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読まれやすい記事はある、書く喜びは薄い

一年半でかれこれ400本の記事を書き、30万PVを頂戴しました。
少し冷めた内容ですが、お読みいただいている方、特にnoteを始めたばかりの方の参考になれば。

統計的な気づき

noteを続けること1年半くらいになった。
そんな日々の中では、書く喜びを失いそうになることも少なくない。

その理由はきっと私の中の統計的な部分にある。
つまり、大量に記事を書くと、「どんな記事が読まれやすいか?」がある程度分かるようになるということだ。

もちろんデータを詳細に記録し分析したわけではないので正確なことでは言えない。それでも、いわゆる「経験と勘」は案外当たる。

すなわち、「この記事は読まれないだろうな」と自分で思う記事は、大体読まれない。もちろん記事の質が低いというのもあるだろう。ただ、ずばり言えば「このジャンルはnoteではウケが悪い」という経験則があるのだ。 

読まれやすいテーマと書き方

失礼承知で書けば、noteという場所は「本」「デザイン」「カフェ」をテーマに狙って書けば、ある程度閲覧数を確保できる。すなわちこの言葉から連想される、「コーヒー」「パン」「旅」「ランチ」なんていうワードも人気の出るトピックだ。

さて、私が投稿しているのは、主に「日常の気づき」「地域活性」「旅」「農業」である。
その中で「農業」は相対的に閲覧数がとても少ないのが事実だ。「農業」は本、デザイン、カフェをすぐには連想ができないという問題点を抱えている。

しかも、「農業」はどうしても~の種をまきました!といったレポート(報告)になりやすい。
これもいわゆる「経験と勘」だが、noteでは単なるレポートはウケない。つまり、自分の思いや意見、考えをがっつり書いた方がいい。仮にレポートを書くにしても、書き手のそれは確実に入れるべきなのだろう。
※この意味でハウツー記事もnoteではあまり人気が出ない

なぜnoteを書くのか?

無論、「多くの人に読まれることを目的に書いてねぇよ」という人もいるだろうし、ユーザー同士の濃い繋がりがnoteの醍醐味として楽しんでいる人もいるだろう。私もやはりコメント欄でのフォロワーさんたちとの交流は、noteを続ける大きな理由である。

他方で、私にはやはり「noteを読んでくれた方に宿に来てほしい」という大目標がある。だからこそ、なるだけ広く自分の文章を読んでもらいたいという気持ちは否定できない。
また私はもとより、特にnoteを始めたばかりの人は、読んでもらえないことがnoteを続けるモチベーションの低下につながってはいないだろうか?  

読まれやすい記事と書く喜び

だからこそ、私も、ときおり戦略的に記事を書くこともある。
ただ戦略的に、いやもっといえば打算的に書いた記事は、たとえ多く読まれようとも、また多くスキをもらおうとも、嬉しさはさほど生まれない。
つまり、統計的に導かれた読まれやすいnoteでは書く喜びを感じづらいのだ。

きっとnoteには、ある程度までは、閲覧数を稼ぐ書き方がある。
結果を求めることと自分が満足すること、どちらを優先するか。ただ、おそらくどちらも正解であろう。

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中にはとんでもない読まれにくいトピックで、とんでもないスキ数を誇る面白い記事を書く方もいるわけで。
そんな人は本当に文章力のある方なんだろうなと一人思うわけであります。

というわけで本日はこれにて。
また一歩一歩、記事を書いていきます。

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