桐生星斗

乗り物と豆知識が好きな零細コラムニストにして零細エッセイスト 日々いろいろなものを書き…

桐生星斗

乗り物と豆知識が好きな零細コラムニストにして零細エッセイスト 日々いろいろなものを書き連ねます

最近の記事

ライドシェアで呼べるようになったら呼びたい車

uberの日本法人であるuber japanが、日本でのライドシェア開始に先行し、デモンストレーションを行った このデモンストレーションではテスラ モデル3が使われており、実際の運用でもテスラ車は人気を博すと考えられる。 もちろん私もモデル3にも乗りたいが、もっと乗りたい車がたくさん存在する。 今回は私がライドシェアで呼びたい車を色々と語りたいと思う。 まずはテスラはテスラでも私が乗りたいのはサイバートラックである。 あの初代プレイステーションから抜け出してきたような車体

    • よいフリーライダーを許そう

      現在、Xにおいて、生成AIへのパブリックコメントの中に含まれた文言である「才能の民主化」に反論する形でフリーライダー批判が起こっている。 個人的な心情においてフリーライダーを許さないのはいいのだが、それを言いながらXを使っていることには矛盾を感じる。 なぜならXは自プラットフォームの投稿内容を学習して作った生成AIモデルであるGrokをオープンソースの形で公開しているからである。 オープンソースとはすなわち明示的にフリーライダーの存在を許すということである。 このようなプ

      • 自分専用AI時代

        Qualcommが生成AIをローカルのスマートフォン上で動かせるSoC(システムオンチップ)を発した。 このチップが搭載されたスマートフォンを手にした者は電波環境がなくとも生成AIにいつでもアクセスできるということである。 自分専用のAIを所有する時代の幕開けである。 またスマートフォンだけでなくスマートスピーカーやテレビ、ゲーム機などにもこのチップを積めば生成AIを用いた新たなサービスを提供できることは想像に難くない。 今後、個人専用AIを用いたビジネスモデルが広く普

        • 二足のわらじ、二台の自動車

          日本での本格ライドシェア事業の嚆矢となるであろうnewmoが今日、初めての事業戦略発表会を行った。 今年の秋から大阪で事業を開始し、来年中には全国へと事業拡大を行う計画であるという。 興味深いのはnewmoはタクシーとライドシェアの二足のわらじ体制で事業を行うということである。 否定的に見れば既存の業界に配慮した玉虫色の経営であるが、適材適所でモビリティを割り当てるフレキシブルなサービスを展開できると肯定的に見ることもできる。 個人的にはフレキシブル路線を活かし、自動運転

        ライドシェアで呼べるようになったら呼びたい車

          非上場15%

          スタートアップ企業等の支援のため、公募投資信託に非上場株式を組み入れることが可能となった。 しかし、組み入れられる非上場株式の比率は全体の15%であるという。個人的には少なすぎるのではないかという不満を感じる。 わが国における上場企業と非上場企業の割合は1:999ほどであるので、資産の安定性を考慮してもむしろ上場株式の組み入れ比率が15%までであるべきではないかと感じる。 しかしわが国日本では、酒精の比率が15%のものが日本酒と呼ばれているので、これはある程度仕方ないのか

          AI度70%の文章

          現在巷では、「AI作文判定くん」というアプリケーションが流行している。 この中のテキストボックスに任意の文章を入力するとChatGPTなどのAIによる生成や校正を受けた文章であるかどうかを自動的に判定してくれるというものである。 一般的に使われる使い方は、自分の文章に人間味があるのかないのかを判定するという占い的な使い方であるが、これと同種のアプリケーションを教員がレポート不正の検出に用いたり、出版社などがAI生成された作品や記事などを持ち込んでいないかを判別するのにも用

          AI度70%の文章

          元日から大地震

          2024年は「あけましておめでとう」と言っていられない滑り出しとなってしまった。 石川県を中心とする大地震が発生したのである。 この度の地震は気象庁により 「令和6年能登半島地震」と名付けられることとなった。 その後も震度5弱級の余震が続いているようである。 一刻も早い余震の収束を祈りたい。

          元日から大地震

          ライドシェア有効活用法

          近年、日本ではライドシェア解禁について議論がなされている。 私個人の考えとしては「ライドシェア、ドライバーの質を担保する制度にどう実効性を持たせるかがほぼ唯一の課題で、あとはメリットばかり」と言っていいほどにこの制度に期待をしている。 まずライドシェア制度があれば、以前に違法として廃止された軽貨物車への便乗サービスが合法的に復活できる。これを郵便自動車や宅配自動車を用いて行えば特に地方における物流インフラと交通インフラを同時に維持管理することが可能となる。 また、多様な車

          ライドシェア有効活用法

          マイクロソフトペイントのAIもやっぱりおま国

          マイクロソフトペイントについに画像生成AIが搭載されることとなった。 私は描画ソフトのセッティングを面倒くさがってマイクロソフトペイントに頼った創作をしていて、その中で表現の幅を広げることのできるこのニュースは嬉しい限りである。 しかし、この機能の初回リリース先が問題である。 その顔ぶれは「アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、カナダ、ドイツ、フランス」とある。 日本は入っていない、どころかアジア圏が丸ごと入っていない。相変わらずのおま国である。 さらにこの画像生成

          マイクロソフトペイントのAIもやっぱりおま国

          note上でのAI論争が終結することに期待する

          先日、noteがadobeの画像生成AIを使用した機能を搭載すると発表した。 これでnote上における生成AI賛成派と反対派の論争は終結を迎え、noteに平和が訪れることが期待される。 ここからは、我々AI賛成派がどれだけ価値ある記事を執筆し、また他者の執筆した価値ある記事を共有拡散できるかが問われていくことになるであろう。 今後、AIと人間が共存共栄する社会のモデルケースとしてnoteが大いに役立つことに期待していきたい。

          note上でのAI論争が終結することに期待する

          生まれよskeb diffusion

          コミッション支援サービスサイトのskebが、いま岐路に立たされている。 現状、skebは画像生成AIに慎重なクリエイターの立場を慮り、画像生成AIを用いた画像の投稿はできない仕組みになっている。さらに、創設者のなるがみ氏は「赤松diffusion」を運用するほどに画像生成AIに肯定的な政治家である赤松健先生に対し、画像生成AIに慎重な意見を公開討議で直接述べるほどの慎重派筆頭格である。 ところが不思議なことに、この人が現在、画像生成AI推進派ではなく、慎重派のほうに評判が悪い

          生まれよskeb diffusion

          マスク氏はtruthGPTに縛りをかけたか

          イーロン・マスク氏にTwitterは買収され、Twitterはエックスへと名前を変え、ツイートはエックセズへと名前を変えた。いま私を含むエックセザーたちの間ではこの話題で持ちきりである。 そしてエックスのもう一つの話題といえばエックセズを学習させて開発中と噂の対話型AI「truthGPT」である。 私はこのtruthGPTに関して、マスク氏がある縛りを施したか否かが非常に気になっている。それが、Twitterやツイートという言葉を使用しないようにする処理である。 具体的には、

          マスク氏はtruthGPTに縛りをかけたか

          私の生成AIに対しての考え

          生成AI、特にその学習過程への評価は千差万別である。拒絶する人もあれば容認する人もいる。 そして私の生成AIへのスタンスはまとめサイトへのスタンスと同じである。つまり、学習元(原作者)である私への利益還元(これは金銭類が最も望ましいがそうでなくても構わない)がきちんとあり、かつ私や第三者に敵対的に使用する(なりすまし、発言捏造、誹謗中傷等)のでなければ商用非常用を問わず自由に使って構わないということだ。 私としては全てのデータが平等に0と1の集合体に変換されるインターネッ

          私の生成AIに対しての考え

          さらばアリタリア

          イタリアの航空会社、アリタリア航空がついにその長い歴史に幕を下ろした。 アリタリア航空便名の最終便がローマに着陸したのだと言う。 このシンプルな機体デザインは航空機に映えるのはもちろん、アリタリアがスポンサーとなったラリーカーや、イタリアの空港連絡列車に施されても映える素晴らしいデザインであった。 このデザインの新しい機体との組み合わせは今後見られないと思うと非常に寂しいものがある。 さらばアリタリア。ありがとうアリタリア。

          さらばアリタリア

          四次元の可能性

          本当に近年のコンピュータ技術の進歩は目覚ましい。人類が未だ体験できない感覚である四次元空間をシミュレーションで人類に見せることができるのだから。 この映像を見ると、三次元では物理的にあり得ない動きをしていることがわかる。しかしこれが四次元では普通だというのである。 アニメなどでよく「作画崩壊」や「物理法則無視」と言われるようなことの中にも、実は四次元空間なら普通の出来事であるというようなものもあるかも知れない。 そして、四次元空間がシミュレーションできるようになってくる

          四次元の可能性

          ウーバー隊列の時代を考える

          わが国では現在、物流を担うトラックドライバーの不足が叫ばれており、様々な対応策が各所から出されている。 そのような対応策の中の有望株として、自動運転技術を用いた隊列走行がある。 鉄道ファンである私の目から見ても、これが成功した場合はその運用の柔軟性と省人性から、わが国の鉄道貨物が持つ輸送シェアの大部分がこれに置き換えられてしまうのではないかという懸念が感じられるほどである。 しかし、自動車業界に詳しい私の友人の見立てでは、隊列走行が大成功を収めてもドライバー不足の解消に

          ウーバー隊列の時代を考える