緩やかな衰退を目指して 〜SDGsに手を出すその前に〜
「開発」は「衰退」をどこまで許容できるのだろうか?
私は今、高齢化率90%近い香川の離島で暮らしている。人口150名程度のこの離島では、27歳の私が最年少だ。
昨今流行りのSDGsすなわち持続可能な開発目標という言葉のせいか、島にも都会から企業や団体がぽつぽつと集まるようになってきた。そして、多くの場合、SDGsに配慮した活動をしたいらしい。
私個人としては企業や団体が島にやってくるのは、私企業である以上彼らの自由だし、彼らがこの島の未来を活性すなわち「開発」していくの