Hotaru.

日記代わりです。

Hotaru.

日記代わりです。

マガジン

  • 猫のはなし。

    一緒に暮らしている猫たちの話を書きます。 やまと︰6歳の女の子。きじとら ほたる︰5歳の女の子。黒猫。片目失明。

  • 読んだ本のはなし。

    読んで面白かった本の話です。 小川洋子さん、森博嗣さん、よしもとばななさん、江國香織さん、角田光代さん、レイ・ブラッドベリさん 色々読みます。色々好きです。 おすすめの本教えてもらえると喜びます。

  • 感情記録。

    これまで感じたこと、考えたことの記録です。 半分自分用。

  • 大学院と素粒子物理のはなし。

    大学院時代学んでいた素粒子物理学のおはなしです。 眠れない日に書く予定なので、更新はゆっくりです。

  • 撮った写真のはなし。

    これまで撮ってきた写真たちの話をします。 カメラはCanon EOS5D 父のお下がりです。

最近の記事

日記

最近めっきりNoteを書かなくなった。でも、自分しか読まない手帳には思いつくままに迷走している思考を全部書き出している。 仕事のToDoリスト。 もやッとしたこと。嬉しかったこと。楽しいこと。好きなこと。 二年前に妊娠したとき、将来子どもにどれだけ嬉しかったか、大切に思っているか見せてあげたいなと思って日記をつけ始めた。 結局稽留流産してしまい、ノートはそのまま日記になった。 子どもに対しての気持ちを記録していたノートに仕事の悩みやそれ以外の悩み、優しくしてもらったこと、

    • 生後二週間の子猫を拾った。二日目。

      前回の続きです。 二日目。また無理やり口に哺乳瓶を突っ込んでみると、昨日とは打って変わってよく飲むようになった。 口元が笑ってるみたいで可愛い。 しかし、昨日獣医さんで目やにをとってもらってからまた目が癒着してしまっていた。 おっかなびっくり、ぬるま湯で濡らした脱脂綿で目元の目やにをふやかしてとってあげると、大量に黄色い膿が出てきた。 全て拭き取ると小さく目が見える。 まだ目が開いていないのかと思っていたけれど、猫風邪の結膜炎のようだった。 うちの子は拾った時には手遅れ

      • 生後2週間の子猫を拾った。1日目。

        出社予定の朝。 いつも電車が混むのが嫌で、6時くらいに家をでる。 身支度をしていると、外から甲高い猫の叫び声が聞こえてきた。 発情期だから近所の雌猫がまたイジメられているのかな、助けちゃろと思い外に出ると、二羽のカラスが握り拳大の何かをつついている。 咄嗟に走り寄ると握り拳大のものを咥えて飛んでいってしまった。そのまま全力疾走で追いかけると20mくらいでポトリと落としていった。最近朝走っててよかった。 近寄ると、目も開いていない子猫の赤ちゃんが足をバタつかせている。 「大丈

        • 通勤途中、怪我をした子猫を拾ってしまった。 今は目の前のことで精一杯だけど、いつか日記にまとめたいな。

        • 生後二週間の子猫を拾った。二日目。

        • 生後2週間の子猫を拾った。1日目。

        • 通勤途中、怪我をした子猫を拾ってしまった。 今は目の前のことで精一杯だけど、いつか日記にまとめたいな。

        マガジン

        • 猫のはなし。
          7本
        • 読んだ本のはなし。
          6本
        • 感情記録。
          3本
        • 大学院と素粒子物理のはなし。
          4本
        • 撮った写真のはなし。
          3本

        記事

          生き辛い。春。

          どうにも仕事が終わらずダラダラ残業を終えて最寄り駅。 死んだ目で帰り道を歩いていると後ろから近づいてきた人に突然胸を触られてダッシュで逃げられた。 咄嗟に振り払って振り返るともう背中も見えない。 なんでこんな生きづらいんだ。春。 帰り道痴漢に遭った話を夫に話すと帰りが遅い自分も悪いと嗜められた。 男性社員はもっと長い時間残っていても何も言われないのに。 男女平等に同じ成果を。 でもこんなみっともなくて情けないこと会社の人には言えない。 明るくて素直な当たり障りのない社員

          生き辛い。春。

          女の子だからね。

          年配の男性ばかりの部署に一人だけいる若い女性だというだけで、姫というあだ名がついていた。 なんだかすごく馬鹿っぽくて俗っぽいあだ名だなあと思ってたら、言い出したのは私の仕事内容を把握しているはずの同じ部署内の人だった。 仕事内容は他の人たちと変わらない。年下の女の子だから、姫。 一時期休職していた負い目もあって言えないけれど、なんだか仕事ができない人間だとラベリングされた気がした。 こういうことがあると芋づる式に思い出す。 新卒の頃。 業務時間外に何度も誘ってくる

          女の子だからね。

          産まれて28年目の女の子。

          年の瀬も近付いてきた今日この頃。 先日妊娠検査薬を試すとうっすら陽性反応が出た。 今年の夏頃流産したので、まだ今の段階で喜んではいけないと思いつつもやっぱり嬉しい。 大好きなコーヒーやお刺身は我慢して、葉酸サプリを飲む。 道を歩いていると赤ちゃんを連れたご夫婦ばかりが目に入る。 あの子は1年くらいかな、 あの子は本当に最近産まれたんだろう。 流産の確率って、妊娠前に思っていたよりずっと高い。 20%ちょっとくらいらしい。 そんな中で、五体満足で産まれてくるのってすごい

          産まれて28年目の女の子。

          28歳。家出。

          だいぶお久しぶりの投稿です。 駅前の今日が閉店のカフェで、ぼんやりこれを書いている。 28歳。職探し中。夫と喧嘩して家出。 安っぽいドラマみたい。 喧嘩のきっかけは本当に些細なことだった。私が前から行ってみたかったバーに一緒に行って。夫は飲むと議論がしたくなる人で、私はただ二人でゆっくりしたかっただなのに議論をふっかけられて苛ついた。 それで一緒に帰りたくないって言って公園で夜が明けるのを待ってた。 夫が眠っている間に家に帰り、着替えと仕事道具を詰め込んで、猫の世

          28歳。家出。

          妊娠。稽留流産。自然排出。

          昨日、私の身体から8週目の我が子が排出された。 ※流産について生々しい描写を含みます。ご注意ください。 妊娠が分かったのは5月の中頃。 すぐに夫と母に報告した。夫は照れながらも、一緒に親になっていこうね、と話した。きてくれてありがとう、私はなんて幸せなんだろう、と思った。 母は、まだ胎嚢しか見えない4週程度のエコー写真を「可愛いなあ」と言ってくれた。「まだ早いよ」と言いながら、母の言葉が嬉しかった。 薬を飲み続けるのが不安で、たくさんあった睡眠導入剤や抗うつ剤の服用を

          妊娠。稽留流産。自然排出。

          乱読読書日記⑦ 森博嗣「集中力はいらない」

          森博嗣さんは高校生の頃から読み続けている大好きな作家さんだ。 小説はほとんど読んでいたが、新書は読んだことがなかった。 最近新書を手にとる機会が多かったので、手に取ってみたのだが、なんだか自分の浅さを身につまされたので自戒も兼ねて記録しておく。 一番面白かったのは私のような凡庸な人間の考える集中力の定義と森さんの集中力の定義は違ったということだ。 たとえば、森さんはものすごい速度を執筆される。(平均6000字/時) しかし、長期間特定のことに「集中」して何かをするのは

          乱読読書日記⑦ 森博嗣「集中力はいらない」

          仕事も体調もダメダメで定時後即寝落ちしていた。こんな時間に目が覚めて、隣で丸く寝ている猫に気付く。 喉を鳴らす音、柔らかさ、無遠慮に顔を舐める舌のざらつき。温かさ。そんなものに救われる。

          仕事も体調もダメダメで定時後即寝落ちしていた。こんな時間に目が覚めて、隣で丸く寝ている猫に気付く。 喉を鳴らす音、柔らかさ、無遠慮に顔を舐める舌のざらつき。温かさ。そんなものに救われる。

          乱読読書日記⑥岸見一郎「本をどう読むか 幸せになる読書術」

          前回の日記からかなり時間が空いてしまった。 コンビニアイスでも本の作者さんでも、一度すきになったらとことんリピートしてしまう人間です。 そんなわけでまた岸見一郎さんです。 「嫌われる勇気」が面白かったので読んでみた。 作者さんは哲学の研究者だ。哲学の研究というのは何をするのかこれまで知らなかったが、どうやらこれまでの哲学者の言葉について解釈や動向をまとめる→自分の解釈をまとめる、というような感じらしい。 つまり読書に関してはプロの方だ。 本書ではそんな作者さんのこれ

          乱読読書日記⑥岸見一郎「本をどう読むか 幸せになる読書術」

          乱読読書日記⑤原田ひ香「三千円の使いかた」

          首都圏の緊急事態宣言が解除されましたね。嬉しいことで、我慢してた旅行もしたい外食もしたいと羽目を外しすぎて、うっかり散財してしまいそうです。 今回の本は、小説7割、お金の勉強3割、といった感じ。決してお金の勉強の面が浅いという訳ではなく、それだけ小説面が面白かった、という意味で。 6編のショートストーリーから構成されており、それぞれ主人公は以下の人々だ。 ・社会人二年目の美帆。キャリアと資産形成に悩む一人暮らしの女の子。 ・美帆の祖母、琴子。資産はあるものの、今後のラ

          乱読読書日記⑤原田ひ香「三千円の使いかた」

          今日はなぜか猫達がよく甘えたがって、仕事中何度もキーボードに乗ろうとしてくる。 一応気を使っているのか端の方を踏もうとするが、端ほどescapeとかdeleteとか押されたくないキーなんですよね…。

          今日はなぜか猫達がよく甘えたがって、仕事中何度もキーボードに乗ろうとしてくる。 一応気を使っているのか端の方を踏もうとするが、端ほどescapeとかdeleteとか押されたくないキーなんですよね…。

          乱読読書日記④大谷崇「生まれてきたことが苦しいあなたに」

          今日まじで布団から出たくない、何もしたくない。そういう日って誰でもあると思うのですがどうでしょう。 私は休職中は8割そんな感じだった。 そういう人におすすめ!とは言えないし正直誰にも勧めにくいのが今回の本だ。 この本ではペシミストたちの王、と言われているらしい「シオラン」さんの思想がまとめられている。 私は無気力な人間なりに「なんとか働きたい」と思うタイプの真面目系クズなので、正直この本は読み進めるのが辛かった。 先日読んだ「嫌われる勇気」や「7つの習慣」などの自己

          乱読読書日記④大谷崇「生まれてきたことが苦しいあなたに」

          乱読読書日記③よしもとばなな「花のベッドでひるねして」

          いつからか覚えていないが、よしもとばななが好きだ。大好きだ。 好きな作家さんの中でも元気とやる気がある時にしか読めない作家さんと、どん底でしかも浮上したくない時に読む作家さんなど 作家さん毎に相談相手のような立ち位置が決まっており、よしもとばななさんはどん底で、だけどなんとか持ち直したい時に読む。 優しくて強い女友達に相談した後のように元気をもらえるから好きだ。 この本では、海辺に捨てられていた女の子が主人公だ。穏やかで優しい家族に文字通り拾われ、ささやかだが幸せな日

          乱読読書日記③よしもとばなな「花のベッドでひるねして」