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コラム「離島で遠吠え」

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疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
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#移住

「移動」しない旅を楽しむ ~お伊勢参りというヒント~

江戸時代のお伊勢参りでは、旅の思い出を披露する会が開かれたそうな。 そこに「移動」しない…

”編集”ばかりの世の中じゃ、地域の価値なんて生まれない

「地域の素敵なものを沢山集めて」 「誰かと誰かを繋ぐ」 最近こうした声に耳を傾けることに…

緩やかな衰退を目指して 〜SDGsに手を出すその前に〜

「開発」は「衰退」をどこまで許容できるのだろうか? 私は今、高齢化率90%近い香川の離島で…

真剣に考えた方が良いけど、深刻には考えなくてもいい ~香川の離島に暮らす私が思う…

都会の暮らしで月に5万円を貯金できている人がどれだけいるか? 移住の悩みは、お金の悩み先…

海へポーン!アサリを袋に入れるそのワケは?【瀬戸内・香川の離島小話】

島の漁師のおっちゃんに誘われ、アサリを浜にポーン。 昔は死ぬほどいたアサリ島(丸亀市・讃…

器という立体のストーリーは、極めて立体的でありました【瀬戸内の離島・手島】

ペンやパソコンって、ほぼ毎日使うけど、時には手に取らない日も。 ただお皿やコップって、ど…

「農業」と「農のある暮らし」は似て非なる

農業に対する漠然とした欲求は、家庭菜園で事足りる 田舎で農業という憧れときおり移住相談を受けると、 という話を聞く。実際、私もそう思っていた側の人間なので、その気持ちは十分に理解できる。ただ一方で、小さいなりにも田舎で農業を始めた私が常に思うのは、 農業と農のある暮らしは似て非なる ということだ。農家に「農のある暮らし」について相談しても、あまり明確な回答が得られないのは、この相違にあると私は考えている。 業とは何か?結論から言えば、その2者の違いは、 にある。

田舎に移住したからって空き家をリノベしなくていい

「普通の会社員27歳が地方移住。空き家をリノベしなくたって、自分のカフェを開かなくたって、…

ヘッドライト農業と島移住

ヘッドライトはいわば論より証拠なのだ 地域への馴染み方「地域にどうやって馴染んでいくんで…

読まれやすい記事はある、書く喜びは薄い

一年半でかれこれ400本の記事を書き、30万PVを頂戴しました。 少し冷めた内容ですが、お読みい…

野菜本来の味って、いつなんだろう?

野菜には本来の味を楽しめるタイミングが複数備わっている 野菜本来の味はいいよなぁ最近、秋…

地方の駅チカアパートへの移住は「移住」なのか?

先日、香川県丸亀市の離島に学生時代に縁があり、そして大学卒業を機に東京から丸亀市に居を移…

あれれ、流行りのビジネスモデルに逆行してる?

最近、少しそろばん(嘘、エクセルです)を叩く機会が増えてきまして、叩けば叩くほど、儲かり…

「元」まちに住む私が暮らしたい未来のまち #暮らしたい未来のまち

まちが、まちでなくなる未来はもうそこまで来ている。 ★★★ 島にもどうやら「まち」があったらしい。 「あそこにはうどん屋があってね」 「向こうに商店があって」 昔の話を聞くと、この小さな島の中にも商いの風が吹き、多数の老若男女の息が聞こえていたようだ。 ただ実際、私がこの島に移り住んできた2020年にはうどん屋も商店もなく、ふとお金が使えるのは自動販売機程度となっていた。 “みなさんの思う「暮らしたい未来のまち」の姿をとおして、「未来」にとっての「昔」にあたる「今