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「知る」と「好き」と「世界」
私は占い師である。
占いで分かることはいろいろあるが、
「自分を好きになるお手伝いをしてる」
と思っている。
好きになる手段のひとつは、「知る」こと
普段、興味がないことでも何かのきっかけで「知る」と、興味を持ったり親近感をもったりする。
ずっと昔の話。
外国の人がそんなに居なかったころ、イメージだけで韓国の人が苦手だった。接客業をしていた頃に嫌な思いをしたことがあったからだ。
しかし、転職をした先に韓国人のお姉さんが居た。とても面倒見のいい方で、彼女と知り合えただけで私は韓国人が嫌いではなくなった。
未知で「自分とは違う世界」だと思ってた世界が、
一気に「自分の世界の一部」になった。
それだけで私は大丈夫になったのだ。
そんな風に、
知らないから好きではないということが世の中にはあると思っている。
知らないから簡単に嫌いになるということが世の中にはあると思っている。
それが自分自身のことであっても。
「知る」ことによって
知らないことを知ることで、新しい世界が広がる。
見方が変わり、捉え方が変わる。
価値観の広がりが生まれる。
どんどん自分を知り、興味を持っていくと、好きになっていたりする。
どんどん人が、世界が、好きになっていく…んだなぁ。という、これは実体験。
別に100%好きじゃなくたって、いい。
というかいきなり100%好きとか無理だろうと思う。
今より好きになると、
今より少し世界は優しくなる、という感じ。
もっと好きになると、
もっと世界は優しくなる。
その世界は、イコールあなたが見えてる世界。
あなたの世界だからね。
あなたの世界はあなたそのもの。
いかようにもなるのよ、きっとね。
知ることのひとつとしての占い
私は占いでお手伝いをする。
西洋占星術は、生まれた瞬間に埋め込まれたあなたの質を見て、あなたの一端を知る。
タロットは、あなたの潜在意識からのメッセージを拾いあげて今のあなたを知る。
すべて目線が違う。
面白い。
私はずっと世界を呪いながら生きてたんだけど。
いつの間にか、「世界は意外と優しいんだ」って、思えてた。
もっと、優しい世界になりますように。
もっと、優しい世界だと思う人が増えますように
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