンバイは、葉の中から花茎を伸ばすのですね!葉を伸ばす茎と花をつける茎は別なのだと思っていた私には、驚きと嬉しさでした。今年の夏には花を咲かせてくれるかもしれません。 先日、風で折れてしまったホタルブクロは、一瞬元気を取り戻したものの、やはり徐々にしおれてぐったり

          カンムリキンバイの花芽

          山紫陽花|花と結ぶ、夢と奇跡を叶えるちいさな契約関係

          以前日記で、初めて鉢で育てていた花を切って生けたときのことを書きました。そのとき私は、紫陽花を生けることを考えていない、と書いています。けれど今朝布団の中で目が覚めて、「紫陽花を生けたい」と思いました。先日生けたクチナシは、寿命が来ていました。 寝ているのが好きで、本当に、いつまでも寝ていられるのなら寝ていたいと思う(仕事をしたくないから寝ているのか、寝るのが好きだから寝ているのか、多分両方ですね)。それくらい私は寝ることが好きなのですが、今朝「紫陽花を生けたい」と思ったら

          山紫陽花|花と結ぶ、夢と奇跡を叶えるちいさな契約関係

          ほおずきの花がすぐに萎れてしまいます

          いちばん手前の黄色くなってしまっている花、見えますか…?先日まで小さな白い花を咲かせていたのですが、だんだんしぼんで色が変わってきてしまいました。じつはこれで3つ目。花を咲かせても、すぐにしぼんでしまって、ぽろっと取れてしまう…。昨年実をつけたほおずき市のほおずき、あまりよく考えずに鉢を変え、株分けをしたりとさわってしまったのが、良くなかったのかもしれません、、

          ほおずきの花がすぐに萎れてしまいます

          ひらくクチナシ

          昨日、一輪だけ咲いていたクチナシの花を切って切り花にしました。いやに緊張したのですが、今日見に行ったら新しく一輪咲いていて、安心したような気持ちになりました。奥にはもう開きそうなつぼみも見えます。 夕方戻ってみたら、朝のつぼみ、こちらも緩く開いていました。クチナシってこんな速度で花開いていくのですね。この白さは何度見ても本当にきれい。

          ひらくクチナシ

          クチナシ|回復してきた街の機能と生け花に躊躇した話

          今日スーパーに買い出しに出たら人の出はもうすっかり戻ったような賑わいでした。今月中には非常事態宣言も解除されるだろうし、緩やかに街の機能も回復してきたようです。一番そう感じたのは、再開していた花屋さんを見かけたときでした。非常事態宣言が出るまえから早々に閉じていた花屋さんが時間短縮で再開されたのでした。植木鉢で苗を育てる前まで、わたしはよく切花を買ってきて花瓶に挿していたので、せっかくだから久しぶりに切花を買って帰ろうかなと寄ってみて、結局は切花ではなく、店先に並んでいたクチ

          クチナシ|回復してきた街の機能と生け花に躊躇した話

          雨上がりのカライトソウ|ダブル・コンティンジェンシーとその経路をたどること

          昨夜は雨。なんなら今朝も降っていたけれど、見てください。朝起きたらカライトソウの新芽の部分、まだ開ききっていない葉のぎざぎざ部分の先端に水滴が乗っていました。きれいですね。零れ落ちそうと見ていたらそのとおり、風が吹いていくつか流れ落ちていきました。開ききっていない新芽に、いまだけに見られるものなのかもしれません。調べてみると、「溢液現象(いつえきげんしょう)」というようですね。 水滴を見ていると、液体力学の美しい形を思い出します。 gif動画:wired|ミルトン・ヴァン

          雨上がりのカライトソウ|ダブル・コンティンジェンシーとその経路をたどること

          根本から折れてしまったホタルブクロ|ネットの日記の「公開」という区切り

          昨夜「昨夜の強い風で」という記事を投稿しました。強風で根本からぽっきり折れてしまったホタルブクロ。朝起きてドキドキしながら見に行くと、しおれていた茎が(力ない様子ではあるけれど)上をむこうとしていました…!記事のトップフォトがその様子です。 (あまりに植物について初心者なので、茎のことをなんと呼んだらら良いのか少し悩みました。茎は茎かもしれないけれど、伸びている上の部分まで同じ「茎」なの?など…「茎」はどこまでいっても「茎」のようです。こちらのサイトさんに部分の名称が紹介さ

          根本から折れてしまったホタルブクロ|ネットの日記の「公開」という区切り