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#挑戦

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「3割で生きる」をモットーに日常で起こった他愛もないことをつらつら綴っています。
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「思ったより大したことなかった」

「今日時間ある?」と妹に言われた。 仲はいいけど、最近はあまり一緒にご飯に行くことも無くなっていたので「空いてるよ!」と応えた。 「こんなムカつく奴がいる!」とか、「こんなことは絶対におかしい!」と何度も口で訴えていた。恨み、妬み、嫉み色々溜まっているようだった。 でも、原因はすぐに分かった。 人は人にしたことはすぐに忘れるが、人にされたことをいつまでも覚えていて不幸だと思い込む。 ここで終わってしまうからいつまでも心の中にわだかまりが残る。 ストレスを溜めてきた

「食感にこだわってると思うんですよ」

どうも、ケアリングコーチのほうせいです。 今日は会社がお休みだったので、コーチ仲間の地元十条で朝からラーメンを食べてきた。 シンプルイズベストが1番! 余計な飾りは一切なしでネギのみ。ラーメンはあっさりなのに後に引く味で、モチモチのうどん並みの太麺がクセになる。最後まで飲み干せる一杯だった。 炊き込みご飯は米の量よりイカの量の方が多いんじゃないか?というくらいに歯応えがゴリゴリの天日干しした如何ふんだんに入って100円?あとで請求書が送られてきてもおかしくない美味しさ

「チキってんじゃねーよ?」

「チキってんじゃねーよ?」 今日、一人の小学生を含めた4人でトーナメントの試合をしていた。 隣から聞こえてきたのは、煽りにも似た憤り。 「チキってんじゃねーよ?」 小学生の声だった。 その対戦相手は21歳。大学3年生。現在就活中の男子。 どうやら相手に攻撃させてミスを狙う戦型だったらしい。 すかさず大学生がカウンターを決めるように発した言葉があった。 「それが俺の卓球だ。」 僕には他の時空が歪んで見えるほど、最高の一言だと思った。 「それが俺の卓球だ、、た

「気づいたら子供が集まってくるの!」

今日は彼女とご飯を食べに行った。 待ち合わせして、西武珈琲で談笑して、行き先を決めた。 結局寿司。 というか、毎回寿司。 だいたいチェーン店調べて、行ってみるといつも混んでて、予約番号を発券して、待ってる間に散歩がてら行き着いた店に毎回落ち着く。 店員さんが少ない店なので、注文が遅くなることが多いためお客さんも少ないのだろう。でも、僕らにとっては談笑タイムが増えただけで、彼女の好きな茶碗蒸しがあればどこでもいい。 「気づいたら子供が集まってくるの!」 いつも通り

「頭を冷やしてたんだと思います…」

数日前ミーティングが白熱していた時、お客さんの対応が入ったタイミングで社長が姿を消した。 3人で会議をしていたため、もう一人の方と白熱して喋って「次はこんなことを社長に伝えよう!」とか「こういう言い方の方が伝わりますかね?」とかとにかく熱くなっていた。 社長がしばらくして帰った時。 「いざ出陣!!」 鬨の声が鳴ったかと思われた瞬間、僕はなんだか力が抜けてしまった。 ヘロヘロ〜。 社長は急にいなくなる前と後では少し雰囲気が違うというか、さっきより格段に落ち着いていて

「どうしたらモテるんだろう?」

塾と卓球場が混在する僕の会社では、普段の何気ない日常の中に様々な葛藤が転がっている。 今日も事務所でパソコンをカタカタさせていると、塾の生徒たちが上がってきて、卓球場の生徒たちとテーブルを囲み何やら楽しそうなことを話していた。 「どうしたら女の子にモテるんだろう?」 今日話題の中心は高校生の男の子だった。 周りにはいろんな世代の大人たち。塾の先生や不動産の社長。小学生からその男の子が絶賛モテたいであろう女子高生もいた。この状況でたった一つの疑問だけで全てをさらけ出して

「試合する意味がわからない」

今日は子供レッスンの時にハプニングが起きた。 レッスンに毎日顔を出してる男の子が、座り込んでいたので話を聞いてみると、「試合をやる意味がわからない」と言って悲しそうな表情。 いつもは楽しそうに試合をしていたのに最近はどうもうまく行かないらしく、その子の周りにはギャラリーができていて、みんなで慰めていたらしい。 僕はちょうどその子のレッスンをしようと話しかけるところだったので、レッスンは中断して話を聞いていた。 「試合をやる意味がわからない」 その子の最初の一言がそれ

人生は後出しジャンケンでいい

人生は後出しジャンケンでいい。 起きた現実は変えられないから、意味付けを変えてしまう。 僕は今日、行きつけの銭湯に行ってきた。 実家が引っ越したこともあり、家の近くの銭湯にはサウナがついていない。僕はサウナにハマってるので少し悲しかった。 でも、僕は東京に住んでいるのに、スカイツリーができた時に「いきたい!」とは思ったものの全くいくことはなかった。 「いつでもいける!」と思った時に、気づいたら行ってなかったなんてことはザラにある。 だからこそ、近所の銭湯にサウナが

手が届かない夢もかっこいいけど、まずは手に届く幸せを大事にしていきたい

誰かの本気を見た時に、足りないパズルのピースが急に揃った時のように、頭の中が一発で整理されることがある。 僕も「まだまだいけるぞ!」と誰かに勇気を与える存在でありたい。 そのためにできることってなんだろうか? 僕にできることは、卓球をこれまで以上に楽しむことだったり、食べるものに気をつけたり、ちょっとした筋トレだったり、たまに銭湯に行くことだったりする。 でも、それらは長生きしたいからでも、健康のためにやってるわけでもない。 僕たちは生き物である限り、この時間がいつ

今、幸せでいる挑戦

都内の卓球場で勤めているケアリングコーチのほうせいです。 あなたはどんなテーマで生きていますか? いきなりですが最近、僕はなんとしてでも”今を幸せでいる”というテーマで生きている。 少し前にコロナにかかって、家からほとんど出れないという縛り付きの休日をもらった。そもそも”何もできない”のに、これを休日と言っていいのだろうか?と思っていた。その時、ずっと考えていたことがある。 今回みたいなイレギュラーな問題(コロナのような災害)があった時に、大好きな卓球もできない、そも

心に残るものを大切に

都内の卓球場で働いているケアリングコーチのほうせいです。 最近、読んでいる本の中に、こんな言葉を見つけた。 「ロマンやプライドを追求できるのは、人間に生まれた特権だ。」 僕の大好きなローランドさんの言葉なんだけど、ローランドさんは仕事においてはストイックすぎる一面を持っているが、人生をよりよく味わおうとしてる点では、すごく共感できる部分が多い。 僕は沖縄に一人旅しに行ったことがある。 その中でも、リュックひとつで飛行機に乗った感動は忘れられない。 僕は友達から「ミ

自分を高めることで、自分を大事にする

僕は都内の卓球クラブに勤めているケアリングコーチのほうせいです。 最近、お医者さんからコロナの陽性反応という告知をいただき、10日間の自宅待機を命じられ、あまりにも暇なため日記を書いている。 最初のころはあまりの高熱と倦怠感でスマホ持てない状況だったのに、今ではすっかり元気になって(ちょっと微熱)、やることもないので楽しみとしてはご飯を食べることかNetflixで映画鑑賞をしているくらい。 最近すごく思うことがある。 「自分を高めることとは、自分を大事にするということ

中途半端は最高だった

僕は都内の卓球場で働いてるケアリングコーチのほうせいです。 人は目的がないと「私が頑張ったんだ!」という感情を得にくいため、自分を責めやすくなる。僕が漫画家を目指していた時は、まさにこんな感じで”漫画家を目指す!”とは口でいうものの、行動の伴っていない妄想オタクくんだった。 「いざ描こう!」と思ってもやる気が出ない。来週には課題テストがあるのに部屋の掃除を始めてしまう。周りから見たら永遠の5月病。夏は来ない。まるで、来たとしても「いや、冬の方が痩せやすいから」と食べたエネ

個性あふれる小学生たち

僕は東京の蓮沼にある”自称”都内最大級の卓球場に勤めている、ケアリングコーチのほうせいです。 僕の卓球場では、16500円で週4回レッスン受け放題でコーチがついてる部活動のようなコースがある。 今日はそこに来ている子供たちの話。 一回のレッスンが2時間くらいあるこのコースでは、子供たちが飽きないように(レッスンが終わった生徒は1時間で空き出す…)、とにかくたくさんのレクリエーションを用意している。 例えば、子達同士で試合をさせたり、ダブルスをさせたり、卓球台を2つにく