非上場15%

スタートアップ企業等の支援のため、公募投資信託に非上場株式を組み入れることが可能となった。

しかし、組み入れられる非上場株式の比率は全体の15%であるという。個人的には少なすぎるのではないかという不満を感じる。
わが国における上場企業と非上場企業の割合は1:999ほどであるので、資産の安定性を考慮してもむしろ上場株式の組み入れ比率が15%までであるべきではないかと感じる。

しかしわが国日本では、酒精の比率が15%のものが日本酒と呼ばれているので、これはある程度仕方ないのかもしれない。
将来的にはこの制限が緩和され、スピリタスのような比率90%超えの非上場投信が日本で生まれることに期待したいところである。

そして惜しむらくは非上場株式を取り扱うグリーンシート市場が2018年をもって廃止されてしまっており、非上場組み入れ投信とのシナジーが生まれないということである。
これを機にグリーンシート市場が復活してもいいのではないかと感じている。

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