「元」まちに住む私が暮らしたい未来のまち #暮らしたい未来のまち
まちが、まちでなくなる未来はもうそこまで来ている。
★★★
島にもどうやら「まち」があったらしい。
「あそこにはうどん屋があってね」
「向こうに商店があって」
昔の話を聞くと、この小さな島の中にも商いの風が吹き、多数の老若男女の息が聞こえていたようだ。
ただ実際、私がこの島に移り住んできた2020年にはうどん屋も商店もなく、ふとお金が使えるのは自動販売機程度となっていた。
“みなさんの思う「暮らしたい未来のまち」の姿をとおして、「未来」にとっての「昔」にあたる「今