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ヒオウギアヤメ|季節を連れてくる花

5/30日のアヤメ(トップ画)と今日のアヤメ(テキスト下)です。たったいま(5/31、23時30分近く)見に行ってみたところ、昨日開花したアヤメはしぼんでいました。花の移ろう速度はゆっくりのようで、とても早いのです。明日にはまた、2つほど咲きそうかと思うような大きな蕾がありました。

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カンムリキンバイも蕾が大きくなっている。

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もう明日には6月。月曜日がはじまります。精神的にも肉体的にもぐずぐずとしている私をいっきに引っ張ってくれるような花たち。思い返さずとも、このnoteだって花たちのおかげで前に進めているようなもの。

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今日はDesign Scramble 2020さんの企画で、嶌村吉祥丸さんの「photosynthesis」と脇田あすか「still life」のポスターを駆け込みで購入しました。どちらも偶然かどうか……花を扱う作品でした。

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忘れたくない言葉として、米田知子さんの写真集、『After the Thaw 雪解けのあとに』、四方田犬彦さんの解説をメモします。

「ない」という言葉の過去形はなんだろうか。「なかった」ではない。「ない」の過去形は「あった」という言葉である(わたしはそれを、高橋睦郎の詩から教えられた)。 *** 詩のなかでは「かつてあった」とは、「今はない」を言明することと同義である。写真はその逆に、「今はない」を提示することで、「かつてあった」ことをわれわれに告げ知らせる。

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