星乃

何が何だか分からないまま、始めてみました。星が好きです。細々と小説投稿しています。

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マガジン

  • 星空への誘い

    短編「星空への誘い」をまとめたものです。

  • 読書記録・感想

    読んだ本について書いたものをまとめたものです

最近の記事

歩くのが遅すぎて、自分も歩いているのに周りで歩いている人がどんどん進んでいくように見えた。自分の足下だけに、立ってるだけで進んでいく機械の逆バージョンがあるんじゃないかと思った。

    • でか〜いため息をついたら電車が止まる時の音みたいだなあってなりました。ってどんなため息やねん…!

      • もうボケているのかもしれない

        ある日のこと。その日は近くのコンビニへ行くためだけに外へ出ました。徒歩十分程の所です。 コンビニ受け取りにしていたものを入れるために大きめの手提げ鞄をリュックに入れて出かけた、はずでした。 ところが、コンビニに着いて肩が異常に軽いことに気づきます。幸い、受け取り手続きは全てスマホで済ませられるため、リュックは必要なかったので事なきを得ました。受け取った段ボールは手で持つことにしました。しかし、肝心のリュックはどこにも見当たりません。 どうやって落としたのか全く見当がつかないけ

        • 読書記録「翼をください」

          原田マハさんの「翼をください」上下巻。 kindleで読んだので実際の分厚さは分からないのですが、一気に読むのではなく何ヶ月かかけて読みました。なので、内容に沿って例えるならずっと空の旅をしているようでした。 あとがきを読んだら、実際に念入りな取材や協力の元、飛行のシーンを描かれているようで。それだけに飛行機操縦や世界一周をする間の様子、全てリアルに感じられました。 印象的だったのは、エイミーのセリフ「世界は一つ」。世界大戦が起こっていた時代の、エイミーの言葉だからこそ

        歩くのが遅すぎて、自分も歩いているのに周りで歩いている人がどんどん進んでいくように見えた。自分の足下だけに、立ってるだけで進んでいく機械の逆バージョンがあるんじゃないかと思った。

        • でか〜いため息をついたら電車が止まる時の音みたいだなあってなりました。ってどんなため息やねん…!

        • もうボケているのかもしれない

        • 読書記録「翼をください」

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        • 星空への誘い
          5本
        • 読書記録・感想
          3本

        記事

          「まともじゃないのは君も一緒」を鑑賞。 普通ってなんなんだろうなぁ…。

          「まともじゃないのは君も一緒」を鑑賞。 普通ってなんなんだろうなぁ…。

          足の指に髪の毛が入った話

          数週間前、足の親指に髪の毛が入りました。 スーパーへの道中、歩いているときに足の指に何か刺さったな…という痛みがありました。しかし、まあ後でとれるぐらいだろうと軽く考え、暗かったのもあり、そのまま歩き続けました。 帰って見てみると、標本かというぐらい綺麗に皮膚の中に髪の毛が。よくある棘が縦向きに刺さった状態ではなく、横向きに良い具合にスライドして入ったようです。 私の頭の中には(これ、どうやって出せば良いんだ…?)と言う疑問が頭の中に浮かびました。棘が刺さって先の方が外

          足の指に髪の毛が入った話

          ラジオを聴く。1

          ラジオを聴いていると、耳からの情報だけでいろいろなものが得られるから好きだ。 以前は好きな女性声優さんのラジオを聞いているだけだったのだが、佐久間宣行さんのラジオを聞き始めたのをきっかけに芸人さんのラジオも聞くようになった。そういうわけで最近は多めに聞いている故、聞き逃してしまうこともある。 今回は、そんな私のラジオを聴くようになった初期の話を書こうと思う。 私が初めて聴いたラジオは、覚えている限りでは仮面ライダーWのラジオだ。劇中で飛鳥凜さん演じる園崎若菜というアイド

          ラジオを聴く。1

          桜を見に行くだけ

          少し前に桜を見に行きました。 舞い散る桜は何故あんなにも綺麗なんでしょうか……。 なんだかんだ、桜を見に行くためだけに外出するというのは初めてだったかもしれません。興味はあったのに、出不精だったので休日は家にいることがほとんどでした。 散歩をするようになってから、美しい自然をもっとこの目で見ておきたい。そんな気持ちが高まって、最近は空を見上げるだけでも感動しちゃっています。 自然の側にいると、空気がとりわけ澄んでいるように感じる。その瞬間が尊いです。 見に行った公園

          桜を見に行くだけ

          ラジオを聞いて呟くところがないのでここに。 壇蜜さんが緒方恵美さんにドキドキすると聞いてドキドキ。

          ラジオを聞いて呟くところがないのでここに。 壇蜜さんが緒方恵美さんにドキドキすると聞いてドキドキ。

          読書感想「麦本三歩の好きなもの」

          ~ほっと息抜きできるような作品~ 住野よるさんは「君の膵臓をたべたい」などが有名ですが、私はまだどれも読んだことがありませんでした。と、いうわけで今回の「麦本三歩の好きなもの」が初です。 元々気になってはいたのですが、本屋さんに行くと文庫化記念で平積みになっていたので迷わず購入しました。 一人の女性の日常を読んでいるようで比較的明るいです。とはいえ、ライトな話が多いかといえばそんなことはなく。友人の死にたい気持ちに触れた章では、主人公の三歩の向き合い方がとても良いなと思

          読書感想「麦本三歩の好きなもの」

          [短編]星空への誘い⑤

          時間の経過が分からなくなる程の時が流れて、私達はお互い同時に離れた。宇宙空間のような、ずっと時間が止まっているようなこの場所に、私達がいる理由。これからそれを知ると同時に、彼との別れも迫っているのだと薄々感じていた。 「では、行ってきます」 「お気をつけて」 ただ記憶を見るだけなのに、彼のどこか遠くへ向かう人に対してのセリフ。覚悟を決めながらも少しの不安が駆け巡る。それでも無理矢理深呼吸をすると、踏み出した瞬間、記憶が私の中に大きな波のように押し寄せてきた。 頭の中に

          [短編]星空への誘い⑤

          カクヨムで初めて書き終えた

          つぶやきと小説意外では今年初のnoteです<(_ _)> カクヨムの短編賞に応募するものを書き終えて、まだまだ文章的にどうかなという点がたくさんあるなと思いました。 そして、noteで書いていてる短編ではあまり感じなかったのに、これに関しては何だか自分の価値観が至る所にちりばめられている感じがして恥ずかしいです。 直すべきところがあるはず+蛇足が多く感じるのですが、どうしたら良いかわからない状況。応募受付期間終了までにもっと見返して直せるところは直したいです。 賞はダ

          カクヨムで初めて書き終えた

          [短編]星空への誘い④

           様々な時空の「私」の人生を巡り、いよいよ最後の七つ目の光の前に立った。今までとは違って、後ろに立つ男性はこちらを固唾を呑んで窺っている。  彼が何を考えているのかは分からない。でも、彼は私のこれまでの人生の中全てに登場した。私の魂にとって特別な人物なんだろうとなんとなく悟っていた。そして、この最後の記憶を見ることで、その答えが見つかるだろうということも彼の反応から感じた。 「最後の記憶……見てきますね」  それまで、一言も交わすことなく黙々と記憶を見ているだけだった。

          [短編]星空への誘い④

          やっとカクヨムに書いたものを載せることが出来ました! noteで書いたものとはまた違う緊張があります……。

          やっとカクヨムに書いたものを載せることが出来ました! noteで書いたものとはまた違う緊張があります……。

          2020年振り返り

          2020年は、本格的に創作をしてみようと始めた年でありました。 まず一番始めに挑戦したのが、雑誌公募ガイド内の「TOBE小説工房」です。400字詰め五枚なので比較的挑戦しやすいのですが、テーマ的に浮かばなかった月は書くことが出来ず。毎月挑戦はできなかったですが、ほぼ送ることが出来たと思います。一年挑戦したのだから、せめて選外佳作はいきたかったけれど、残念ながらダメでした。 その次が、確かBOOK SHORT AWARD。おとぎ話や昔話をもとに創作したショートストーリーとい

          2020年振り返り

          [短編]星空への誘い③

          それから、嫁いだ先で私はなんとなく上手くやっていけていた。お姑さんとも良い関係を築いて、肝心の相手とも。 最後まで見終わった私は、一息ついて数歩後ろにいた男性を振り返る。微笑みを絶やさずにいる彼を私はほんの少し疑っていた。何に対してかは分からないけれど。 何しろ彼はさっきの私の記憶の中にいたから。そんなこと一言も言っていなかったのに。記憶の中で彼は、私が婚姻した相手だった。何か知っているなら言ってくれても良いのに、何故彼は黙っていたんだろう。 私の訝しげなまなざしを察知

          [短編]星空への誘い③