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コラム「離島で遠吠え」

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疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
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#田舎暮らし

「移動」しない旅を楽しむ ~お伊勢参りというヒント~

江戸時代のお伊勢参りでは、旅の思い出を披露する会が開かれたそうな。 そこに「移動」しない…

”編集”ばかりの世の中じゃ、地域の価値なんて生まれない

「地域の素敵なものを沢山集めて」 「誰かと誰かを繋ぐ」 最近こうした声に耳を傾けることに…

秋の柿仕事

今年の秋は初めて「梅仕事」ならぬ「柿仕事」をすることにしました。 さて、柿自体は秋になっ…

緩やかな衰退を目指して 〜SDGsに手を出すその前に〜

「開発」は「衰退」をどこまで許容できるのだろうか? 私は今、高齢化率90%近い香川の離島で…

真剣に考えた方が良いけど、深刻には考えなくてもいい ~香川の離島に暮らす私が思う…

都会の暮らしで月に5万円を貯金できている人がどれだけいるか? 移住の悩みは、お金の悩み先…

【初心者でも簡単】これから栽培にトライしたい夏野菜3選!

ついこの前、春野菜3選をお送りしたばかりなのですが、もう夏野菜について語らないといけない…

海へポーン!アサリを袋に入れるそのワケは?【瀬戸内・香川の離島小話】

島の漁師のおっちゃんに誘われ、アサリを浜にポーン。 昔は死ぬほどいたアサリ島(丸亀市・讃岐広島)だったら貝類とかも豊富なんじゃないの~? とよく言われるのですが、島に貝類は少ないのです。サザエなどもいるのはいますが、昔に比べればかなり減ったそう。 特に島のおっちゃん・おばちゃんがよく言及するのはアサリについて。 でも今は、ほんとに見当たりません。どこにいるんだろ? 護岸工事に巨橋の建設アサリを筆頭に島から貝類が減った原因としては、 の建設が挙げられます。②はいろい

器という立体のストーリーは、極めて立体的でありました【瀬戸内の離島・手島】

ペンやパソコンって、ほぼ毎日使うけど、時には手に取らない日も。 ただお皿やコップって、ど…

「農業」と「農のある暮らし」は似て非なる

農業に対する漠然とした欲求は、家庭菜園で事足りる 田舎で農業という憧れときおり移住相談を…

田舎に移住したからって空き家をリノベしなくていい

「普通の会社員27歳が地方移住。空き家をリノベしなくたって、自分のカフェを開かなくたって、…

ヘッドライト農業と島移住

ヘッドライトはいわば論より証拠なのだ 地域への馴染み方「地域にどうやって馴染んでいくんで…

読まれやすい記事はある、書く喜びは薄い

一年半でかれこれ400本の記事を書き、30万PVを頂戴しました。 少し冷めた内容ですが、お読みい…

野菜本来の味って、いつなんだろう?

野菜には本来の味を楽しめるタイミングが複数備わっている 野菜本来の味はいいよなぁ最近、秋…

地方の駅チカアパートへの移住は「移住」なのか?

先日、香川県丸亀市の離島に学生時代に縁があり、そして大学卒業を機に東京から丸亀市に居を移したという女性に出会った。 ※筆者は2020年に丸亀市の離島地域に大阪から移住 彼女は自己紹介がてらこんなことを言っていた。 「一応、私も丸亀市への移住者?なのかな」 ここからはあくまで仮定だが、もしこの方が丸亀市内(離島ではないエリア)でアパートを借りて一人暮らし、そして丸亀市内の会社で会社員をしているとしよう。しかも駅チカ。 市の状況としては、丸亀市は人口10万人の比較的行政規模